

読谷 文
@fumi_yomitani
海外文学とノンフィクションを読むのが好きです。
長めの感想はブログに載せています。
ブログ「読谷文の本棚」
- 2026年8月19日
六人部屋の十三年間頭木弘樹読み終わった入院病棟で繰り広げられる、病人同士や家族間、見舞人たちの人間模様を、鋭い観察眼で書かれた名著。人間の本性ここに極まれりといった、こわーい話もまあまあ出てくる。 同時に、知られたくないだろう筆者の愚痴や叫びといった内心がこれでもかと書かれているのがよい。 番外編の、健康に見える街の人たちを見て、初めの頃は呪詛にも近い思いを抱き、やがて目に見えぬ世界の人への関心に向かい、最終的に「みんな元気で、どうか元気で、誰も病気になりませんように」という祈りに変わってゆくところが素晴らしく、涙した。 病院の前で立ちつくす人を、ただよけて通る人々の優しさ、単にぼうっとしているのだとしたらどんなによいだろう、と想像する優しさに、胸を打たれた。 - 2026年8月12日
檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち栗田シメイ読み終わったわずか288ページとは思えぬ内容の濃さに驚愕。ルフィ事件が大々的に報道された記憶があるのは京都事件〜狛江事件からだが、それはまさにルフィグループ末期の「断末魔」と言える状態だった。 そこに至るまでの何年にもわたる組織的な特殊詐欺スキームの立ち上げ〜構築してきた背景や、特殊詐欺→強盗致傷事件に変化していく様子が、著者による現地取材、裁判傍聴、手紙のやり取りにより網羅され一冊の本に纏められておりすごかった。まさにNetflixドラマのようだった。 ルフィグループの幹部が摘発された遠因ともなった、幹部の現地妻の言葉「フィリピン人はバカじゃない」や、「(捜査機関の手柄というよりは)俺たちは身内に騙され売られただけ」のくだりが印象に残った。 かけ子をしていた山田に対する裁判長の言葉「あなたの能力を社会のために役立ててほしい」が沁みたし、本人にも伝わっていると信じたい。残る幹部2人の渡邊・今村の裁判はまだ始まっておらず、今後の行方も気になる。 本書刊行イベントの「闇バイト撲滅委員会 〜『檻の中のルフィ』出版記念〜」も合わせて鑑賞。裁判傍聴での被告人の様子や、実際の手紙、担当弁護士さんの話もあり、より理解が深まる。 社会に居場所のない実行役が、詐欺の幹部に初めて褒められ認められて心酔してしまうが、幹部たちにとっては単なる使い捨ての駒としか思っていないという、この対比がどうにも辛すぎた。 - 2026年8月3日
女の子未満鈴木涼美読み終わった「悪い血」ですっかりファンになってしまった鈴木涼美さんの自伝的エッセイ 同世代な事もあり、桃の天然水とかフロムエーとか魚民とかの固有名詞が発するあの頃の空気感にどっぷり浸りつつ読んだ。本書でも変わらずの斬れ味を堪能した。 - 2026年7月12日
ハロー、ベイビーキム・ウィギョン,小山内園子読み終わったここまで不妊治療そのものを中心に据えた文学は初めてではないだろうか。当事者として、書かれている治療の辛さや心境の一言一句が痛いほどわかった。 日本での不妊治療は菅政権時代に保険適用になったとはいえ、それでも高額な治療は言うなれば「一回数十万円のくじ引き何回引けますか」という世界だ。そうまでして果敢に治療に挑んでも成功の保証はなく、身体・財布・精神を否応なく追いつめてしまう。韓国にあっては、周囲からのプレッシャーは日本以上だと想像される。 同じ病院に通い、共通の目標を持つ者たちのコミュニティは、相手の成果を100パーセント喜べるわけでもない。 そんな場所に小さく巻き起こった波紋は、不穏な予感を読者にちらつかせながら、やがて思いもよらない大きな渦となってゆく。嵐に巻き込まれながらも、最後に女たちが見せるいたわりの姿勢には、大いに胸を打たれた。 読了後は何とも言い難い感慨におそわれ、しばらく現実に戻れなかった。 小山内園子さんの訳文はもちろんのこと、訳者あとがきも本当に素晴らしかったです。 - 2026年6月23日
