上山
@giQ62m8D
- 2026年10月6日
- 1900年1月1日
理由のない場所イーユン・リー,篠森ゆりこ読み終わった表紙のデザインの美しさと、帯のコピー「今日も明日も、永遠に悲しい。 あなたと話すためにこの場所をつくることにした。」に惹かれて購入。 10代の息子が自殺したことから、彼と話すための場所として作った自分の意識の中の部屋での2人の会話が続く…という作者の実体験に添った内容。しかしその情景があくまで静かに美しい言葉で綴られてゆくので、それだけの経験をしてこんな静かなものが吐き出されるのかという驚きがあった。2人の言葉遊びや生前の思い出として語られる手作りのお菓子や庭の風景の描写が美しいが、これを書くに至るまでの作者の心情を思うと、これを美しいと思っていいのかどうかわからないという複雑な感覚になる。主に会話劇であり派手なストーリー展開はないが静謐さと激情が同居していて、稀有で貴重な読書体験だった。 - 1900年1月1日
フィフティ・ピープルチョン・セラン,斎藤真理子読み終わった50人(実際は「仕上がってみたら五十一人でした」とあとがきに書かれている)の日常がそれぞれの視点で1話ずつ集められた短編集。それらが時に深く関わり合い、時に視界に入る程度に認識する様子が描かれ、最終的に彼らの運命が同じ場所に繋がる。 「もし人間社会の一部を完璧に俯瞰することができたなら」という視点でも読めるが、客観的に読むにはあまりに登場人物それぞれの性格や互いへの感情の向け方が人間くさく愛おしい。 それぞれの生活を覗く中で、韓国特有の社会問題が垣間見えるのも興味深かった。 - 1900年1月1日
20世紀ラテンアメリカ短篇選野谷文昭読んでる - 1900年1月1日
とかげ吉本ばななかつて読んだ替えが効かない作品なので手元に置いて何度も読み返せるようにしている。30年以上前の作品のため感覚が古い箇所はあるが、根底にある感性の鋭さは今読んでも鮮やかで圧倒されるところが多い。大きな展開はあまり起こらないためエンタメ的な面白さを求める人には伝わりづらく好みは分かれそうだが、数は多くなくとも自分の中で長く大事にしている人が多いのではと思う作品。 - 1900年1月1日
大阪の生活史岸政彦読んでる - 1900年1月1日
理由のない場所イーユン・リー,篠森ゆりこ読んでる - 1900年1月1日
価値がわかる宝石図鑑 第2版諏訪恭一かつて読んだ全カラーページで石のみとジュエリーにした際の写真がわかりやすく、写真を見るだけでも楽しめる。専門家ではないので情報の詳しさの程度や現状の石の価値等については判断できないが、基本的な知識はしっかり学べる。 - 1900年1月1日
2000年代海外SF傑作選グレッグ・イーガン,コリイ・ドクトロウ,ダリル・グレゴリイ,アレステア・レナルズ,エレン・クレイジャズ,チャールズ・ストロス,ハンヌ・ライアニエミ,N・Kジェミシン,中原尚哉,井上知,劉慈欣,山岸真,嶋田洋一,橋本輝幸,酒井昭伸かつて読んだ「ジーマ・ブルー」が素晴らしく何度も読んだ。宇宙的な規模で一斉を風靡したアーティストが最期に採った制作手法に、生きものが生涯をかけて成すことの価値が考えさせられる。 - 1900年1月1日
灯台へヴァージニア・ウルフ,鴻巣友季子読んでる
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