生活

21件の記録
- ビスケットアパート@powerfulfranny2025年7月6日読み始めた…ただ生きていたいかれの時間はかれ独自の身体をつくって、皮膚をうるおし流れている。机が思い出をおぼえているから、そこに突っ伏していればそれなりの夢をみる。部屋が過去につながり、未来につながり、彼の身体を禊に、空間がにおいたつ。 おもしろそう
- riho@archives2025年7月4日読み終わった「かれ」はとてもこわいのに知り合いの俳優にどうにも似ている気がして自分はその知り合いをこわいと思っているのだと知った これまでの町屋さんの小説/文体もコンタクト・インプロヴィゼーションだと言われればそうだろうと思う 今回も最高でした
- riho@archives2025年6月21日読んでる@ 代官山 蔦屋書店新しい本を読みはじめる金曜日 仕事に一区切りついたのでお祝いにたのしみにしていた『生活』を買ってもらった いまの自分の気分に合ってる
- 𝚗𝚊𝚝@sapphicalien2025年6月12日読んでる文脈のなさこそが人生であり生活であるのなら、『生活』というタイトルの小説の存在不可能性については考えてしまうな……それにしても一章のおわり、急展開でおどろいた
- 川@river12162025年6月11日読み終わった小説に嫌われているはずの生活そのもの、のなかで小説と物語が殴り合っていて、なんなんだこれ...すご...もう一回読も...。 「これからまた新しい語り語られを生きよう。椿は不思議と、前のようにそのことにウンザリしない。語られることに嫌悪感がない、それは暴力に慣れたということなのだろう。誰かを面白く魅力的に語り語られる、暴力的に残す、残される生の痕跡に抗わない、それが大人の社会だが、挫折したらケンタッキーフライドチキンがある。暗い部屋で起き上がれない横になったままの視点で、一人称のチキンを食う、それもまたきわめて社会。」(p434) 寝技強い格闘家の、文体がありすぎて何言ってるかわからない感じの描写がうまくて笑ってしまった。なんかいるよねこういう人、て人がどんどん出てきて、生活のなんやかんやの中に読者であるわたしの身体も引き込まれていくから読んでいてこわかった。 「かれは結婚してからあらゆる服屋の店員と、男女問わず疑似恋愛している気分になっていたが果して店員の側もかれが既婚と知ると安心して恋心を受けとめる節があり、行き交う視線はしたしかった。」←結婚したくなった