

GRASSLAND
@grassland_books
小さな本屋を営んでいます
本と出会い、読み、ここで言葉をしたためています
- 2025年7月5日
- 2025年7月5日
- 2025年7月4日目をあけてごらん、離陸するから大崎清夏読み終わった読書メモ詩的な文章にとろけた。 蜃気楼のように、とろとろにとろけて、読み終わったら、夏の暑さにも関わらず、体の中に涼やかな風が通り過ぎた。 大崎さんの新刊「湖まで」も良かったけと、これもかなり素晴らしい本だった。
- 2025年7月3日人間の条件ハンナ・アレント,ハンナ・アーレント,志水速雄読書メモ買った読んでる宇野常寛さんの「庭の話」の中で出てきた引用書。 より本の内容の理解をしていくために、これは読まなければと思い、本屋で買った。こんな暑い本読めるかなとドキドキしながら手に取ったが、字も小さいし、読み終わるの時間かかりそうだ。 この本について投稿している方達は、大学時代に読んだといったコメントを寄せているが、そういう方達を本当に尊敬します。
- 2025年7月3日庭の話宇野常寛読み終わった読書メモ買った実は、「garden」の庭の話は、ほとんど出てこなくて、僕はびっくりしてしまった。 この本は、植物を育てる話かと思いきや、SNSを中心としたプラットフォームにおける相互評価ゲームの過熱について言及し、どのようにしたらそこから脱却して解放されるのか。といった内容の本だった。 人と人とがコミュニケーションを構築していくために、「庭」という公共空間を提唱しており、その理由を一つずつ提示してくれる。 内容としては、難しかったけど、自分にはない視点を得られたので、とても面白い本だった。
- 2025年7月2日
- 2025年7月1日生きがいについて柳田邦男,神谷美恵子読み終わった読書メモまた読みたいいつ読んだのか、もう思い出せない。 けれど、僕の中に深く残っている本。 久しぶりに手に取ると、頁のあちこちに付箋が貼られていた。 あの頃の僕は、この本にすがるように読んでいたと思う。 この本は、人としての道やあるべき姿について教えてくれた大切な一冊だ。
- 2025年6月21日かずをはぐくむ森田真生,西淑読み終わった読書メモまた読みたい読書会の課題図書。 森田真央さんが、子どもと過ごす中で出会った場面やつぶやきを、ていねいに拾い上げて言葉にしていて、とても参考になった。 教える、導く、というより、ともに過ごし、ともに考えることの意味をあらためて考えさせられる。 数や学びの話を超えて、自分自身を「はぐくむ」ことに触れている一冊。
- 2025年6月20日石垣りん詩集伊藤比呂美読書メモ買った戦争や社会の不条理に対して鋭い眼差しを持ちながらも、静かで深い言葉で語っており、とても感銘を受けた。 今度の戦争を題材にしたテーマの選書として、うちの店で取り扱うことに決めた。
- 1900年1月1日戦争と五人の女土門蘭読書メモこの本は、数年前に広島の尾道の書店で買った。 買った場所まではっきり思い出せる本なんて、そう多くはない。 それだけ、この作品が、自分の中に深く刻まれている証だと思う。 五人の女性による一人称の語りが、一つひとつ胸に突き刺さる。 どの語りも、遠い過去の話ではなく、今の社会や自分自身の暮らしと地続きのように感じた
- 1900年1月1日おかしな男 渥美清小林信彦読み終わった読書メモ買った松竹の月額サービスに加入して、「男はつらいよ」全50作をすべて見終えたあと、この本を読んだ。 小林信彦の語り口を通して、映画の中の渥美清と重なるように、その人物像が浮かび上がってくる。 渥美清が背負っていた辛苦、そして俳優としての職人気質を、改めて深く感じさせられた。
- 1900年1月1日
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