あとかた
48件の記録
明乃@akeno_yue1y2026年2月10日読み終わった暗く、やわらかく、虚しさに沈んだ空気の部屋にいるようだった。現実の中で静かに藻がいて、断片的な虚構に身を預ける。恋愛という形には押し込められない、それぞれの痛みや苦悩が文字を伝ってじわりと押し寄せた。 短編だけれど、連作形式で少しずつ人物や視点、時間が移ろっていくのが面白かった。千早茜さんの作品の登場人物は、どれも私に好ましい形で描かれていて嬉しい。
ゆ。@XtVq42025年12月30日読み終わった短編集だけど繋がっていて、短編集に物足りなさを感じる自分にとっては読み応えがあって良かった。 ストーリーも面白いが、解説も良い。恋愛はpassion。 『そうだよ、自己満足だよ、他人の想いなんてわからないんだから全部そうさ。でもさ、望まれなかったから何もしませんでしたってのは、痛覚ないって言うから殴りました、と同じだ。人のせいにしてる。それって結局、自分が傷つきたくないってだけだろ。そんなの嫌だな、俺は。いいんだよ、自己満足で、自分がしたいことすれば』 『抱き合いたいって気持ちに大義名分はいらないよ。好きだったら自分だけを見て欲しいし、ずっと一緒にいたいと思うのは当たり前だよ。そのために悪いことをしてしまったとしても、それを望んでしまうのが人間でしょう』 『たとえ明日、世界が終わるとしても魚も人もきっと恋をするもの。 惹かれた相手と一秒でも長く一緒にいたいと願うはずだよ。』 『「恋愛」は、情熱の後に受難がやって来る、ということを承知の上で生まれるものだった』





離乳食@munimuni2025年11月18日まだ読んでるまだ読んでるけど黒崎さんがメロ男すぎる。本当にメロい、やばい あと彼女持ちの男と浮気するという行為の、本質が、ある、気がした 現実より虚構の方が大事
サヤ@sayaemon2025年4月13日読み終わった恋愛連作短編集ではあるけれども、どのお話も孤独の匂いが濃く、登場人物それぞれが、自分という個の在り方について真剣に向き合っているのが伝わってくる。 恋愛を含めた、生き方そのものの話。


五日@itkkti_19862025年3月25日買った読み終わった連作になっていて、主人公達の人間関係が徐々に繋がっていくのが面白い。私たちはどこまでも別々で孤独で、いつも温もりに飢えている。それを淡々とした語り口でまざまざと見せつけられた。
ワタナベサトシ@mizio_s2025年3月6日かつて読んだ連作短編集。さまざまな立場の女や男がゆるやかにつながりを持ちながら、それぞれの人生になんらかの痕跡を残してゆく。先の物語の主人公が後の話で意外な形で顔を出す。前の話では好感をもって眺めていた相手が、次には鼻持ちならない非道いやつに見えたり、その逆も。 人にはそれぞれ独自の正義があることを再認識させられる。我々はふだんの生活の中でも、矢継ぎ早に提示される種々の問題を一刀両断に結論づけがちで、奥底には多彩な解釈や生きかたがあることを忘れて杓子定規に“正論”を振りかざしそうになる。価値観を行き来する短編のひとつひとつに翻弄され、短絡的な断罪にブレーキがかかる。 ひょっとすると、登場人物の誰にも共感できないかもしれない(私はそうでした)。たぶんそれで「正しい」のだと思う。
🔖ぼう|読書記録@book_252025年3月2日読み終わった人を愛する、人に恋する。 きらきらとした気持ちで誰かを愛したいはずなのに、愛することで恋することで、自分の醜さが自覚して嫌になるほど浮き彫りになる。 愛とか恋の綺麗な部分じゃなくて、仄暗い部分とか他人には見せなくない部分が描かれているような作品。
月日@tsu_ki_hi_2020年8月17日読み終わった@ 自宅この想いをなんと呼べばいいか知らない。わからなくていいと思う。誰にも伝えることはないのだから。間違っていようが、正しかろうが、どちらでもいい。ただ、あの頃の私たちには互いが必要だった。 『あとかた』ほむら/千早茜































