濹東綺譚

濹東綺譚
濹東綺譚
永井荷風
岩波書店
1948年12月25日
6件の記録
  • 再読  美しい叙述 「二階にはまだ客があると見えて、カーテンに灯影が映り、下の窓はあけたままであった。表のラディオも今しがた歇やんだようなので、わたくしは縁日の植木鉢をそっと窓から中に入れて、其夜はそのまま白髯橋の方へ歩みを運んだ。後の方から浅草行の京成バスが走って来たが、わたくしは停留場のある処をよく知らないので、それを求めながら歩きつづけると、幾程もなく行先に橋の燈火のきらめくのを見た」 しかし、「わたくし」の心根は何とも気に食わない 家中は秋の西日や溝(どぶ)のふち
  • 草大福
    草大福
    @yadokari15
    2025年8月25日
  • 歩く
    歩く
    @aruku
    2025年4月18日
    何気ない日常を美しく描いてるなあ
  • すずき
    @book-suzu
    1900年1月1日
  • 松山千春の「恋」という曲の「男はいつも待たせるだけで 女はいつも待ちくたびれて」という歌詞を思い出した。あとがきにある珈琲と紅茶の話を楽しく読んだ
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