本屋の新井
11件の記録
maru@hon71772026年3月16日読み終わった心に残る一節Kindle Unlimited┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 本屋で働くことに、特別な意味を見出せていないし、無理に続ける気もないのだ。仕事がなくなれば別の仕事を探すまでよ。 他人の家のカレーは、食べてみると「なんかちがう」と感じるものだろう。そこが面白さだ。口に合わなけりゃウスターソースをドバドバかけても、めんつゆでのばしてカレーうどんにしてもいい。私だって「なんかちがう」と首を傾げている。正解なんてそもそもないのに。 さぁ、期待を捨てて、ハードルを極限まで下げて。 自分が酷評されないための予防線ではない。 そうすりゃ大抵のカレーは美味しく、どんな本でも面白いのだ。私はいつも、そうして生きている。 人はいくつになっても、使いたいことにお金を使いたい。 わからないということは、つまり、面白いのかもしれない。 人間は、取り繕わなければ、目も当てられないくらい汚い。どんなに好きな人でも、百年の恋も冷めるような瞬間があり、実は見たくない部分の方が多いことを知っている。 今の仕事に不満はない。ただ、なれなかった何かに対する思いは、まだ苦いまま心の中にあり続ける。それを刺激するのが、最果タヒの詩だった。 「あなただけに」書かれたわけではないが、あなたが読むのなら、あなたのために書かれているのである。

歌子Bookland@bekobook731900年1月1日読み終わった有楽町の本屋で働く新井さんの書店員としての仕事ぶりと、エッセイストとしての視点が交差し、本が好きな人にはたまらん一冊でした。 …にしても、売りものの平置きされた本の上に、買い物籠やバッグをどっかりのせる人がいて、相当問題になったものでしたが、そうか…今もまだあるのか…と、怒りが湧きました。