雪の如く山の如く張天翼,濱田麻矢読み終わった現代の中国で異なる漢字の「リーリー」という名を持つ6人の女性を描いた短篇集。 最初の短篇「ただ座りたいだけなのに」は、90年代の旧正月に「座席なし」の切符で帰省する大学生・詹立立(ジャン・リーリー)の物語だ。 大混雑の極めて劣悪な環境のなか、まさに「掃き溜めに鶴」のような人物との出会いと交流が描かれるのだが、最後の最後で背筋が凍る。この本はこういう本です、と宣告されたようで、暗澹たる気分になる。 「雪山」は、友人の結婚式に出席する彼氏に同行した巫童(ウー・トン) と、旧知のおばさんの姜麗麗(ジアン・リーリー)が、互いに全く縁のない地方都市で偶然にも再会する物語だ。書かれている期間はたった2日足らずなのに、2人の過去の関係が次第に明かされてゆくにつれて、数十年の重みを共に過ごしてきた感覚になる。それは決して楽しいだけのものではなかった。 極めつけは最後の「年始の挨拶」である。 年始の挨拶に恩師を訪ねる両親と娘の話だが、始めから不穏な空気が漂いまくっている中、執拗に家族の背景の描写が積み重ねられる。最後に一気に畳み掛けられる予想外の事態に気絶させられる。かなり胸の悪い悪夢だった。 ✴︎ 訳者解説を読むと、より細かな背景と補足とが丁寧に書かれていて、なんというか改めて絶望みが増すのだった。解説にある通り、世界的ベストセラー「82年生まれ、キム・ジヨン」に通じる物語で、女性が生きていく上で見せられる世界がこれでもかと盛り込まれていて、どこの国でも同じだよな、と翻訳文学を読むにつけいつも感じさせられる。 生きていく上でしばしば感じさせられる苦味走ったものが繊細に描かれていて、本当に見事な文章だった。作者と訳者に敬服する。 - 2026年5月24日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わった読み終わっちゃった……。 すっごく楽しくて、いつまでも読んでいたかったから、寂しい〜〜😭😭😭 詳細な感想はnoteに↓ https://note.com/fumi_yomitani/n/n7a09220af2e0?sub_rt=share_b - 2026年5月21日
台湾漫遊鉄道のふたり三浦裕子,楊双子どんだけ〜気になる読みたい2026年国際ブッカー賞受賞(Lin King訳) 第75回全米図書賞・翻訳部門受賞(Lin King訳) 第10回日本翻訳大賞受賞 ってどんだけすごいんですか、この作品!? - 2026年5月19日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わった上巻読み終わった! こんな展開全然予想してなかったから胸アツ! 泣いちゃう……!! 詳細な感想はnoteに↓ https://note.com/fumi_yomitani/n/n7a09220af2e0?sub_rt=share_b - 2026年5月14日
gururiのぐるり渡辺愛知読み終わったときどきSNSで見かけていた、「雑貨と本 gururi」の店主さんによる日記とエッセイ。 今夏、谷中からほど近い場所に移転されるとのこと。 店主さんの半生からお店の開店に至るまでの道のりが、短い文章で簡潔に書かれているものの、内容があまりに劇的で、驚き、涙した。 自分の経験と照らし合わせながら読んだ「再び体調を崩す」の章。 病を得た人が一番ダメージを喰らうもの、それは「再発」だ。もう治った、自分は元気だ、と思って生活していたのに、ひとたび病の影に捕まえられるや、一瞬で奈落の底に突き落とされてしまう。 そこからの店主さんの克服に向けた姿勢がすごかった。 「転機」の章で今のお店につながるくだりは、こちらまで一緒になってドキドキした。 一番最後の「おみやげ話」。 さらりとした筆致で日常の出来事が描かれているのだが、二度、三度と、読むたびに涙が溢れてきてしまう。 たまたまオトメツバキの美しさに目を留めた二人の、通りすがりの会話。 こういう文章を名エッセイというのだろう。 - 2026年5月4日
アニータの夫坂本泰紀読み終わったまず装丁がすごくお洒落で、目を惹く。 南米を思わせる力強いアニータの顔の絵に比して、タイトル・著者名がシンプルで強めなゴシック体で配置されている。 他には何にもない。 なんて潔い表紙なんだ。 真四角に配置された帯の文字は、アニメのルパン三世のタイトルみたいに、タイプライターの打鍵音が聞こえてきそうだ。 本文を読むに、千田はなぜ横領に手を染めたのか? 二度の離婚歴があり自身の家庭がなく、職場では天下り役人が幅を利かせていて出世は望めない。通っていた将棋道場も、賭け将棋をしたことによりやめてしまう。 そんな虚しい日々を送る中でスナック通いを始めて、消費者金融への借金返済が横領のスタートだったそうだ。 成果を上げても報酬に直結しないことが多い公的職員の報われなさゆえの横領は、実はあるあるだと聞くが、千田の場合はそれだけでもなさそうである。 金や物を与えないと愛を得られないと本気で信じていたようだし、あくまで虚構を誇張している歌謡曲の世界観を、現実の世界も同じだと真に受けている節がある。 