本売る日々

12件の記録
- よあけ@mogumogu2025年7月3日読み終わった江戸時代の本屋の話、と聞いて私が連想した内容と少し違った。いい意味で。 どんな職業でも、真剣にやるほどに人と深く関わる場面はあると思うけれど、本屋は扱うのが本だからこそ、関わりが心の深いところで起こるんだと納得する。 本屋の「私」はずっと人の話を聞いている。そして、人の気持ちの動きや距離を常にはかっている。それが主人公に、本に書かれた情報に詳しいだけの人になってしまわない一種の暖かみみたいなのを添えていて、とてもいい。 3話から成っているのだけど、3話目「淇一先生」が一番好きかな。
- 犬塚@kanpanella2025年6月13日読んでるまだ読んでる借りてきた@ 図書館みっつの章があって、ふたつ目まで、読み終わりました。地元の本屋さんがSNSで、これは俺だ、と、書かれているのを見かけて、図書館ですぐさま借りて来ました。いつもの私じゃ、読まないかもしれない。ちょっと難しい文体。でも、大好きな本のことだから、それを扱う、昔の本屋さんのことだから、のめりこむように、読み進めてしまう。やっぱり、この本、おもしろい。