人はいつか死ぬ、という当たり前だけど、見て見ぬふりしていることを改めて気付かせてくれる作品だった。 1-3章構成だけど、1章で数年分の涙を流した

前に一度読んでたハズなのによく覚えてなかったので再読。 読み始めたらいろいろ思い出した。 死が身近な話。誰もが必ず死ぬのにそのことを考えない…ようにして？生きてる。 生きてる者のための世界の中で死にゆく者は何を想うのか… 自分が死ぬ時には何を想うのだろう

以前読んだらしいのだが記憶にないので再読 読み始めると確かに読んだ気がする… でも最後とか覚えてないのでこのまま読み進める

将来、死と向き合う仕事に就く自分にとって凄く心に染みた…続編も買お🙌

本を読み直すと自分の感覚の変化に気づけるのが良い。2025年春の私は、堪えきれず涙が出てしまった。数年前の私はどうだっただろうか。 描写が的確でわかりやすく、ストレートに胸を打つ文章だった。神様のカルテに並ぶ名作だと思う。どうやって生きるか。どうやって、死に向かっていくか。私が文章に起こすとあまりにも陳腐で申し訳ない。ぜひ読んでくれ。