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もり
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@monpe
20代/女/会社員 備忘録。書いていることはただの感想。 小説を読むことが大好きですが、専ら人文学系の本。小説読みたい……3/6~ ラノベも漫画もよく読みます。 映画支部:https://filmarks.com/users/monmonpe
  • 2025年11月15日
    治天のまなざし、王朝美の再構築
    美術史学の吉川弘文館のシリーズの南北朝のところ。この時期の本で読んだことのない本(かつ知らない研究者だった。美術史学の先生までは把握してない 恥)で新鮮に読めた。武士のことも書いてあるけど(尊氏が絵を奉納してるとか)宮中のことの記載が多かった。南北朝の広橋家についての記載がこんなにあるのはレア。読めて良かったです。
  • 2025年11月13日
    祝福のチェスカ: 2【電子限定描き下ろし付き】 (ZERO-SUMコミックス)
    最高!重厚なファンタジーであり、濃厚な政治劇もあり、学園モノで、恋愛もあって、言語学や未知の文明文化との接触もあり……こんな綿密に練り上げられたファンタジー世界、続きが超楽しみ。絵も綺麗。登場人物の頭が良いの、いいなー。
  • 2025年11月1日
    はじめてのジェンダー論
  • 2025年10月30日
    ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)
    ドラマ最新話まで見て、これ原作読もうと決めて読んだ。ドラマはかなり原作からアレンジを加えた脚本になっているんだなーと開幕思った。ドラマ版の方が流れがスムーズで面白いけど、原作は原作でドラマにない情報があっていいね。 父と息子の物語と銘打っているのも納得。ドラマで栗須が山王に父の姿を重ねているのは察してたけど、原作だと顕著。 レースでは競馬ファンとしては読みたいところはしっかりと押さえられていて、手に汗握る!!ドラマで見たら叫んじゃいそう。 この文体はすぐ慣れたけど、あんまり読まない文体で好みが分かれるだろうなー。 (というかドラマではやっとロイヤルホープを買ったところなんだけど、大丈夫なのだろうか。これで最後まで行く?) ラストのロイヤルファミリー号の戦績を見て横転。そこまで見たいんだけど!?!?!? 日高の馬で夢を見るの、自分にとって都合のいい夢かと思った。 実際に二人で経営されていた北勝ファーム生産+あんまり見ない血統(母父キョウワアリシバ!?)から有馬記念を制したゴールドアクターが好きなんだけど、作者の人もそうなんだろうな。いつか日高の馬が凱旋門賞勝つの見たかったよ。松本さん……(メイショウサムソンも好き) 山王耕造はドラマ見てる時も思ったけど(主に服装)フサローがモデルな気がする。でもスピリットはメイショウの松本さんで、私は好き。(フサローは高い馬ガンガン買うよね) セレクタリアセール、まあセレクトセールのことなんだろうけど、セクレタリアトみたいな響きでちょっと笑う。セレクトセールって登録商標?っていうか、言えないんだね。(そりゃ北陵ファームはノーザンじゃないですからね) 全編通して読みながら宮本輝の『優駿』がチラついた。なんか似てる設定多いんだよな。 『ザ・ロイヤルファミリー』は栗須視点のああいう語り口調にすることで差別化を図っているのかもしれないね。 『優駿』読み返したいなぁ。オラシオン大好き。馬が主人公で馬が中心だから、オラシオンのこと大好きになっちゃう。 映画のシービスケットで号泣した人間だからさ、馬にフォーカスされる方が刺さるんだよね。ドラマでは人と人との繋がりや縁も大事にされているから、ドラマで泣くかは不明。 競馬ファンとして、JRA賞馬事文化賞の歴代受賞作を読んでみたいなと思った。一覧見てて、一番気になったのは『競馬の血統学』 私は馬券を買う時に血統で買うタイプだから(今までのいい馬券、全部血統で買った馬券なんだよね)
  • 2025年10月28日
    20歳の自分に教えたい地政学のきほん (SB新書)
    20歳の自分に教えたい地政学のきほん (SB新書)
    アンリミ漁ってたら目が合ったので斜め読み。若い人向けだけあって分かりやすい文章なので出勤の電車内にちょうど良かった。特に目新しいこととかはあんまり書いてなかったけど、英連邦のクイーンズバトンリレーについては初めて知った。 日本もやろうよ。(天皇リレー?)
