合わないところで、少しずつ心の中のものをすり減らしていくと、人は病気になるんだ。

親友が「絶対にこれ」と勧めてくれた作品 人との繋がりで心身が壊されてきたわたしに 『人間ってわかりやすくできていて、 ごはん以外のものも毎日食べているんだ。 雰囲気とか、考え方とかそういうものまで』 このぐりちゃんの台詞が心の隙間に広がった 『愛という感じがする、自由の匂いもする』 この生き方に似たようなことを学生時代から 親友と何度も議論したことや互いの生き方に 疑問と葛藤を抱きつつどんぐり姉妹のように 打ち明けたりぶつけたことを思い出した 親友へ　わたしは「今」の自由がとても好き

酷く孤独感を感じるようになることが増えた。そのタイミングで偶然、直感的にこの本に手を取った。 「人々はたわいのない会話がどんなに命を支えられているかに無自覚すぎるのだ」 「私たちは人それぞれの個別の色を持った悲しみをおぼえる」 人はそれぞれ見えない情報でつながっている。ながれとはそういうもの。ひとりぼっちだと思っている時のわたしも、きっとどこかで、だれかと、つながっているのかもしれない。そういうながれがあるといいな。