プレイグラウンド
48件の記録
たま子@tama_co_co2026年4月21日読み終わった読書日記毎日日記結局昨日は寝落ち。つづきが気になりすぎて、市役所へ行く予定を先延ばしにして朝から最後まで読んでしまった。大興奮。いや〜〜〜とんでもない大傑作!パワーズの小説技巧に遊ばれていることに気づきはじめた時の興奮と、美しく眩く悲哀に満ちた宝物みたいな物語のすべてが愛おしい。タイトルにもうんうん頷き、わたしにとってもさいこうのプレイグラウンド=遊び場となった。今年ベスト入り間違いなしです。このままリチャード・パワーズを続けて読みたくなり、ほんとうはずっと『舞踏会へ行く三人の農夫』が読みたいのになぜか本屋でいっこうに見つけられないので、文庫化されたばかりの『囚人のジレンマ』を今晩から読む。昼からは経理関係のいろいろについて友人(元同僚)に教えてもらう。独立後はじめての月末。社会的な手続きに無頓着で、20代の頃は電気やガスがしょっちゅう止まっていたぽんこつ人間なので(今はぴー太がそのあたりをやってくれているけど)友人に開業手続きもひと通り手伝ってもらい、それはそれは助かっている。前の会社に入社した頃はこんな関係になるとは思わず、そのこが先に辞めてからもこうして関係が続いていることもふしぎで嬉しく、人生縁だなあ……とおもう。なんにせよ頼りっきりでいるわけにもいかないので、苦手だと言わず自分でもすこしは勉強しなければなというきもち。さあ!今晩も読みます。新しい本たのしみ〜〜










たま子@tama_co_co2026年4月20日読んでる読書日記毎日日記朝、しごと前にシーツや毛布、ぬいぐるみを洗濯する間に『プレイグラウンド』を読む。イーヴリンが、トラック諸島の海底に沈む日本軍艦船や航空機を探索するシーンがあまりに重く美しい。海底で朽ちかけた戦争の遺物にコロニーをつくる生命たち。その数百の色彩は想像のなかで驚異の光景となる。思わず気になって調べ、スマホで見ても息をのむ写真がいくつも出てきて、イーヴリンの描写を読んだあとだからよけいにそう感じたのかもしれないけど、見てはいけない幻想世界を見たような気がして、しばらく心臓がドクンドクンと脈打っていた。そして過去のラフィとトッド、イナの方もいよいよの展開。おもしろすぎる……現代の方でトッドがずっと誰に対して語りかけていたのかが明らかになった。おもしろいぞ〜〜!!夜ごはんは春キャベツと豚肉のたらこ酢和えと、しらす丼。春キャベツをちぎりながら、旬のものは料理するのも嬉しいんだよなあとおもう。今からアイスコーヒー飲みながら『プレイグラウンド』のつづきを読む。淹れたてのアイスコーヒーで目バキバキにして今晩読み終わる作戦。





たま子@tama_co_co2026年4月16日読んでる読書日記毎日日記4時30分、シピに頰をテシテシたたかれて起きる。たまに早朝に起こされることがあって、そういう時はトイレにいくと起きたと認められ、その後ふとんにもぐりこんでも何もしてこなくなる。一緒の時間に起きたいのだろうか。目が覚めてしまったついでに仕事のメールを返して『プレイグラウンド』を読む。隙を見つけて読むので、何かの行動のたびに本に帰る感覚がある。軸足を本につけピボットするような生活。イーヴリンは双子を産み、それでも変わらぬ海への情熱的な愛と家族への想いに揺れる。バートは隣でイーヴリンと同じ世界を見ていたいのに、ライバルが海ではどうにもならないといつも家族に近づく波を警戒する役回り。しごとして昼休憩、『Page Turners』の最新回を観る。自分のスタイルをどうつくっているかという話のなかで竹下さんが、いつも自分の中に子どもの頃の竹下がいて、そのこにバカにされないかどうかを指標のひとつにしていると言っていて、思わず自分の子どもの頃を思い返して、わたしは今大丈夫かしら……と不安になる。あの頃、こんな大人になりたくないという感覚自体があまりなくて、先生は人間、親は人間、大人もみんな人間なのだと、許すことがいつも頭にあったんだよなということを思い出す。それだけ考えるとなんと達観しているんだとなるけど、多分その考え自体が逃避でもあり、抗えないものへの対処の仕方だったのだ。さあ、読んで寝る。









