桜とは何か

12件の記録
- はーちゃん@hazuki2025年4月24日読み終わったいま日本で咲いているさくらについて深く知れる本。中国日本での桜の見られ方歴史について、和歌や漢文を引用して教えてくれる。これを読んだ後は桜の見方がすこし変わって、毎年さくらを見るのがより楽しみになる。もう桜は散ったけれどもまだまだ楽しむ要素があるのを教えてくれます。来年の桜を見る前に読んでみてほしい1冊です。
- サンプル読者のーん@noon_reads2025年3月20日買った数日前読むに値しないみたいなこと言いましたが買ってしまいました。自分の言い分が間違っているかもと思ったことと自分が何故桜を美しいと感じるのかを知るヒントが欲しかったからです。この本は戦後の桜論に対する批判本です。古い主張に対しての反論だなあというのが感想です。しかし特に著者の主張に対して特に言いたいことはありません。そして私がこの本を読む目的はある意味達成されました。桜が前より美しいと感じなくなったことによってです。この本の戦後の桜論への批判の仕方は一貫していました。戦後の桜論は事実に基づかない妄想だという主張でです。これは実際そうだったんだと思います。そして私も桜に対して勝手な妄想を抱いている一人でした。どのように妄想が破壊されたかというと桜の生態を聞いてからです。桜も枝を横に伸ばし日陰を作り他の植物が育たないようにするという下りを読んでからです。本の中では殆ど重要視されていない下りでしたが自分としては桜も生物なんだし綺麗なところばかりじゃないよなあと感じました。自分がなぜ桜を美しいと感じるかの結論は都合のいい妄想によるものというのが結論かもしれません。桜への関心が落ちるという結果によって問題は解決しました。全然事実が見えてなかったぜ(´・ω・`)やっぱ気になる本はさっさと買って読んじまうに限るぜ。図書館で借りるかね!( * ॑꒳ ॑*)