〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす
231件の記録
はぴ@happy-reads2026年7月20日読み終わった心に留めておきたいキーワード ①善と正義は別物! ・「善」は個々人の持つ価値観や利害関心↔️公正な社会システムを維持するためのインフラ整備や調整のプロセスが「正義」 ・個別の善を持つ人々がどうやって共に(公正に)生きていくか?→協働で必死に取り組む(命懸けの)挑戦=「正義」 ・正義は個々人の善、価値観、心情、優しさや思いやりとは無関係!!→公正な社会システム、ルールの構造や条件の整備の次元のハナシだから ⚖️ 『公正な社会を構想するということは、「気のあう仲間」をつくってその輪を広げることとは根本的に異なる、ということです。 公正な社会を構想することは、むしろ「仲間でも敵でもないひと」たちどうしが、どうやってともに生きていけるかを考えることでしょう。 だからこそ、わたしたちがどうしてもいだいてしまう「関心」のネガティブな面をも理解し、それを乗りこなしていくことが求められるのです』 ⚖️ ②「関心」もちすぎ問題 ・他人の善が自分の善と違うことを気にしすぎる(関心を持ちすぎる)、自分の利害関係に結びつける(自分ごととして捉える、必要以上に当事者意識)→だから首突っ込んだり妨害したり文句言ったり、果ては陰謀論者になったりすんねん ・他人事として捉える寛容さを持とう(ただし、それは理解したり認めることとは違う) ・「不寛容さに対する寛容」はレッドカード🟥(だって不寛容であることはその時点で相手に関心持ちすぎ案件、自分の利害関係に照らし合わせて相手を抑圧してるわけだから) ③自由は2方向の視点がある ・消極的自由(干渉されない、強制されない、放っておいてもらえる) ・積極的自由(選べる、決められる) 弱者の消極的自由は強者の積極的自由によって侵されて(②の関心持ちすぎ案件の餌食になって)しまいやすいから、そこんとこ調整(積極的自由の制限・条件決め)が必要。 ③善の一致を求めるんじゃなく、避けるべき悪の共通認識を持とう ・人間も動物も共通する感覚、恐怖。恐怖を引き起こす「残酷さ」(立場の強いものが弱いものに肉体的、精神的苦痛や屈辱を与える行為) ・誰もが感じる感覚でありながら、誰もが陥ってしまえる快感 ④最終的に分かり合えるゴール、究極の解決策、到達点があるという前提(大いなる理念、信仰)のもつ「残酷さ」 ・その理念が多くの個人を殺戮してきたという歴史を直視すべし ・しかし!相対主義の「それ以上会話を続けられない」フレーズ(人それぞれだよね、それってあなたの意見ですよね、はい論破)はそれ以上にブッブー ・それは「間違っていたくない」という未熟で卑怯なビビリ野郎の態度です ⚖️ 『相対主義を唱えることはむしろ、もっとも安易で怠惰な、まちがいえない表明だからです。 勇気を要するのは、自身が奉じている理念の正しさにコミットし、説明を尽くしたうえでなお、批判に対してはオープンであり、場合によってはみずからが奉じる理念を改訂・撤回しうるという姿勢をつらぬくことです。 こうした姿勢をつらぬく者は、どのようにも構想されうる自分自身の私的な「善」について、なんらかの究極的な正しさにすがろうとすることを、みずから固く禁じます。 そして、それでもなお公共的な空間でどうふるまうかについては、そのつどごとに判断し、発言し、その責任は引き受けること。 それがバーリンの考える公共的な責務であり、彼の表現を借りるならば「道徳的・政治的な成熟」ということになるでしょう』 ⚖️ ⑤正義というシステムの責任は私たちにある ・正義=公正な社会、公共空間を維持するためのインフラ、公共財 ・個々人が一定の負担を分かち合い社会単位でメンテナンスをする責任(過去に対する断罪ではなく、未来に向けた前向きな取り組み)がある ・社会単位で選ぶ公正なシステム(正義)←それをどう選び合意形成するのか=政治←その下地になっているのが「会話」 ・問題は、その「会話」からあらかじめ除外されている人がいるということ、そういった人たちの声は立場の強い側の人間が聞こうとしない限り聴かれない(そもそも声をあげられない状態になっていることも多い) ・自分たちの持つ「力」への自省と自制、会話を続ける責任


はぴ@happy-reads2026年7月10日読み始めた例えば自転車の仕組みや説明した文を理解できなくても、自転車に乗ることはできる。 「正義」という抽象的な言葉の「本当の意味」ってやつをハッキリさせることができなくても、「正義」と言う言葉をうまく乗りこなすことはできる。 それで「正義」にまつわる言葉の使い方を見てみたんだけど、私の「押し付けがましい」「人の話を遮る」言葉のイメージがどこからきてるのか腑に落ちた。 そうか、会話を「終わらせる」使い方か。そこでやり取りをストップさせてしまう、正義の使い方。 「多様性」(人それぞれだよね)ってセリフに対して感じるアレと一緒。 しかしそこで ジョン・ロールズの、会話を打ち切らない「正義」ということば遣いに視界がひらけた👀✨‼️ 善(それぞれがヨシとする価値観、利益、関心)と正義は別物として扱う。 善はそれぞれ違う。それをどうにか擦り合わせようとガンバルのが正義の軌跡。社会の存在。政治の役割。 そうかぁ!「正義」は、ハナシはお終いキーワードじゃなく、ハナシを続ける合言葉になるんだ。


