永遠の家
10件の記録
翠@noctambulist2026年8月6日読み終わった自身の声を失ってあまたの声を得た、とある腹話術師の遍歴。虚空へのあらたな跳躍をこころみる、という著者の意図を汲み取るのは困難に思えるけれど、虚構を信じる者として、ごく素直に受け取ることにした。永遠の家とは、物語そのものを指しているのだと。
うしみつや@bean_radish2026年1月6日読み終わった自分の声を失った代わりに数多の声を得た腹話術師の連作短編集。作中で語られる腹話術師のエピソードは不連続で一人の人間の人生と思われないが、ゆるやかにつながる虚構へ向けた語り口が心地良い。中盤の「お払い箱」「底流」「古い連れ合い」の三編、ラストの「下着のままの逃走」からの「永遠の家」が特に良かった。



















