ルール無し、国境無し、みんな自由！という理念のもとに誕生したプラットフォームが、次第にルールを増やし、国家のような姿へと変わっていく過程が、有名企業の実例を交えて紹介されている。後半では、巨大化したプラットフォームが生み出すさまざまな問題が取り上げられ、その解決策として、プラットフォームを独裁的な統治から民主主義的な運営へと移行させるべきだという結論が示されている。​​​​​​​​​​​​​​​​

ゆるコンピュータ科学ラジオきっかけで購入。サイバー史を古代からの人類統治史と比較していて良い

本屋いくつか回って、国立の増田書店さんで発見！さすが増田書店。 これ多分、今読んでる「技術革新と不平等の1000年史」のあとに読むとちょうどいいやつだと予想している。

web上だと在庫見つからんな。 あとで街の本屋を見に行くか。

テック企業のCEO達がほとんどの国の国家元首よりも遥かに巨大な力を持っている、という事実について、経済的、政治的、社会的制度の軸から分解し批判している良書。英題がCloud Empiresなので、インターネットというよりは、クラウド技術の飛躍的な進歩がもたらした様々な恩恵や問題点を明らかにしているところが今っぽい