  • 2025年10月18日
    岩をたたくウサギ
    岩をたたくウサギ
    サバンナのむかしがたり。昔話を話したのはガーナの古老で、この絵本の絵を描いているのはガーナのシリグ村の女性たち。話はだいぶダークな感じの昔話かも。(昔話ってこういうの多いよね) 絵はガーナのシリグ村の伝統的な手法で描かれていて、動物や色にはそれぞれ象徴する意味がある(黒が力だったり、ヘビが守護だったり)文様にも意味があることを知りながら読むと、また面白い。 SWOPA=Sirigu Women's Organisation for Pottery and Art シリグ村でアートを通して女性たちの自立を目指す組織、らしい。奥付の写真にあるシリグ村の風景が素敵
  • 2025年10月16日
    線は、僕を描く
  • 2025年10月12日
    明るい夜に出かけて
    何度か読んでる好きな作品。文庫版は読んだことがなくて、図書館で借りて読んだ。解説が朝井リョウさん!で何故もっと早く文庫版を借りようと思わなかったのか、悔やんだ。 そう、読み終わるのが惜しいくらいの作品よね。 佐藤多佳子先生の文庫版あとがきにはアルピーとの交流とかも書かれててほっこり。 私は何を隠そう、この本でアルピーを知った。平子さん、この間ドラマで見た。好き。
  • 2025年10月9日
    パラダイス・ロスト
    アニメの再放送で懐かしくなって好きな回が載ってる巻を引っ張り出して読んじゃった。誤算とケルベロスが一番好き。(彼らの中にも人情が少しは残っているのかも?と思える話が好き) ちなみにアニメは放送から9年経ってるらしい…… 時が経つのって早いわ
  • 2025年10月7日
    spring
    spring
    恩田陸でバレエなんて面白いに決まってる!バレエ男子の話、ちゃんと読みたいので他のことが手につかなくなる💦 単行本の方が、本に仕掛けがあって面白いかも? 楽しみ
  • 2025年9月23日
    書くことについて ~ON WRITING~ (小学館文庫)
    色んなところで紹介される『書くことについて』。ようやく読了。結果として、読んでよかったと胸を張って言えるものだった。 スティーブン・キングは小学生の時にホラーの短編を読んで震え上がって以来、距離を置いていた。(私は未だにエレベーターに乗るのも13という数字も怖い。彼はすごい作家だ) 序盤は自叙伝に近い内容。その自叙伝のところだけで「スティーブン・キングって天才なんだ……」と思わせるような面白さがあった。さすが、吸血鬼小説を終わらせたと言われている男。 個人的にクスッとしたのはお子さんが生まれたところ。 "それからの五年間、ジョーには何かと手がかかった。それでも宝ものだった。ふたりとも宝ものだった。ナオミはベビーベッドの上の壁紙を破ったし(たぶん家をきれいにしているつもりだったのだろう)、ジョーはサンフォード・ストリートのアパートメントのポーチに置いてあった籐のロッキングチェアにウンチをしたが、それでもふたりは宝ものだった。"(『書くことについて』より引用) 途中の文章論も面白かった。こうやってスティーブン・キングは物語を作っているのだと道具箱を見せてもらえる。 スティーブン・キングですら『怒りの葡萄』を読んだ時はあと1000年かかってもこんな作品は書けないと絶望したらしい。じゃあ私が16歳の三島由紀夫の小説を読んで絶望しても仕方ないか笑 スティーブン・キングはこの本を書いている途中で大事故にあって死にかけたらしく、後半からは生きることについて触れることが多くなっていく。 "書くという行為はときに信仰であり、絶望に対する抵抗である。" "書くことは人生ではない。だが、人生につながっていることは多い。" "あなたは書けるし、書くべきである。最初の一歩を踏みだす勇気があれば、書いていける。書くということは魔法であり、すべての創造的な芸術と同様、命の水である。その水に値札はついていない。飲み放題だ。 腹いっぱい飲めばいい。" (すべて『書くことについて』より引用) スティーブン・キングにここまで背を押されたのなら、筆を取ろうという気になるね。 私は少し……?趣味で何かを書く人間なので、飲みまくるぞ~!と思った。 今から友人の家で原稿合宿!楽しみ! ずっと読みたくて、wishリストに入れていたんだけど、ある日Unlimitedに入ってたんだよね。 ありがたや。
  • 2025年9月22日
  • 2025年9月19日
    やせウマ ずぼら飯 極 (扶桑社ムック)
    そろそろ本格的に痩せないとやばい!ということで読んでみた。オートミールと白米を混ぜて食べるなんてやったことなかったんだけど、案外行けるかも?と思って今日オートミール買ってみた!期待 ずぼら飯というのは、なるべく洗い物を出さない料理のことを言うので、ちょっとずぼらではないかもと思った
  • 2025年9月16日
    私の小さな日本文学
    私の小さな日本文学
  • 2025年9月16日
