世界は文学でできている~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義~

世界は文学でできている~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義~
世界は文学でできている~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義~
沼野充義
光文社
2012年1月20日
10件の記録
  • mimo
    mimo
    @mimorial
    2025年9月30日
    2. 国境も時代も飛び越えて 平野さんが出てくる直前まで読んだ。時代とともに筆からペン、ペンからキーボードへと執筆ツールが変わってきたが、「文字で表現したい!」という熱意は変わらずに在る。 この章のキーのひとつに「電子化された文学」があり、電子化されたことによって何か変わるのかという疑問がある。わたしの読書はほとんどkindleで、むしろ電子じゃないと読めないまである。紙自体にギミックがある場合を除き、よほど困ったことは起こっていない。ペンからキーボードへ変わったみたいに、「文字を読みたい!」という本質的な部分では変わりないと思うのだが。
  • mimo
    mimo
    @mimorial
    2025年9月29日
    2. 国境も時代も飛び越えて また「平野さんが出てくるまで読も〜っと」で全然出てこなくてモダモダ。この時間が苦手かも。ゲストの顔が見えない状態で、ゲストがいる場所まで車に乗せられてる時間。
  • mimo
    mimo
    @mimorial
    2025年9月27日
    1. 越境文学の冒険 『日本が全然出てこない小説を(母語が日本語ではばい人間が)日本語で書いた』これを日本文学に数えていいのか、という疑問 →「母語が日本語の人間によって日本語で書かれたもの」を日本文学、「外国語で書かれ翻訳を通すもの」についてを世界文学、外国文学とカテゴライズしていたため、「母語が日本語ではない人間に書かれた翻訳を必要としないもの」をどうするべきかわからなくなったんだろうな。 母語が日本語ではない人が、日本以外の場所の話題をあえて日本語で出力することに意義を感じるのって、どんなときだろう。
  • mimo
    mimo
    @mimorial
    2025年9月27日
    1. 越境文学の冒険 読了 最初はあんま乗り気じゃなかったんだけど、後半どんどん読めちゃったな。他国での出来事や感じたことを日本語に訳すと違和感が生まれたり、そこに生まれる差にこそアイデンティティがあるんじゃね?って話が面白かった。生まれた場所とか血筋とかじゃなくて、言語がアイデンティティを司っている話も面白い。 話の中で出てきた推薦図書も読みたくなった。そもそもこの本も、「本を薦める本」を読みたくて読み始めたので、まんまと乗せられて気持ちがいい。
  • mimo
    mimo
    @mimorial
    2025年9月26日
    kindle unlimited。 1. 越境文学の冒険 リービ英雄さんが出てくる直前まで読んだ。 「世界文学」と「日本文学」というカテゴライズへの疑問を持たないまま生きてきたので、「世界を下に見ている」あるいは「日本を下に見ている」という仮説は興味深かったな。 日本にいる人間で「日本」を知らない人間はいないだろうが、各国に細分化すると解像度に差が出てくる。なので「日本」以外を「世界」というファイルにゴチャッと入れているのだろう、というのがわたしの見解。島国だから「内と外」なのではないだろうか、というのもある。 「全集=誰かによる偏った傑作選」というツッコミもあったが、結局は発行する側が便宜上つけているもの。本質的な意味で「世界」「日本」と区別することはできないし、必要ないんだろうな。
  • もり
    もり
    @monmonpe
    2025年7月31日
    再読。頭いい知識人同士の会話を読んでいるだけで脳汁止まらん!!!以下、引用メモ。 1 越境文学の冒険 より ""この地球の上のさまざまな国で、さまざまな民族がさまざまな言語を使って、さまざまな文学を書いている。その総体としての世界文学があるということです。本来「世界文学」とはそういうものでしょう。しかし、どうも日本では(これはアメリカなどでも似たようなことがあるのですが)「世界」と「日本」という言葉の使い分けに関して、独特のものがあるようです。"" →たしかに。世界文学全集とかで括ってるけど、違和感を覚えたことがなかった。気づき。 2 国境も時代も飛び越えて より ""国によっては村上作品を翻訳する際に、いまだに性描写を少々カットすることもあるくらいです"" →小学生の時に村上春樹を読んでしまって、結構トラウマで、未だに春樹にはそういう印象があるので、ちょっと思うことはある。(ノルウェイの森の装丁が綺麗で、手にしちゃったんだよな) 3.11について後半触れていたのだけど、3.11前の世界にはもう戻れないし、私自身も3.11を体験する前の自分には戻れないのだと今更思い知るなどした。 放射能の問題を他人事だとは思えなくなったけど、未だに戦争は他人事だと思っている節があるかもしれない(幸福かつ幸運なことに、戦争を体験したことがない)。文学や映像作品の奥行というのは受け取り手の体験によって大幅に変わってくるんだよなー、そっか。 亀山さんがドストエフスキーの『罪と罰』は中学生、高校生でも楽しく読めるように工夫しましたって言ってて笑った。楽しく読めました。 読みたくなった本、メモ。 ロバートキャンベルさんの『読むことの力』、『Jブンガク』 デイヴィッドダムロッシュ『世界文学とは何か?』 沼野充義『W文学の世紀へ』 谷川俊太郎『二十億光年の孤独』(集英社文庫の英訳も載っているやつ) シンボルスカ『始まりと終わり』 ジョージフレイザーの『金枝篇』は買ってずっと放置してる。読まねば^^;
  • touno
    touno
    @to_u__no___
    2025年5月3日
  • 序文だけでも素敵な本であることが読み取れる体験だ この感覚久々でウレシ! /Kindle Unlimited
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年5月2日
  • わか
    わか
    @waka
    2025年5月2日
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