女性差別はどう作られてきたか

3件の記録
- まつげ@matsuge_t2025年3月31日読み終わった『会社と社会の読書会』での言及で気になり、図書館で借りた。新書なのですぐ読める。 すごい早足でわかりやすく説明してくれている…けど世界史と日本史がぼんやりしている状態なので断片的にしか相槌を打てなかった。わたしは他の本も読んで学んだほうが良さそう。 青鞜メンバーが希求してきたことと、いま私たちが困ってることって地続きで100年前と変わってないぞ!というとこがなかなか切実だ。今わたしにできることってなんなんだろう。 --- これは本編と直接は関係ない、個人の感想 キリスト教が欲情を否定した、キリスト教社会では神(についての聖書の記述)を根拠に女性は差別された、というくだりを読んで今やっと映画「哀れなるものたち」の主張・メッセージみたいのがふんわり掴めた気がする…。あれはフィクションだけど、舞台はちょうどこの本でも触れられてる、イングランドのいわゆるヴィクトリア時代でいいんだろうか…? ヒロインが世界を知り学び自由を掴む、その過程で選ぶ職業が娼婦なのが個人的にはよくわからなかったんだ。当時のキリスト教社会では結婚したら女性の身体とそれがもたらすものは全て夫である男性のものっていう考え方があるなら…そして欲情が否定されてる倫理観なら確かに、娼婦ってそこに直撃でパンチ喰らわす職業ではあるのかも。ヒロインの身体が雇い主のものでもなく客ものでもなく自分のものってことなら、よけいに。