千田によるモノローグは妙に自己憐憫まみれで臭すぎるし、アニータに宛てた手紙の文面も謎に上から目線で偉そうで、気持ちが悪くて仕方がない。 筆者曰く「千田は物事のコツを掴む特異な才能がある」とのことで、それゆえに複雑怪奇な公社の会計から莫大な額の横領を成し得たのであるが、人間の心の機微についてはまるで何もわかっていないように思う。 自分でも世間知らずという自覚はあったようだが、アニータから明らかにATM扱いされていて、度重なる金の催促に酒を飲まないと寝られないくらい悩まされていたにもかかわらず11億も与え続けたのは、盗んだ金を貧しい人々に配って回る石川五右衛門気取りの、薄っぺらい自己満足にすぎない。 千田は、公務員で釣りや山菜採りに長けていた父親を尊敬していたようだが、自分自身の人生の虚しさを自らの手ではどうすることもできずに、横領した金で実現しようとしていたように見えた。 (追記) 余談になるが、ここだけの話、本書読了後にメルカリで出品したら青森の方が買ってくだすって、余計に味わい深かった。 やはり読者の中には青森県の方が多いのかしら……? - 2026年4月7日
ハムネットマギー・オファーレル,小竹由美子読み終わった悲劇「ハムレット」が書かれる数年前に、同じ名の息子が亡くなっていた—— この事実から紡がれる悲劇の誕生秘話を、ほとんど情報のない劇聖の妻・アグネスの視点から描いた圧巻の創作だ。息せき切るように次から次へと映像が目に浮かぶヒリヒリした描写が素晴らしく、いまだに深く長い余韻が残る。本書を原作としたクロエ・ジャオ監督による映画も楽しみだ。 パンデミックと出産、そして喪失を描いている点で、エマ・ドナヒュー著/吉田育未訳『星のせいにして』(河出書房新社)が思い起こされたが、本書裏表紙にドナヒューさんの推薦コメントが載っており、一人納得してしまった。
- 2026年2月2日
成瀬は都を駆け抜ける宮島未奈読み終わった成瀬シリーズ最終作。 相変わらず、西浦が出てくるエピソードではキュン砲に胸を撃ち抜かれる。 最終章では、琵琶湖疏水の美しさを背景に、完結編にふさわしくみんなが港で成瀬&島崎を出迎える様子に胸が熱くなり、ウルッときてしまった。まさかここまで泣かされるとは予想外だった! 私は森見登美彦を読んだことがないし、桃鉄もやったことないので、それらを摂取していたらもっと楽しめただろうけど、宮島未奈先生の趣味全開!!っぷりがすごく自由でいいなと思った。 - 2026年1月24日
一人娘グアダルーペ・ネッテル,宇野和美読み終わった読者はこの物語を読み終えたとき、「これはファンタジーだ」と思うだろうか。 物語の中で、小児科医ミレレスによってファンタジーではない現実の部分も示唆され、そのことがアリナの支えとなっていたことも事実だ。 アリナが悲観からの妄言を夫に対し口走ったように、協力的な夫のアウレリオが残念ながら少数派であろうことも、また事実だろう。 それでもアリナという一人の人間が、過酷な現実に振り回されて混乱し、疲弊し、葛藤しながらも、生命の生きようとする力を幾度も目の当たりにして心の平安を得るまでの道のりには、説得力があったように思う。 長編と言ってよい長さだったが、章が細かく、場面がパッパッと変わっていく様子は、やはり短編の名手ネッテルらしさを感じた。 (追記) 「メキシコの作家グアダルーペ・ネッテルは、容易に人間を信用しない。これまで邦訳されてきた幻想的な短編集では、冷徹なまなざしで人間を丸裸にし読者に耽溺したくなる不安と恐怖を与えてきた。」 星野智幸さんが本書の書評の冒頭にこう書かれていたように、「そうそう、ネッテル、まだまだやれるだろ?もっとくれよ、ネッテルの不穏ってやつをさあ!」と期待して読みすすめてゆくのだけど、(帯にもあるように)果たしてラストにはその期待は裏切られるのであった。それはもう鮮やかに。 - 2026年1月8日
虚弱に生きる絶対に終電を逃さない女読み終わった自分の予想をはるかに上回る“虚弱”度合いに戦慄しながら読んだ。著者の幼少期の壮絶なエピソードの数々に絶句する。同時にそれらは決して珍しいものでなく、少なくない子どもが経験したであろうということが容易に想像できるのがまた辛い。 「運動会は恥晒し大会だった」という「体育の呪い」の章が心底辛すぎて泣いた。学校のある日の朝が恐怖となるほどの「喋れない苦しみ」とはいかばかりだろうか。 深い孤独による絶望と、健康に目覚めてからの探求と努力の姿勢は凄まじく、一切無駄のない研ぎ澄まされた文章に圧倒された。 直近の三年で著者が「楽しいし幸せだ」と感じられていることが、私もうれしい。 - 2025年11月26日
