小説にできること
15件の記録
むらさき@mamimu_0122026年2月12日読み終わった前作『小説は君のためにある』を面白く読み、今作も手にとりました。「この小説は考えさせられる。しかしこっちには感動しなかった。それはどちらも、自分を知り、自分を作っていく経験だ」という終盤の一節が印象的。 『さみしい夜のページをめくれ』の「本は鏡」「自画像を描く」という表現とも重なり、読書論のリンクを楽しめました。 個人的には、著者の小説における人物造形評を読んで、学生時代に習った「アレゴリーとリアリズム」の講義をふと思い出しました。ふんわりと文学部に興味がある人にもおすすめです。


にこ@lalecture8232025年10月4日読み終わった小説は、作者が物語を通じて様々なメッセージを私達にたくしてくれる。 解釈は読者しだい。 自己啓発本のように 「恋愛のノウハウ」 「ダメな人間とは付き合わない」 「人生は有限だ」 こんな感じでスパッと伝えない 物語を読みながら、現実の「私」とは違う人生を一緒に歩く。感じる。 人生一度切りのはずなのに、小説を読むと何度も様々な種類の人生をなぞることができる。 ある時は幕末にタイムスリップし、ある時は女子高生になったり。楽しいなぁ。 デメリットは物語に入り込みすぎて、現在の世界に戻ってこれなくなりそうになることかなぁ。

あさぎ書房@ASAGI_BOOKS2025年3月25日読み終わった小説の幅広さと楽しみ方を教えてくれる一冊。ちくまプリマー新書だけあって文章も読みやすい。 国語の授業ー「舞姫」や「こころ」ーのせいで長らく文学を毛嫌いしていた私でも、もっとたくさんの作品を読んでみたいと思わされた(16、17歳で、女の扱いがひどい作品ばかり読まされる身にもなってほしい、教科書よ)。 最後に「良い作品」を決めるのはあなただよ、とやさしく説いてくれるところも良い。


















