僧正殺人事件
13件の記録
霧@yoruto2026年8月21日読み終わったあらすじ だあれが殺したコック・ロビン?「それは私」とスズメが言ったー。四月のニューヨーク、この有名な童謡の一節を模した不気味な殺人事件が勃発した。マザー・グース見立て殺人を示唆する手紙を送りつけてくる“僧正”の正体とは?史上類を見ない陰惨で冷酷な連続殺人に、心理学的手法で挑むファイロ・ヴァンス。江戸川乱歩が称讃し、後世に多大な影響を与えた至高の一品。 p330より、抜粋。 「空間と物質ーーこれが数学者の思索の領域なのさ。(中略)……さて、このような概念を一方に置いて計算するとき、自然とか人間の住む世界とか、人間の存在とかいったものは、どうなる? エディントンは、自然の法則など存在しないーーということは、自然は合理性において十分な法則では律することができない、という結論を出している。ああ、哀れむべきはショーペンハウアーだ。そして、バートランド・ラッセルは、現代物理学が必然的にたどりつく結論を要約して、物質は単にできごとの集まりであって物質自体は存在する必要が何もないと解釈すべきだと述べる。……この説を推し進めていくと、どうなる? 世界には原因がなく、世界は存在ではないとすれば、ただの人間の生命などーーあるいは国家の生命でといいがーーなにほどのものだろう? または存在自体についてでもいいが、なにほどのものかね?……」
- 味噌田楽@miso___dengaku2025年12月29日読み終わった感想ミステリーとしてはあまりにもホワイダニットに寄りすぎているし結末も釈然としないしで好みとは言い難いけど小説としては楽しめた 特に探偵であるファイロ・ヴァンスのやたらと衒学的なセリフや容疑者の1人であるアーネッソンのキャラ造形は魅力的








