ディストピア、カルト系を期待していたがどちらかというと無理筋な現実路線の政治のお話兼ミステリ（？）だったという印象。個人的には時事を扱ったフィクションはチープに見えるのであまり好まないが、政治に大きな動きがある今HIPSを支持する/しない政治家は誰なのかなど考えてみるのは楽しかった。 装丁、というのか本の手触りが非常に良い。

めちゃくちゃおもしろそう！ 今読んでる本とか積読とか全部投げ出して早く読みたい！

人は神様にはなれないし、なるべきでもない(p390)

AI管理社会ものかと思ったら、むしろベーシックインカムものの変種。 〈HIPSには鉄の掟がある。それは、会員はいかなる労働もしてはならないというものだ〉