- 2025年10月23日
読み終わった酒とは何か、酒飲みとは何かが語られている本だった。お酒ってメンタルや肝臓や膵臓をぶっ壊す恐ろしいものだと思っていたし今も思うけど、お酒に救われる人もいるんだな…と思った。たろちんさんには酒とインターネットがあって本当によかったのだなと思う。 何度も死にかけて大きすぎる代償を払って断酒してもなお「命より大事な酒」と言い切れるのが逆に凄い。 本人と同じかそれ以上に不安だったろう妻のいみちんさんのシゴデキぶりに感服し、「ブレーキランプ5回点滅」の場面で大泣きしてしまった。 村井理子さんのポストを見て、特典が読みたかったので電書で購入。書店でも面陳されているのを見かけた。いやー本当に凄い本だった。 - 2025年10月14日
激しく煌めく短い命綿矢りさ読み終わったまず装丁とタイトルに釘付けになる。 なんと美しいのか。 中学の入学式での2人の出会い方が抜群に詩情に溢れていてよかった。 京都の自然を背景に、あまりにも緻密にみっしりと描かれる中学生活の行事やテストなどの描写を読んでいると、未熟で劣等感の塊でしかなかった自身の中学時代にびゅーんと連れ去られて苦しくてたまらない。 第二部の再会編では、終盤に近づくにつれて幾度もギアが上がっていってテンションが振り回され、最後にはカタルシスの落涙。 タイトル出てくるのそこなのか!と意外に思いつつも、久乃にとって重要な場面に繋がるわけで、こう来るかぁ〜と唸らされた。 あえて登場人物を絞り、エピソードなども具体的には書かず、かなり削いで書いたのだろうなと想像するが、上下巻に分かれてもよいから、もっと久乃の実家でのドロドロが詳しく欲しかった!というのが個人的な感想。 たまに出てくる芯を食うような豪速球フレーズが心に刺さる。 大人になっても変わらず真面目で優等生な久乃が、その業界のその仕事に就いてそんなことするか?との違和感は感じつつ、まあ巨大な伏線でもあるからなぁとは思った。 この辺り文學界10月号の著者インタビューにも久乃の抑圧として書かれていたけど、であればこそ、その抑圧の詳細が欲しかったなと。
- 2025年10月6日
ムーア人による報告レイラ・ララミ,木原善彦読み終わったフィクションということもあり、スペイン遠征隊のフロリダ探検の部分は今ひとつノリきれなかったが、奴隷のエステバニコがかつてムスタファであったときの生活の描写が、生き生きと美しくて好きだった。そこだけずっと読んでいたかった。永遠に失われたものを振り返って書いているからというのもあると思うけど。「親愛なる読者よ」とか言っていきなり話しかけてくるのが油断ならなくてチャーミングだった。 誕生してから奴隷になるまでの人生が彼にも他の誰にも当たり前にあるはずなのに、「奴隷」と紹介された瞬間に我々の思考は彼ら/彼女らのこれまでの人生に対して簡単にベールを下ろして不可視化してしまう。その傲慢さを突き付けられた作品だった。 あとこれは苦言だけれど、裏表紙や宣伝文句にあらすじ書き過ぎ。見たくなくてもうっかり目に入るところにあんなに書くのは、読者の読む楽しみを簒奪する行為でしかないと思う。 - 2025年9月15日
介護未満の父に起きたことジェーン・スー読み終わった連載をリアルタイムで読んでいたので、その後お父さまはどうしていらっしゃるかな、と思い購入。 してみますれば、なんという強運の持ち主!!と叫びたくなるような事態が書かれていて驚いた。こう、まるで何かの結界にでも守られているかのような……。 これからもお二人のご健闘をお祈りしつつ、「老い」の参考書として諸々心に刻んだ。 - 2025年8月12日
自分は「底辺の人間」です 京都アニメーション放火殺人事件京都新聞取材班読み終わった京アニ放火殺人事件の経緯と詳細、および遺族と加害者への取材をまとめたもの。 加害者は、人生に行き詰まり困窮した者が陥りがちな一発逆転的発想から小説投稿するものの落選。逆に「自分の小説をパクられた」という逆恨みを募らせ犯行に至る。 弁護側は心神喪失/心神耗弱を理由に無罪を主張。裁判所は、加害者には妄想性障害があったと認定するも、犯行前に十数分間逡巡するなど「善悪の判断能力はあった」と認定し、他複数の理由から死刑判決を出す。巻末に判決文全文の掲載あり。 家族や社会への恨みを燃料に無辜の人を犠牲にした加害者と、「恨む姿を子どもに見せたくない」と加害者をさん付けで呼び面会を重ねる遺族の対比が強烈だった。
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