それでも旅に出るカフェ
24件の記録
花春@haru-tuge2026年3月19日読み終わった各国のスイーツを食べながらのコージーミステリー、シリーズ2巻目! このシリーズは、単行本も文庫本も、どの本も表紙デザインが最高に素敵…✨ タイトルが読みやすくて、落ち着いていて上品で、明るくて、静かで、美味しそう。装丁のひとのセンスがいい…。 内容的には、連作短編10編すべてがコロナ禍〜ウクライナ侵攻が始まったあたり?の時期を舞台にしており、漠然とした不安感と閉塞感と断絶を感じながら、それでも美味しいものを食べ、人と話し、笑い、つながりながら日々を乗り切る…というテイストでまとまってた。 主人公のコロナ禍へのぼんやりとした、けれど確かにずっとある不安感や、世間と自分の感覚の乖離に強いシンパシーを感じつつも、「もう、この頃の不安感を忘れていて入りきれないなあ」とも感じて、最初は「読む時期が遅すぎたかな」と思ったのだけれど、読み終えてみたら、「コロナへの恐怖と不安が落ち着いてから読んでよかったー!」となった。 こう…前作と違って、「漫然と不安で、重い気持ち」のまま終わってる! これ多分、主人公に感情移入しまくれる時期に読んでたらしんどかった! 今でよかった!! コロナで「旅が難しくなってしまった」時期にしか描けなかった物語たちであるのは確かで、この「店主が世界中を旅して、その土地で出会った美味しいものを日本の小さなカフェで出す」コンセプトだったシリーズでこの2冊目となったのは、すごいと思う。それでも旅に出るカフェ。それでも。すごい。面白かった。 ただ、リアリティに寄りすぎて、読んだあとに気持ちが晴れなかった。 ほんとにすごい構成だと思うし、心が揺れる話もたくさんあったのだけど。このシリーズに期待した読後感ではなかったのかなあ。最終話が特に気持ちがざわつくような終わり方のお話だったのも大きいかも。 どの話が好きだっただろう〜と目次を見返したら「あなたの知らない寿司」「彼女のためのフランセジーニャ」なので、やっぱり読後感がいい話が読みたかったのかな。 きもちはざわざわしたけど面白かったのは確かなので、3冊目が楽しみ。
きなこ@kinako20252026年1月28日読み終わった『ときどき旅に出るカフェ』の続編。 コロナ禍の影響で、働き方はリモートワークになり、飲食店などの営業が難しくなっていた。 カフェ・ルーズは「しばらく休業します」の札をかけたままになっている。円の行方を案じる瑛子だが、円のルームメイトから意外なことを聞く。 コロナ禍真っ最中の時から、徐々に落ち着いてきた頃までの期間のカフェ・ルーズとそこにやってきた客たちと、彼女らにまつわるケーキのお話。 人間関係は難しい。それが家族や親友という近しい人たちだったらなおさら。 そしてこの社会はまだまだシングルの女性が生きづらい。 そんな世の中だけれど、居心地の良いカフェと美味しいケーキと、シスターフッドがあればなんとか前を向いて歩いていけるかもしれない、そう思わせてくれるお話。


もゆみ@aumoe_2025年12月1日読み終わった世界各地の食べ物を出すカフェ・ルーズ。 円の知らない食べ物や世界の話がとても面白い。瑛子のようにアイスランドについて調べたくなったし、カフェ・ルーズと同じものを出しているお店を探してしまったり。 自分の中の世界も少しだけ広がっていく感じがする。 カフェ・ルーズがずっと続きますように!




たにこ@chico75_114272025年11月26日読み終わった前作から少し時間が経ってコロナ禍に入ってからの話。 色んな国で色んな人と出会って、努力を積み重ねてきた円だから提供できる美味しい多国籍料理。 最後の話はすこーし不穏に終わったのでまた続きが出るのかな? 円の前職の先輩だった瑛子の視点で語られる短編集(ある程度繋がりがある) 瑛子の従姉妹の話が一番好きだった


幸せ母さん@shiawase_mama32025年6月7日読み終わった図書館本世界の珍しい食べ物が色々出てきたので、空腹時には読まない方がいいと思いました。 珍しい食べ物だけではなく、カフェの店長さんの、長い物には巻かれない姿勢が素敵でした。 キッパリと物申すところは、スッキリしました!





橘海月@amaretto3192025年2月27日読み終わったカフェ・ルーズにもコロナ禍が押し寄せる…少し前の閉塞感や、リモートの良さと引換に人と話さない淋しさが描かれる。当時の飲食業の厳しさを思うと、円がテイクアウトやキッチンカーでしのぐ逞しさに感心するし、旅にでられないやるせなさがよくわかる。 客として通う瑛子は、店に行く行かないを自身で決められるのとは対照的に、店主である円は客を選べない。一人で店を回す彼女が、年配男性に付き纏われる厄介さは他人事と思えず、高名な男性が美人な女性ばかりを生徒とし、争わせ支配する様にはゾッとした。前に読んだ『ギャラリーストーカー』を思い出した。





















