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14件の記録
まっつ@mattus_1232026年3月31日初めて読んだ西加奈子作品! 主人公は、アメリカ人の父と日本人の母の元に養子としてやってきたシリア出身の子「アイ」。両親から愛を十分に受けながら裕福な暮らしをする主人公は、側から見れば幸せそのもの。だけど、アイだけはいつも、祖国に残された、"自分の代わりに養子になるはずだった誰か"を思って、受け取っていいはずの幸せも喜んで受け取れない。 世界で苦しい思いをしてる人が今なおいるのに、自分は整った環境で暮らしながら、悩みを持つなんて烏滸がましいと思った事がある人はぜひ読んでほしい。現在の世界情勢に心を痛めてる人もぜひ。きっと欲しい言葉が見つかります。 「自分の幸せを願う気持ちとこの世界の誰かを思いやる気持ちは矛盾しない」
like me@reads1932026年3月20日読み終わった再読。 震災のことが書かれていることも、「テヘランでロリータを読む」をこの作品で知ったのも、妊娠出産が後半のテーマになっていることもすっかり忘れていた。 前回読んだ時は、アイのなぜ自分は不幸から逃れられてしまうのかと考えてしまうところとか、その傲慢さの自覚が鋭いところに共感していた。 今回は血の繋がりがない家族、友達とアイとの深い関わりと、自分がこれから築く家族のことを重ね合わせた。これから先の世界に希望を持てるところが少ないけれど、それでももし子供を持つことになったら、生まれてきてくれてありがとうと祝福をしたい。
ゅちま@y_00092026年2月13日読み終わった世界共通の思考と、そうでないもの。その視点に立つとあまりに日本は異様だと感じる。同調圧力に苛まれ、私達は生きている。勿論、日本ではそれが当たり前だから私達が異様だと感じる瞬間はあまりにも少ない。それは私達の視野が狭いからだ。視野を広げる、大袈裟に言うと世界を見れば話は違う。多種多様な人、考え方、生き様。確かに繊細な人間にとっては日本は気楽に生きることができるのかもしれない。私という存在意義を感じるには、日本的思考を捨てるべきだ。










