最初のお話、『わたしたちは平穏』を。 もう少し年齢や経験を重ねたら、共感できるところがあるのかもしれない。このお話、私には薄いようで濃く思えた💭 5月に入って忙しく電子書籍しか読めてなかったから、短編をゆっくり読み進めてくのもありだなと🔖

ほぼ初読みの作家さんたち。『ヴァンパイアの朝食』と『白と悪党』が特に印象に残った。タイトルの付け方も好み。

届いた、優先的にこれは読みたい。

ここで出会う気になる作品が多くて嬉しい。 基本、紙派で手元に置いておきたいので本棚とお財布問題があるけど、これは読みたいって思うものがたくさん。優先順位大。

『SUMMER STREAMER』アナハイムに単身で大谷翔平の試合を見に行くおばあちゃんの話（尾形真理子）

決して甘くはないけれど、どれもじんわり沁みるような読後感でよかった！「ワタシノミカタ」「ヴァンパイアの朝食」が特に好き。

日菜乃さんの表紙とタイトルに惹かれて購入。 読み始めてから殆どの作品が小説新潮「恋とたべもの」に掲載されていたものと気付いてびっくり！好きなテーマは何度でも惹かれてしまうんだな…。当時読んだときから好みの作品が多かったこともあり、思いがけず再読の機会に恵まれて嬉しかった。 【お気に入り】 古内一絵『ワタシノミカタ』 君嶋彼方『ヴァンパイアの朝食』 錦見映理子『くちうつし』

すきなひとと食べるごはんがいちばんおいしいんだから

本当に、どれも面白かった…… どうしても読む作家が偏ってしまって、新しい人にチャレンジできていない中、こういう好きなテーマで色々な作家さんが描くの、すごくありがたい… 君嶋彼方さんの「ヴァンパイアの朝食」、元々は女性と付き合っていた彼氏への複雑な感情を描く同性カップルの話、リアルな描写に美味しそうなごはん、読みごたえあり…気になる作家さんになりました。 尾形真理子さんの大谷選手に心躍らされる女性のお話も良くて…これは手元に置いて、何度も読みたくなる小説です。

どのお話も食べもの描写が鮮明で。 私のお気に入りは「わたしたちは平穏」かな。 好きな人と一緒に食事することは、日常だけど奇跡に近いんだなと思えた短編集。