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画伯
画伯
@ggahak
  • 2025年7月6日
    ジェイムズ
    ジェイムズ
    『ジェイムズ』噂に違わず一気読みだった。1日で読み終わるのが惜しくて途中で置いたけど翌日に読了、読了後もまだミシシッピの川岸から動けずにいる… 「知能は足りないけれどもユーモラスで気のいい愛すべき奴隷」などという白人にとってもっとも受け入れやすいキャラクターを与えられたジムは絶対に語り直しが必要だったのだ、これがその最初ではないはずだけど 中盤までは『ハックルベリー・フィンの冒険』そのままに視点人物を反転させた語りが見事で、惚れ惚れしながら読み進むと、ある地点から川が分岐するように物語が原作(?)を離れていき、どんどん加速してコルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』やジェスミン・ウォード『降りていこう』のような作品群に接続していく 奴隷かそうでないか、肌の色が濃いか薄いか、それによって人生はほんとうに違ってくるのかどうか。システムを変えることが難しいとき、どうやってそこで生き延びるか、どのようにあるべきか 読みどころはとても語り尽くせない。個人的にはミンストレルショーの醜悪さ、恐ろしさが非常に端的に描かれる場面が印象に残る。もちろんミンストレルショーが人種差別的で許されるものではないということは近年すでに「常識」の範囲内だと思うけれども、ここでは一見わかりにくいというかましに思える分むしろ恐ろしさ深刻さが増すような差別構造として描かれており、この物語の中でもっとも肝が冷えるパート
  • 2025年7月4日
    フォークナー第27号
    フォークナー第27号
  • 2025年7月4日
    アブサロム、アブサロム! 下
    アブサロム、アブサロム! 下
    下巻も2週間持ち歩いてやっと読了。しんどかった、文体が。原文はいったいどうなっているのだろう…翻訳は並大抵ではないだろうな。フォークナー2作読んだのでフォークナー27号をやはり買ってみよう(読みたい本にあげる)
  • 2025年6月21日
    アブサロム、アブサロム! 上
    アブサロム、アブサロム! 上
    コロナからやっと全快→急な転居決定のわちゃわちゃで読書も中断しこのアプリの存在も忘れていた…引っ越ししてひと月経ち、ようやく2ヶ月ぶりに本を読み終えた。がこれはめちゃくちゃに読みにくい…『響きと怒り』とはぜんぜん違う(もちろんそっちも読みやすかったわけではないが)
  • 2025年4月2日
    ワインズバーグ、オハイオ
    ワインズバーグ、オハイオ
    わりと好きと思ったのだが半ばで飽きてしまい、後半はぱらぱらとめくって斜め読みしたり訳者あとがきを読んでまたぱらぱらしたりで読んだことにする。病み上がりで集中する体力がまだないのかもしれない
  • 2025年3月28日
    ワインズバーグ、オハイオ
    ワインズバーグ、オハイオ
    架空の町オハイオ州ワインズバーグを舞台にした短編集。うち「手」がゲイ短編集に収録されており、それが気になって購入した本。ありがちな狭い田舎の鬱屈という雰囲気ではないのがよい。人がいわく言い難き内面を持っているのはあたりまえ、だけどお互い誰もそんないわく言い難き内面を持っているとは想像していない隣人たちに、無作為に一瞬ズームインして見えたもの聞こえたことを綴るかのような作品集。なかなか好き
  • 2025年3月25日
    原因
    原因
    自伝5部作の1だが続きを読むかどうか…語りが重複していてそれが別に効果になってはおらず、小説にしても事実の羅列にしてもなかなか読むのには骨が折れる。とりあえず2作目は読むつもりだけど図書館かも
  • 2025年3月23日
    原因
    原因
    冒頭のザルツブルクという都市への罵詈雑言と、1ページに何度も何度も登場する「自殺」の文字に恐れをなしていったん訳者あとがきから読むなど…25ページほど耐え忍ぶとくぐり抜けられる
  • 2025年3月19日
    地上で僕らはつかの間きらめく
    地上で僕らはつかの間きらめく
    コロナでダウンしている合間に。謝辞を読むとベン・ラーナーに師事し大きな影響を受けているとあり、ベン・ラーナーも読もうと思った
  • 2025年3月14日
    地上で僕らはつかの間きらめく
    地上で僕らはつかの間きらめく
    このパラグラフだけでこの本を手に取ってよかったとしばらく反芻して何度も読んだ。"母語"がぜんぜん母親ではない、むしら孤児。そういう人が世界中にどれほどいるだろう。そういう人がたくさんいるということは知ってるのに、それがどういうことなのかをほんとうに知ることはないのだろう 「母さんは子供の頃、アメリカ軍のナパーム弾による空襲で学校が焼かれるのをバナナの森の中から目撃した。そして五歳のときから、二度と学校には行っていない。だから僕たちの母語は、実は全然“母親”ではないしむしろ、孤児だ。僕らのベトナム語はタイムカプセル。どこで教育が終わったか、灰になったかを記す標識だ。母さん、僕らが母語でしゃべるということは、ベトナム語をしゃべるというより、戦争を語るということなんだ。」 (p.42)
  • 2025年3月13日
    地上で僕らはつかの間きらめく
    地上で僕らはつかの間きらめく
  • 2025年3月12日
    ゲイ短編小説集
    ゲイ短編小説集
    シャーウッド・アンダーソン「手」を読む。短編はあまり読んできていないので短編特有のストーリーテリングをまだ掴みきれていない感覚があり、読み方がよくわからないというか定まらないところがあるのだが、風雲急を告げるという感じの展開の変化がスリリングでなんともすごい。「手」を含む短編集『ワインズバーグ、オハイオ』を読んでみたくなって購入。新潮文庫で2018年新訳が出ている
  • 2025年3月11日
    響きと怒り
    響きと怒り
    長編を読む喜びを堪能。どの人物も複雑、鮮烈な語り。カバー挿絵も素敵だなと思って折り返しを見ると1830年の植物画で、Honeysuckle、スイカズラだった。第二章で香る花なのだが、私はスイカズラの香りを知らない
  • 2025年3月10日
    響きと怒り
    響きと怒り
    195ページ、真ん中を超えた。エヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』をずっと思い出しながら読んでるけど順序が逆。古典をあまり読んでこなかった自分の初フォークナー。昨年、年に1作はなんか古典を読もうと緩い目標を思いつき、昨年はジョイスの『ダブリンの人々』を読んだ(最終的にはユリシーズを…)。今年はまずはこれをと読んでいる。特に読みにくさは感じない。ときどき胸にぐっと刺さる
  • 2025年3月10日
    負債論
    負債論
    何年も前に買っていつかと思いながらも差しっぱなしだったのをさっき開いて10ページほど読み、帝国の欺瞞に憤怒がわく。明快。持ち歩けないサイズだし、家でちょっとずつコツコツと読めたらいいけど、まだわからない。まだ読み始めたとは言えないのでタグは読みたいにした
  • 2025年3月9日
    響きと怒り
    響きと怒り
    まだ110ページぐらい
  • 2025年3月6日
    原因
    原因
  • 2025年3月6日
    地上で僕らはつかの間きらめく
    地上で僕らはつかの間きらめく
  • 2025年3月6日
    蜘蛛女のキス
    蜘蛛女のキス
  • 2025年3月6日
    響きと怒り
    響きと怒り
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