「人それぞれ」がさみしい
40件の記録
hoshinopants@hoshinopants2026年8月14日読み終わった図書館でこのタイトルに釣られて借りた本。「人それぞれ」という漠然とした言葉をタイトルにするなんて。「人それぞれ」の、どのそれぞれにフォーカスを当てたのか気になっていたが、案の定、様々な「人それぞれ」のおかげで(があるせいでとも言える)それが孤独を作り出していることを取り上げていた。 多様性という言葉が生まれてきた中で、個性、個人、いわゆる「個」であることが尊重される時代になった。個という望まれていたものがいざ目の前に来てしまうと、今まで集団の繋がりで生きてきた人間たちにとって、個という自由はあまりに秩序やルールが足りなさすぎる。 例えば「昔はスーツで出勤が当たり前」というルール。今は多様な時代になり、自由な身なりで出勤していいという時代になったが、その多様な自由はどこまで認められるのか。ひとつのルールで縛るのではなく、いろんなものがあっていいと言いながらも、多様にしていくことで、「ここまでは良い、逆にここまではダメ」という、むしろルールを細かく作らなければいけない時代でもある。 そして、人それぞれという言葉は、個人を尊重するような言葉であるようで、実は様々な「個の尊重」から逃げてしまっている言葉でもあるということ。個が生まれたからこそ、異質な他者を限りなく遠ざける言葉を「人それぞれ」と呼んでしまう。 個を尊重する社会というのは、個を尊重しなければいけない社会でもあるということ。結果的に人それぞれであることで、言いたいことが言えない(「これを言ったらハラスメントになってしまう」「ダメなことを言えない」など)社会を作り出している。 言葉や表現がリスク化した今の時代、人それぞれという言葉を通して、異質な他者とは関わらない選択が最もよい選択とされてしまっていることを問題とした内容だった。 本当の自由は不自由を心から知らないと手に入らないなと感じる。せめて自分は、やっぱり対話することを諦めたくないなと感じた。 新書を読むのはまだあまり得意でないなと感じたが、読み切ったことで内容の理解が深まったのと、新しい本のジャンルを開拓できてよかった。結構読みやすい。きっとこれも人それぞれ。もっと違った言葉が欲しいな、寂しい。

ゆなこ@yunaco2026年8月3日読み終わった終盤読んでいて、価値観の違いすら笑い飛ばして受け入れられる関係や余裕こそが今の自分に必要なのかなって思いました。 なお今の職場では自分と合わない人には拒否の姿勢が出ております👼まだまだだね!



積読本を減らしたい@tsundoku-herasu2026年7月16日かつて読んだ「やさしく・冷たい」人間関係を考える 「異質な他者との出会いが失敗や対立を招くこともあります。しかし、失敗したなら反省し、対立したなら仲直りすればよいのです。失敗や対立は挫折ではなく、理想の状態に到達する過程です。理想の状態にはない社会では、誰もがそのような道を通ってゆくのです」
おじむし@ojimushi2026年5月19日読み終わった「モヤ対談」で永井玲衣さんとの回で紹介されてて気になったので。 著者がなぜ人とのつながりを維持したいのかあまり理解できなかった。 あと、例えで出してくる人名が古い(今時の学生にマサコやジュンコはあんまりいないだろと思う)
nessie@nessieayako2025年7月1日読み終わったこういう意見があるというのはめっちゃ理解できる。排除されてしまう人がいるのはよくない。でも、なんだろう、この方の意見のなかに私のような人は想定されてない気がしてしまってさみしかった。 「長期的つながりの最後の砦でもある血縁および婚姻関係もかなりうすくなっています」という言葉選び、必死に血縁から距離をとって安住の地を見つけた自分にはつらく感じてしまった😢 自分と意見が違うというか、相反している考えに対する自分の頑さがよくわかった……。 思考が成熟することによって個別化しながらも孤立しないことと両立できるようになれたらいいのにな。
nessie@nessieayako2025年7月1日読んでる私は人とぶつかることでエネルギーを消耗したくないから、正面衝突は極力避けたいし、糸の切れた風船みたいに自由に飛んでくことを全面的に許されたい気持ちがとても強い。(でもそのわりには頑張って協調性だして過ごしているつもりでいる) だから、この本と分かり合えないかもしれないって思いながら読んでる。いまのところ、まだ40ページ弱しか読んでないけど、怪訝な顔をしながら「別によくね?」ってすでに3回くらいは言った。でもたまにはこういう読書もやってみたくてやってる。元気なときじゃないと読めない本かもしれない……。



k@woodeyeheart2025年6月2日読み終わった●感想 人それぞれ、の社会がどのように構築されてきたのか背景を知った上で、具体的な事例をみながら現象を読み解けた。思想は経済はもちろん、やはりインターネットという技術の進化の影響が大きいのだろう。 コスパやタイパを人とのかかわりに持ち込むことはできないはずなのに、私たちはずっと急いでいる。分かるか分からないかではなく、聞き合うことだけでいいはずなのに。 ●要点まとめ ・背景:思想、経済、テクノロジーの進化 ・影響: 気楽さ、接着剤の弱体化、特権/迷惑センサーの敏感化、ぶつかり合いの喪失 ・乗り越え方: 異質な他者を持つ(人間関係だけでなく読書もそのひとつ)、対話

文庫のある生活♪@bunko_mylife2025年3月14日読み終わった石田光規『「人それぞれ」がさみしい』(ちくまプリマー新書)を読了。過度な個人の尊重は、人それぞれ=本音で話合うことのない関係を生み出した。ネットの普及を背景に、それぞれの尖った意見が再集合され、エコーチェンバー化していく…。ぶつかり合うことを恐れず、互いの意見に耳を傾けていこう。#新書 #筑摩書房





























