シャーロック・ホームズとサセックスの海魔
13件の記録
Magmel@magmel2026年7月16日読み終わった数年前に買ったきり積んでいたのだがようやく読み終えた。 ジェイムズ・ラヴグローヴによるクトゥルー×ホームズパスティーシュ三部作の最終巻、ラストエピソードに相応しいスケールの最後の冒険。何重にも構造的な仕掛けがあるのも面白い。 クトゥルフ神話は身内で遊ぶTRPGでたまに触れる程度なのでそちら側の文脈からは評価できないのだが、三部作を通じてホームズとワトスンがTRPGでいうところの探索者のようになって謎を追いかける冒険活劇は素直に面白く楽しめた。1作目を読んだときはこれだけで読んでも面白いなと思ったが3作読んでみると2作目・3作目は前の作品の積み上げがあるぶん深みが増しており、三部作として完成度が高いと感じる。 最初に読んだホームズの翻訳が日暮雅通さんのものだったのもあり筆致の馴染み深さが没入感を高めてくれた。原作もおそらくかなりの精度でコナンドイルの原典をなぞっているのだろうと想像できる、素晴らしい翻訳。
yuno_yyxy@yuno_yyxy2026年5月23日読み終わったとうとう読んだ! 海外文学ということで、特有の筆致であることから読み始めるのにちょっと時間を要した。 だが、2人が巻き込まれた騒動が奇妙な不気味さを伴って駆動し、ホームズが徐々にその原因の一端を掴み始め胎動していく様をドクター・ワトスン視点で語られるにつれすいすいと読み始められた。 ラブクラフト的な深淵的恐怖をまざまざと緻密に描写し、人類は外なる神どもや旧支配者たちの前ではあまりにもちっぽけで矮小な存在であることが強烈に示される。 だが、本作はホームズ・パスティーシュ。 クトゥルフ世界観を強引にシャーロックの世界に接続していない。 ルルイエ語を操りネクロノミコンを読み込むシャーロックが、苦難の末に放つ乾坤一擲の策が描かれる決着のシーンは唸らされた。 あと、嫌味ったらしく傲岸不遜なホームズが、最高の信頼を相棒・ワトスンに向けている所は感慨深いものだった。

何かの化石@kaseki_san2026年4月7日読み終わった@ 三省堂書店 名古屋本店三部作最終巻。めっちゃええ人やん、艦長。最終巻だけあって敵が強大なこって……。第二巻の日記みたいなしんどさはなかったが、後半からは冒険譚的要素が強かった。終わりには不穏さが顔を覗かせていたが、かの世界の人類は果たして。いあいあ、くとぅふる。
ほかほかのお水@yomichi9ban2026年2月28日読み終わった借りてきた三部作の最終作。 序盤はなかなか読み進められなかったが、中盤から一気に読み終わることができた。 読み終わってしみじみ思うのが、ワトスンが好きだなぁということである。 忠実で誠実で、獅子の心臓を持ったワトスン。 彼がそばにいなければ、ホームズは自分の好奇心に負けて善良に生きることができなかった気がする。 原典や他の実写ドラマでも同じ想いを抱いた。 改めてホームズの原典を読み返したくなった。
ほくゆ@hk_ou_yu2025年10月25日読み終わった三部作の三作目。面白いは面白いんだけど急にジャンルが変わった…!?ついにクトゥルフとの邂逅なんですが、系統がシャーロック・ホームズから想像しづらい方向性の話でした。そう、つまり、モンスタームービーというか……