たま子@tama_co_co2026年4月12日読み始めた読書日記毎日日記朝、炊き立ての白米の上に明太子とエシレバターをのせ、ほんのすこし醤油をかけて食べた。口の中で溶ける冷たいバターと白米の粒が合わさりたまらぬ美味しさ。食後、紅茶を淹れて『kotoba』に線を引きながら4pほど読み、『なぜ日本文学は英米で人気があるのか』を読み終えわくわくしてしまい、本屋に行きたいけどいやでも……ときもちを落ち着けて、『プレイグラウンド』をベッドに寝転がりながら読み、猫をお腹にのせた温かみで昼寝。起きてまだ猫はのっていた。動けないのでスマホで『ダンス・ダンス・ダンスール』新刊を読み、ブランコがめずらしくかっこいい。スーパーヒーローだ!そのあと結局、散歩がてら蔦屋書店へ行き、ラーメンを食べ、にしむら珈琲店でアイスコーヒーをおかわりしながら『プレイグラウンド』は100pほどまできて、本好きで聡明なラフィの痛ましくも眩い過去を読んでいる。リチャード・パワーズはおもしろい。おもしろいぞ。その後もう一度、蔦屋書店をぐるりとして帰宅。この2日で買った本など。










磯野直@naoisono2026年1月28日読み終わったリチャードパワーズを読むと、賢すぎて自分まで頭が良くなった気になる 意味が分からなくて打ちのめされるんじゃなくて、天才の視座を示して天才の気分を味あわせてくれて、相変わらず痺れる 祝祭的多幸感溢れるラストがほろ苦く、物語は人を救うけれども、救われる物語を必要とする人間の未熟さどうしようもなさをつきつけられる 初期の作品に比べると本当に読みやすくて、ぼくら一般大衆のレベルに合わせて読みやすいように、児童文学みたいな心持ちで書いてるだろう? いや、AIに書かせているのか どちらにしてもアメリカ人ってすぐ世界を丸ごと飲み干すような真似をするよな 何を考えてんだ!とも思う

mikechatoran@mikechatoran2026年1月2日読み終わった海外文学1/1ようやく読了 本書は一人称部分の語り手トッド・キーンとラフィの友情の物語であり、海洋小説であり、マカテア島をめぐるポストコロニアル小説でもある。特にイーヴィー・ボーリューが海に潜るエピソードは美しく、映像を見ているようだ。そして、終盤にパワーズが仕掛けた大きな企みが明らかになり、大どんでん返しとは言わないが、読者を動揺させ、これまで読んできたことにいささか疑念を抱かせる。結末はハッピーエンドだが、私には物悲しく感じられた。小説内の現実でも、実際の現実でもこうしたことは起きなかった(起きない)だろうと知っているからだ(結末については読んだ人それぞれの感じ方がありそう。他の読者の意見を聞いてみたいところ)。それにしてもさすがはパワーズ、博識と作家の力量を存分に発揮しつつ、環境や技術、人間についてあらためて考えさせられる作品だった。






画伯@ggahak2025年12月19日読み終わったうーーーーん読み終わったけどこれはどうなんだ、どうですか?????うーむ!やはり現在進行形の最新テクノロジーを扱うのは難しく(書いてる間にも追いつかれてしまうとか)、ひねりがひねりとして効果を発揮しきれていない気がした。でも地球の生物圏のほとんどを占める海の生態系の描写は人生観が変わるすばらしさでパワーズでしか読めないと思う。私は彼の文体が心底好きなのだが、この最新作は特に自由闊達。読んでいると乾いた畑がごくごくと水を吸い込むような感覚がある。 そういうことか〜となってはじめから少し読んでみたけどそれは少なくともすぐにはしない方がよさそうだった。細部が答え合わせに堕してしまうかも。という意味でもやはりモヤる、オーバーストーリーはそんなことはないはずだ

Ryu@dododokado2025年11月8日買った読み終わったパワーズの海洋×AI小説。これまでいろいろAIを題材にとる小説が書かれてきたが、その中でも群を抜いておもしろいし、またたくらみに満ちたフィクションだと思う。貧しい家庭に生まれてやがて文学を志す黒人の少年ラフィ(『巨匠とマルガリータ』が愛読書)、彼の友人で、裕福な家庭に生まれ育ち巨大IT企業を設立する白人の天才少年トッド、南太平洋の島に生まれ、『ナショナルジオグラフィック』の表紙にも選ばれた海洋生物学者の女性イーヴリンの3人の半生が絡み合いながら物語は進んでいく。だがこれはどこまでもラフィとトッドの友情の話で、そこにめちゃくちゃ引き込まれる。 日本でも『トランスパシフィック・エコクリティシズム』(彩流社・2019年)という論集が編まれたり、英語圏を中心にして「環太平洋」を枠組みにネイションを超えて文学テクストと自然・社会の関係を考えようという試みが最近ますます増えてきているが(Elizabeth DeLoughreyなど)まさにそのど真ん中の小説ともいえる。つまりたとえばこの小説はエンタメとしても申し分なくおもしろいのだが、『白鯨』や中島敦の『南島譚』と並べてみたときにいっそうと輝いてくる小説かもしれない。(蟹もでてくる)





























