2025年11月の「読む会」の本。「積極的差別是正措置」と訳されるアファーマティブ・アクション。具体的には入試、就職、昇給試験の際に人種、出自を考慮するなど。黒人をはじめとした人種差別問題が根強いアメリカでのアファーマティブ・アクションの歴史を書いた本書。それに関した政策や訴訟を通して「自由」「公平」「競争」というアメリカ人的精神も学べる。

「AAの初発の問題関心とは、まさに現代の黒人が直面している制度的・体系的な人種主義の構造へと介入することにあった。この問題関心と現状のあいだの距離は、AAをめぐる攻防のなかで作り出された「ねじれ」である。この問題は、AAだけでなく、多様性・公正・包摂（口EI）をスローガンとするさまざまな措置にも共通している。」p.212

一周目流し読み。続けてもう一回読む

毎年恒例の選書フェア　特典の冊子ももらった

https://x.com/clnmn/status/1940793851226300605?s=46

文里先生の本ではないか！どこかで読まねば