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オハナ
オハナ
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@flower_books
本と映画と美術館が好き。「あしながおじさん」は思い入れのあるとても大切な本。
  • 2025年3月31日
    月のうた
    月のうた
    誕生日に大好きな本屋さんで購入した本。 「何探していらっしゃるんですか?」と聞かれ、「花のうた」の話をしたところ4月の頭に入荷するとのこと。 そこは県外の本屋さんでそう簡単に行くことはできない場所だけれど、「取り置きしておきますよ」と言ってもらえたから、来月また行こうと思う。
  • 2025年3月31日
    赤い月の香り
    前作は「透明な夜」の名に相応しい、静かで揺らぎのない濃紺をイメージする話でしたが、今作は赤という刺激の強さが常にありざわざわと心を乱しながら読みました。騒めく度に朔さんのぶれのない口調と言葉に落ち着きを取り戻し、気づけば自身のために彼の香りを希求する満の気持ちに寄り添って読んでいました。 赤という色は、白とともに並べると情熱や元気、生命を感じさせるイメージを持つのに、黒と並べると血や傷、死を連想させる場合もある不思議な色です。話の節々に現れる「赤」がどのような意味を持つのか。それは朔さんのように香りで全てを理解することができない我々のために与えられるヒントだったんだろうと思います。 一香と兄、満と母、朔さんは家族と壁のある人たちと関わることで自身の過去を見つめ直しているのでしょうか。そんな中で「普通の親」をもつ新城と関わり続けることは不変的な彼の居場所なんだろうとも思いました。前作よりも少しだけ朔さんのことがわかった今作。今後も絶対また続いて欲しいと思います。 この空気感と澄みきった香りのする文章をこれからもあじわいたいです。
  • 2025年3月22日
    赤い月の香り
    次はこちら。本屋さんで探しても見つからなかったのに図書館で出会えて感激した一冊。また朔さんに会えます。お名前から「月」は必ずテーマの一つにあるとは思っていたけれど、こうしてタイトルにもしていただくと期待値がかなり高まる。読むの楽しみです。
  • 2025年3月22日
    クローゼット
    服と服を愛する人たちのお話。 洋服補修士という仕事の奥深さをこの本を読んで初めて知りました。当時どのようにこの服が着られて、印象を与えていたのか、鮮明に呼び起こす大切な仕事。 自らのクローゼットに閉じこもる纏子と鎧に身を包む晶、そして自らも傷を負っているけれど人との対話を惜しまず内側に籠ることはしない芳。バラバラに見える三人は「服を愛する」という点は共通していて、少しずつだけど確実にお互いの痛みを補修し合っていく。 この本に登場する方々の中でも館長、雛倉さん、周防さんのかっこよさとたくましさと美しさは眩しいくらいに輝いている。それは彼女たちが自分に嘘をつかない生き方をしてきたからなんだらうなというのが文の節々から伝わってきて、纏子と晶と芳にもこの三人の先輩方のような人生を歩んでいってほしいと願う。 4年前に山本耀司さんの本を読んだ時に人にどう思われたとしても自分の好きな服を着ようと思いましたが、その意識は間違っていなかったんだなとこの本を読んで改めて感じました。 好きなものに対してまっすぐに愛を向けることができるというのは、こんなにもかっこいいことだから。
  • 2025年3月16日
    4月の本
    4月の本
  • 2025年3月16日
    花のうた
    花のうた
  • 2025年3月16日
    世界文学大図鑑
    世界文学大図鑑
  • 2025年3月15日
    クローゼット
    千早茜さんの文章をあびたすぎてつい予定ないのに本屋さんへ。 なんとなくで手にしたこちらですが、後日千早さんのおすすめを尋ねた時に一番に教えてもらえてさらに嬉しくなりました。 自分の本選ぶセンスだけは信用できる。読み進めるのが楽しみです。
  • 2025年3月15日
    おばけのおいしいひと休み
    おばけのおいしいひと休み
    東京芸術大学卒展を見に行った時に惹かれたのもとしゅうへいさんの作品。素敵な文章とともに小さく描かれた優しい筆使いのイラストが印象強く、帰宅してからずっとその名前を検索していました。 小説、エッセイ、短歌集とさまざまな形で本を出版された中でも、初めに引かれたこのイラストがたくさん眺められる本作がお迎えできてとても嬉しい。仕事や勉強を頑張っている人、自分が何をしたいのかとこに行けばいいのかわかんなくて迷子になっている人、ご飯を食べても美味しいと思うことが減った人、そんな方にぜひ読んでほしい一冊です。
  • 2025年3月11日
    透明な夜の香り
    200ページを越えてから、ここで読む手を止めるわけにはいかないと思った。本に嗅覚は必要ないのに、ページを捲るごとに立ち上る香りに魅了される。美しさにほんの少しの影がおちる文章は朔さんという天才であり孤独を知っている人間性そのものだと思う。そんな彼が真の孤独ではなく、どんなことも香りで気づく彼に新たな気づきを教えてくれる人たちがいる世界に、読後涙が流れました。
  • 2025年3月8日
    透明な夜の香り
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