カラマーゾフの兄弟(5(エピローグ別巻))

8件の記録
- 綾鷹@ayataka2025年8月1日・人間関係と人間心理の複雑さがとても面白い小説だった ・「人って感情的に行動することがあるよね」と少しの共感できる部分もあったが、大半はあまりに極端な言動から「なぜそうなるんだ」と突っ込んでしまう、でも憎めない個性的なキャラクター達が印象に残った ・宗教的・哲学的なテーマの話が多く出てくるが、自分の知識不足で理解できないことも多く...宗教や哲学について学んで再読したいと思った ・5巻に掲載されているドストエフスキーの生涯を読むと、この小説が本人の生涯を表しているとても壮大な小説だと分かって、なお感動した
- 夏しい子@natusiiko2025年4月15日読み終わったここで終わるんだ。がまず最初の感想 3巻ぐらいから、グルーシェンカのことを可愛いなと思い始めていた私はその対局のようなカテリーナがヒステリーっぽくなるたびに、よりグルーシェンカと比べてしまった けれどこの5巻ではアリョーシャに素直に、今の彼女の気持ちを話しているところで、少し見方が変わった。 まだイワンと、しなくていいような嫉妬や言い合いしそうだけど 幸せになってほしいなとおもえた。 私はあの、どうしようもないフィヨードルが一番好きだったから (途中からグルーシェンカに変わった)早々の退場で残念だった
- RIYO BOOKS@riyo_books2022年8月6日読み終わった神の在否、罪の所在、赦しの在り方、信心と抗神、登場人物たちの性格と境遇が異なる価値観を生み出し、衝突とすれ違いを繰り返す。幸福とは何か、幸福を求める行動に罪は無いのか、幸福は犠牲の上に在るのか、幸福のために生きることは罪なのか、幸福は神より与えられるのか。