メキシコ

10件の記録
ジクロロ@jirowcrew2026年2月17日ちょっと開いたドアが 閉まらない バスに乗って 赤く染まった市場へ行く …… もうしんだはずのものが まだいきているものより ひかりをうけとめていた (「火曜日の市場」) 市場には「しんだはずのもの」が集まり、 「いきているもの」よりも主役である。 すべての陳列物が聖なる遺物。 ドアが閉まらないバス、 というのが生者も死者も平等に受け入れる 入口も出口もつねに無造作に その口を開けて運ぶ様、 そうして「赤く染まった市場」、火の曜日。 あますことなく、詩人の身体に染み込んできた メキシコ感、ひしひしと伝わってくる。
Chihiro@chiii_no02026年1月12日読み終わった前半が詩、後半エッセイといった構成をとっていて、それぞれで紙の質感やインクの色が異なるのが素敵 詩を読むことがほとんどなかったけど、何かと文学に触れる度に詩の重要さを伝えられるから、流石に今年は詩をたくさん読んでみたいなと思い、この本に辿り着いた🌮 メキシコの輝かしい太陽と色鮮やかな建築物、人間と同様に生活をする動物たち、賑やかな屋台 それらのあたたかさを常にこの本からは感じた また言葉と言葉の間に風が流れる余白があることへの安らぎが詩にはあるのだなと感じた この本の内容からは逸れてしまうけど、詩を読んでいると小さい時に絵本の読み聞かせをしてもらっていたことを思い出した 絵本の中の少ない言葉を大人たちが普段話す時よりも丁寧に発音し、静かに紙をめくり、皆が耳を澄ませていながらも張り詰めていない空間にまた身を置けたような気持ち
DN/HP@DN_HP2025年11月21日水分をはらんだ空気と この身体が天気を予報する 砂漠が靴にとどまって わたしたちは たしかに失ったのだが なにを得たのか知らない というカバーにも掲載されている一編がとても良くて、管啓次郎の文章に感じる魅力と同じようなものを感じているのだけど、どうだろうか。詩には苦手意識があって、詩集も買ったことがないのだけれど、これは手にとってみたいと思った。










