学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話

23件の記録
- 読書日和@miou-books2025年8月7日読み終わった現役学芸員である著者が知っていれば日本美術が楽しくなるポイントを厳選して紹介。古代から近代にかけて、日本美術が宗教(特に仏教)を通してどう変化してきたのかがとてもよく分かる一冊。特に、自然崇拝が当たり前だった日本に金色の仏像が登場した時の衝撃を想像すると、タイムスリップしたくなるほどワクワク。八百万の神様から金ぴかの仏様へすんなりOS入れ替えの日本人の国民性がやっぱり好きかも。奈良の東大寺・大仏の「開眼供養式」も立ち会ってみたかったなぁ。。こうした想像がふくらむのも、日本美術の楽しみのひとつだと実感。 この秋は正倉院展もあるし、奈良に行くぞ!と本書から少し離れるかもですが、そんな感想を持ちました。
- 0425@04252025年7月12日読んでる利休がミニマリズムなのに対して織部はポップ。利休が無印なら織部は昔のソニープラザ。 美術館に展示されている茶碗は基本スルーでしたが、少し興味が湧きました。
- 0425@04252025年7月9日借りてきた伊藤若冲 石燈籠図屏風イシドウロウズビョウブ スーラのような点描で描いているが、スーラは色彩を鮮やかにするために点描を用いたのに対して、若冲は石の質感を表現するために点描で描いている。
- つばめ@swallow32025年5月28日読み終わった"はじめに"にあるように、自分の美術の基準って日本人でありながらも西洋美術がベースになってるなと思う。 日本画はデリケートでいつ今の状態で見られるか分からないし、展示されてる期間が短くて休ませてる期間の方が長いことが分かったので、今のうちに日本美術を色々と見に行きたくなった! まずは東京国立美術館に行ってみたい。