    スピリットベアにふれた島 (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち)
    ちょっと思い出したので。アメリカやカナダ?にある「サークル・ジャスティス」という事件の被害者と加害者を救済する制度で、怒りを抱えた被虐待児のいわゆる「キレる若者」が更生する話、とまとめてしまうと、サラッとしすぎているな。更生の難しさ。もどかしさを抱えているのは周りだけではないし、加害者本人が一番苦しんでいると考えられるようになった本。 思春期の難しさとか、その他もろもろ、私はこの本にとても救われたってほどでもないけど、人生観にかなり影響を受けたので、ここに登録。 続編があるんだけど、出版社の方に連絡したら翻訳の予定はないってさ。そっか。
  • 2025年9月16日
    アグリ-ガ-ル
    アグリ-ガ-ル
    全米図書賞をはじめとして、今じゃノーベル賞受賞も囁かれているアメリカの大作家の初の(唯一の?)YA小説。いやぁさすが。面白い。ごく普通の日常はある日崩壊する。優等生から腫れ物扱いへ!さあ、どう戦う?どう抗う? 噂話やデマの怖さ、友情と青春、巨大勢力とも戦って、最後の胸きゅんと詰まりに詰まった作品! 私はこういう文体やこういう話が好きで幼い頃は小説を読みふけっていたなぁと思い返した。 私が小学生の頃は私の住んでいる区に8冊くらいあったのに今や1冊になっている。そりゃ、物理的にも内容的にも古い本だ。ブラウン管のPCでメールのやり取りをする時代の話だもんなー こんないい本が図書館で埋もれてしまうのは悔しくて借りて、読み返した。貸し出しの実績が増えることが何かに繋がるとは思えないけど(だからここにも感想を投稿している) (こういう点からも、作者である彼女のノーベル賞受賞を待望している) 個人的には表紙のイラストとかをもっと若い子が好むやつにして再販してくれ~と思ったり。海外のYAって輸入される割には埋もれるの早くて辛いね。『さよならを待つふたりのために』や『スピリットベアにふれた島』なんかは私の人生の蔵書ベスト30に余裕で入ってくる作品なんだけどなぁ。 ◤◢◤◢⚠︎重大なネタバレ⚠︎◤◢◤◢ 自分用のメモだけど、最後の一文の 初めてのキスはあまりうまくいかなかった。でもきっとつぎがある。 って超いいね。
  • 2025年9月16日
    【大型版】二番目の悪者
    【大型版】二番目の悪者
    情報を拡散する時は一度立ちどまり、深く考えるべきだということを学べる本。悪評の責任の所在はどこか。拡散をした人間はどうなるのか。偽を真実と決めつけ、真実を偽と決めつけた情報を何も考えずに拡散することの重大さ。 メッセージが深い。 ちょっと怖いところもあって、高学年向けかなと思うけど、こんなに分かりやすいのだから大人に読んで欲しいと思う。(情報社会になった今こそ、読んでもらいたい) 昔、読書会で読んだ本。 読書会の先生が絶対に課題本にしたいと熱望した本だったので読み返した。 個人でやっている出版社だったと記憶している。
  • 2025年9月15日
    茶色の朝
    茶色の朝
    フランスで大ヒットしたらしい反ファシズム寓話。 「考え続けること」は何よりも大切。楽だからと流されてはならない。詩的な文章の内容とヴィンセント・ギャロの絵がマッチしすぎていて、ずっと不安感が漂っている。 茶色というのはナチスの比喩だとすぐに気づいてからは憂鬱だった。楽だからと「茶色」の横暴を無視していたら、結局「茶色」の排斥対象はどんどん広がり自分にまで及ぶ。その時になぜ看過してしまったのだろうと後悔しても、もう遅いよね。 2003年出版 当時の東大の教授である高橋哲哉さんは「この話は現代日本社会に生きる私たちにとっても、けっして無縁ではない」と言い切っている。2025年の今を見ると、それは自明だね…… 勇気を持って言葉にすること、考え続けること。 うーん、大切にしたい。
  • 2025年8月26日
    モノクロの街の夜明けに
    モノクロの街の夜明けに
  • 2025年8月26日
    アイドル衣装のひみつ〜カワイイの方程式〜
    イコラブやAKBの衣装って統一性はあるのに、それぞれの個性が出ていてすごいな~しのぶさんって天才だわと思っていた中で出ていた本!ようやく購入、即読了。 思ったのは「アイドル一人一人に真摯に向き合っている人なんだな」ということ。その子にとっては短所かもしれないことを、長所にするというスタイルはスタイリストやマネージャーだけではなく、現実の人間関係にも応用できるなと。 (篠田麻里子さんが高身長なのをコンプレックスに猫背になっていた時期があったなんて全く知らなかったので「ええ!?」になったよ……) あと三次元の人間と二次元の人間の立ち方の違いや、それを反映して生ずる、2.5次元衣装の作り方の違いとか、本当に面白かった。
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