罪の水際

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- mikechatoran@mikechatoran2025年7月23日読み終わったデレク・ジャーマンのコテッジがあるダンジェネスが舞台であること(『デレク・ジャーマンの庭』でダンジェネスの風景が見られる。本書でもちょっとだけ言及あり)と翻訳ミステリーシンジケートの「五月度ベスト」で挙げられていたことで手に取った。アン・クリーヴス「風」ではあるけれど、本書の主人公はクリーヴスの主人公たちとは事件や関係者たちとの距離感がまったく違うと思う(クリーヴスの主人公たちは温かい眼差しを持ちながら適度な距離感を保つ。そこに余韻が宿る)。というわけで、本書の後半の展開には正直がっかり