残像に口紅を

41件の記録
- ないとうなみ@eheheno_he2025年6月26日読み終わった「新所帯の家庭用の品物を買いに行った際、原稿を書くのに使う卓を買おうとしている勝夫に横から、卓のようなもの要らんのにといった意のことばを笑いと共に言い、腹を立てて何か言おうとした勝夫の鼻に、何も言わさないようにとおのれの顔を押し出し、『おうおうおう』と馬鹿にしたような、のばした笑いを笑ってわが子の怒りから逃れた母」 心当たりがありすぎて笑った。ここまで同じなら、関西の年寄り特有のふるまいなのかも
- akanbey@akanbey2025年3月21日読み終わった@ 電車なるほど実験的とは思えたが、なかなか受け取り方が難しい本だなと思った。言葉が失われていくことでありがたみを感じるという浅い感想になった
- ねこさん@nekosan2025年3月13日かつて読んだ言葉が無くなっていく世界っていうコンセプトに惹かれて読んだけど、内容はそこまで好みじゃなかった。他にも同じような実験的な小説があるなら読みたい。
- かのち@SweetPea2025年3月11日読み終わった話のメインではないが主人公の幼少期の話が特におもしろかった。主人公が「そういう性格」であるというところで終始せずに幼少期の話をうまく織り交ぜることでなぜそういう性格に至ったのか、ということを納得しながら読んだ。しかし少ない音の中でよくこれだけ書けるな。圧倒的な筆力。
- まお@mao_ssss2023年10月15日読み終わった最初は面白い試みだな〜と思って読んでいたけれど、第三章に入ってからはもう使える音がほぼなくなり、単語、感嘆詩、擬音でなんとか構成されている。そして最後に「ん」が消えて、世界は消滅する。伊藤計劃の「ハーモニー」を思い出した。あとがきは論文。なんつー本だ