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かみかみ
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@kamikami3594
小説は文学作品やSF、その他各種新書や一般向け歴史本などを読みます📚 本拠地はBlueskyです🦋
  • 2025年4月20日
    ブレイクショットの軌跡
    前2作品とは打って変わって、現代日本が舞台の小説。一台のSUVを巡り、さながらビリヤードのブレイクショットのように連鎖反応的な歴代所有者の物語が紡がれる。作者は市井の人々の生活を描きつつ、サッカーの反則やマネーゲームなど「ズルしたり相手を出し抜いたりしてでも勝たなければ」という新自由主義を内面化した風潮、Youtuber、投資詐欺、コロナ禍、同性愛など現代日本の世相に対する問題意識を滲ませていた。表紙のカイロスの絵が物語を端的に表現している。
  • 2025年4月15日
    NEXUS 情報の人類史 下
    NEXUS 情報の人類史 下
    上巻よりも現代に触れることが増えた。AIが自らネットワークのメンバーとして振る舞い、もはやArtifical Inteligenceから人類とは相容れないAlien Inteligenceになりつつあるといったことが書かれている。AIをコントロールしつつ、恩恵を最大限にかつ害を最小限にするための枠組を国家的そして国際的に構築することが焦眉の急である。第二のスティーブ・ジョブズやイーロン・マスクになりたい人は多くても、第二のオードリー・タンになりたい人は少ないという著者の見解が鋭い。
  • 2025年4月12日
    NEXUS 情報の人類史 上
    NEXUS 情報の人類史 上
    国家や会社など大勢が協力する組織を作り出すための物語(ナラティブ・神話)と、情報を記録し伝達する文書(官僚制)の相互補完としての人類史。情報を中央集権的に集中させるか、P2P的に分散させるか、あるいは自己修正メカニズムが存在するかという情報面から見た独裁制(全体主義)と民主制の対比が興味深かった。
  • 2025年4月11日
    族長の秋
    族長の秋
    『百年の孤独』のブエンディア一家の面々以上に孤独な独裁者を描いた怪作。段落がなくて非常に読みにくい上に、 グロテスクでマジックリアリズムマシマシ。大統領はアウレリャノ・ブエンディア大佐の成れの果てという感じだった。 死からの復活と処女懐胎(?)で生まれたというイエス・キリストとの共通点、それと生娘のような滑らかな手、取り巻きや御用メディアに囲まれさぞやご満悦と思いきや満たされない空虚さを抱えた心中と極めて雑多な要素を併せ持っているのが本作の大統領だと思った。
  • 2025年3月19日
    無限病院
    無限病院
  • 2025年3月19日
    誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治
    「誤解を招いたとしたら申し訳ない」「本当のことは本人にしかわからない」「広く募ってはいたが募集はしていない」「差別するつもりはないんだけど」といった論法がコミュニケーションの存立そのものを脅かすこと、言葉は状況に応じて意味と力を変える性質を持つことを説く。言葉にはそう言った性質があるから「そんなつもりはなかった」と言っても、意図しない通りの意味に受け取られることがある。本書で挙げられている言行一致の責任や挙証責任、否認可能性の有無を考える必要があると思った。
  • 2025年3月19日
    文鳥・夢十夜
    文鳥・夢十夜
  • 2025年3月19日
    百年の孤独
    百年の孤独
  • 2025年3月19日
  • 2025年3月19日
    平等について、いま話したいこと
    平等について、いま話したいこと
  • 2025年3月19日
  • 2025年3月19日
  • 2025年3月19日
    辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿
    辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿
  • 2025年3月19日
  • 2025年3月19日
    一片冰心 谷垣禎一回顧録
    一片冰心 谷垣禎一回顧録
  • 2025年3月19日
    両京十五日 2
    両京十五日 2
  • 2025年3月19日
    両京十五日 1
    両京十五日 1
  • 2025年3月19日
    荊の城<下>
    荊の城<下>
  • 2025年3月19日
    荊の城<上>
    荊の城<上>
  • 2025年3月19日
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