イン・ザ・メガチャーチ (日本経済新聞出版)

68件の記録
野花@nohana_452026年4月9日かつて読んだまた読みたい「これからの人生はやはり、やってきたことではなくやってこなかったことのほうが還ってくるのだ」 これは主人公の一人のモノローグなのですが、すごく印象に残っています。この小説はいろんな立場の人が出てくるのですが、どの人の言葉も何かしら刺さるものがありました。どの人にも共感できるところとできないところがあって不思議でした。深く考えさせられるのですが難しくなくて読みやすいし、最後どうなってしまうんだとドキドキしながら読みました。本屋大賞受賞、おめでとうございます!


- StuffedShark@StuffedShark2026年3月31日読み終わった読了 。 書かれている登場人物たちの思想がここ最近自分が感じていた内容と重なり、読み進めるなかで、面白さもあり、苦しさもあった。

酒呑童子@ikizamazamasu2026年3月29日読み終わった推し活をしていない私ですら、自分の内側にある“見たくない部分”を照らし出されるような感覚になった作品。 『明かす部分と隠す部分、そして開示する情報の順序を整理するだけで、現実は、自分を最も美しい被害者とする物語に生まれ変わってくれる。』 人って、ただ会話してるだけのつもりでも、 何を話して何を隠してどの順番で出すかの編集が行われているんだと思った。 自分をちょっとだけ可哀想にして、正当化して、 「美しい被害者」に寄せる感じ、普通にやっちゃってる。 こういう、物語から逃げられない感覚が、自分と地続きに感じ、ページを進めるごとに苦しさが増した。 誰かに期待してしまう気持ちの延長線上にあるかもしれない“暴走”の可能性が、育児中の私に刺さる。 愛の持ち方はどこまでなら健全で、どこからが危ういのか。その境界を教えてくれよ…


とろたく@takutsuna2026年3月23日読んでる読書メモKindleリアリティがあってゾクゾクする本。 あー、なんで?っていう展開がちらほらあり、悶えつつも描き出される現代の推し活の風刺に唸る。 構成的に一気読みした方が面白いが、目を当てられないリアリティがあり、ちょっとずつ読み進める。 現時点で、70%ぐらい読んだので、読み切りたい。


みー@kkkkkk062026年2月24日読み終わった離婚独身男性の人生消耗戦みたいな心情、限界オタクの心酔っぷりとオカルトにハマったやつの無敵感、女子大生のアイドルへ傾倒していく様。 どの視点もリアル過ぎる。 ドルオタの経験故に気持ちや行動に共感できたし、陰謀論みたいなのを永遠に主張するやつも見てきた。 しかも運営側の金をいかにむしり取るかの戦略のとこまで、なんでこんなリアルにかけんだよ... パートの繋ぎ方が対比になってたり、繋がってたりしてたのが印象的。 オタ垢見る専でXで発信とかしてなかったけど、してなくて良かったと思った。

- たつざえもん@tatsuzaemon2026年1月10日読み終わった朝井リョウはいつも外れない、今回も深いところまで共感できる良い内容だった、 以下ネタバレ 誰も救われない展開だったのはびっくりした、 登場誰もが自分の生き方、のめり込み方、のめり込ませ方に疑問持っていつつそれを止められない、そういう意味で暗い気持ちになるけど、そういうもんだよなあと思う。


カミーノアン@kaminoan36992025年12月21日読み終わった強く印象に残ったのは、「楽しかったですか?」という一言だ。成果や正しさではなく、当人の感情だけを問うこの言葉は、作品全体を貫く問いのように響く。 澄香が大学で推し活のグループチャットに夢中になっている場面も忘れがたい。背後ではゼミ生がメガチャーチ型ビジネスについて語っているが、その声は澄香には届いていない。批評される対象の内側にいながら、その議論とすれ違っている構図が、この物語の残酷さを端的に示している。 朝井リョウの文章は小説でありながら映像的で、場面の切り替えや章の終わり方が次を読ませる推進力を持っている。こうした語りのリズム自体が、登場人物たちが物語に巻き込まれていく感覚と重なっているようにも思えた。 私たちは何かに夢中になるとき、ただ楽しさに身を委ねてはいないか?本作はその居心地の悪さを、静かに突きつける。





- 深川岳志@noraokapi2025年12月11日読み終わった@ 自宅経済の視点も入れた推し活分析小説。とても明晰で無駄がない。すべてのピースがきれいに嵌まっていく。それを気持ちいいと受け止めるか、もの足りないとするか。評価の分かれる点だと思う。私は猥雑さが欲しかった派。
かゆ@yui_kayu2025年10月3日読み終わった@ 自宅話題になってたのですぐに読みたくて久々にKindleで。 仕事、推し活、陰謀論、、何かに夢中になるのは、「自分を余らせたくないから」。 自分もだいたい何かに物凄くハマる時期とそうじゃない時期がある。そうじゃない時期、余らせることができる人に憧れるけど、しばらくすると、 結局余白を埋め続けちゃう。 これを読んでいるときは、出てくる人たちがかなり極端なのもあって、やっぱり俯瞰して見る側がかっこいいし、自分を余らせることのできる人間になりたいなって思ってたんだけど。 数日経って、やっぱり余らせないことも幸せのひとつの在り方だから、あんまり否定しなくていいんじゃないかなー。と思ったり。 朝井リョウの小説は、文学というより、社会問題提起の要素が強いから、読むとしばらく色々考えてしまうけど、恐ろしいことを平易に書いて誰でも読めてなおかつ考えられるものにする彼の力がすごいな、と思う。普段本を読まないひとにも勧めやすいし、なおかつそういうひとと議論できる。 ちなみに特典映像がとても好きでした。Youtubeやってほしいー。朝井さんってこんな顔でこんな声なんだーって。全体的にトーンが良かった。

繹@nu_nu2025年9月22日買った読み終わった読んだ! ねぇ誰かbehindまで見られた方おられますか? 本編の居心地の悪さ、不快感、高まる息苦しさから ぐるんっと回転して大愉快過ぎて本の感想を忘れかけてしまったのですが! エッセイもあんまりはまらなくて、 そのときどきの刺さる、を作るのが上手な賢くて売れっ子な今時の作家さんってイメージで15年間過ごしてしまってほんとすみませんでした…は〜愉快な人〜。 さて、本編については、ここまでド直球真正面で扱う人いるなんて、というのがまず感想、人間はストーリーに弱い、も推し活もメンズ美容も陰謀論もみんな知ってるけど目を逸らすもので、小説にするとしても架空の、という体裁を取るものだと思ってたのよ。だから驚きはない。でもいろんなことをそんな風に受け取って、自分を使い切るしかないってこんな感じなんだ、って思った。当事者にとってはあまりに耳が痛い話なのでは、浮間舟和て、と。












































