ヘガティーちゃんのお母さんへの手紙、ぼろぼろ泣いた。麦くんもヘガティーちゃんも、相手が紡ぐ言葉を遮らずずっと待ってくれるのも、拙い言葉でも何とか気持ちを伝えようとしているのも、読んでてとても嬉しかったし私もそうありたいと思う。

小6の時に父親にすすめられた意味がやっとわかると同時に自分の感受性の衰えを痛感してしまった

ミス・アイスサンドイッチ、拙い子供が書く文章のようで、それでいてとても鋭くて繊細な心の揺れがモーションストップのように浮かんできて、何だかすごい小説を読んでいると思った。

この叙情的な装丁含めて好き。最近川上未映子さんの作品を読み始めたばかりだけど、柔らかい文体なのに心に刺さるし、感情を揺さぶってくるのすごいと思う。他の作品もはやく読みたくなった。