はぴ@happy-reads2026年7月9日借りてきた『バラバラな世界で共に生きる』を読んで、図書館の予約本リストの中にこれが入ってたことを思い出した💡 正義の反対は別の正義か? 私は「正義」って言葉、「正義感」でギラギラしてる人が好きじゃないんだけど、それは相手から押し付けがましさ(相手が間違っていて、自分が"正しい"という見下した態度)を感じるからかな。 正しさを自分の行動の正当化する手段にしてるやつは、好かん。 でも、正しさってなんなんだろう。 正義ってなんなんだろう。 倫理学に触れてから、いろいろと揺らいできて楽しい。
せいこ@seiko_4152026年5月28日読み終わった『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』読書会@双子のライオン堂楽しかった。今まで「正義」という概念に対してマッチョで支配的なイメージを抱いていたけど、この本は正義をツールとして扱い、それが上手く機能するにはどうすればいいかというアプローチだったから新鮮で面白かったな。ローティのバザールとクラブの概念は『庭の話』と繋げて考えたら面白そうだなと思った。

青甲羅@ao_coke2026年5月24日読み終わった昨年放送大学で聴講していた政治哲学の講義が、色んな本を介して少しずつ飲み込めるようになってきた気がする。いや、まだ全然難しいし、自分の言葉で組み立て直すことはできないけれど。ロールズもローティも、いつか自力で読みたい。 この本で言う「自分ゴト化」しすぎること、他者に関心を持ちすぎる(持つようにコントロールされる)ことへが、私はここ最近本当にしんどいと思っていて、それゆえにTwitterを辞めたようなところがある。 でも一方で、自分の利害や身近な事情に引きつけないと伝わらない人もいるんだよなあ、というのも体感として確かにある。ここもやっぱりバランスの話だけど、主要なSNSが今みたいな仕組みだと、本当にそれが難しい。

はなこ@eeyan_hon2026年5月16日読み終わったとても心に刺さり、心に波紋を残してくれた本。 同時に難しい内容だった。 「善」(自身が良しとするもの)と 「正義」を区別すること。 沢山心に刺さる文章表現があった。 感情的に訴えてくる事柄には、その感情に同情(比喩的に同乗)して同じように感情的に訴えるよりも、まずは、その事柄がどこに帰着するのが最善なのか(そもそも帰着できる場所が存在するのか)、一度黙って考え、道筋を見定めることのほうが、私は重要だと思う。 政治の観点から、哲学者の言葉を引用し、 「正義」や「公正」という言葉の使い方・重み・問題点などを、紐解き、立ち止まり、展開していく文章は、なんとなくしか分からない目的地まで、著者と一緒に自転車なり車なりで進んでいく感覚でした。 良い本だった。


本とお茶@hon-to-ocha2026年5月11日読み終わったとても丁寧な文章で噛み締めながら読んだ。 普段なにかを読むとき、その筆者の属している社会やその思想の代弁であることを疑いながら読むから「この言葉の主語は、、、」とフィルターごしで読んでしまい、それだと頭の悪い私は認知負荷がつらく挫けるのも多いのだけど、こちらの筆者は常に筆者の一人称が存在感を持ちつつ三人称、二人称、一人称と狭まっていく各議論の多角的な視点を明確に切り分けし続けている。決して各思想の帰属と筆者の立場をブレンドしないので、迷子にならない。 結びの文章で「読者との会話」と筆者自身がこの営みをそう意味付けていたのがとてもしっくりきた。




みなと@minato_nozomu2026年5月2日読んでる"わたしたちは多様なニーズを持つ構成員たちによって、不安定な社会を営むという「命がけの挑戦」にとりくんでいます。それはつねに危機にさらされており、ときに破綻が生じます。現状はかろうじてまわっているにすぎません。しかし、かろうじてとはいえまわっているからこそ、わたしたちはなんらかの「正義」の構想について合意することができるはずであり、よりよい共生は可能なのだー"
Dai@D-Rinn2026年3月24日読み終わった@ 自宅今の情勢に直面するわれわれが読むべき本だ。 世界が個別の善で駆動していることへの抵抗として、本書の「公正としての正義」を胸に抱いて生きていきたい。 しかし、それでも、無力感に苛まれる。

Dai@D-Rinn2026年3月20日読んでる@ 自宅第3章が興味深い。 日本における「道徳としての正義」は各個人の善構想に依拠している。正義が実現しないのは、弱さを克服できない人間のせいであるという主張に通ずる。 正義への新自由主義的価値観、勝者と敗者が二分してしまう問題ふくみである。恐ろしや。

凪@nagi2026年1月31日読み終わった借りてきた難しくて難しくて読むのにとても時間がかかった。 文字を目で追っても全然頭に入ってこない。 何度同じ行を繰り返し読んだことか。、。。 普段寝不足か酔っ払いで本を読んでいるが、この本はそれなりに寝た次の日、午前中、でないと頭に入ってこない。そんな感じ。 単に能力不足か なんとなーくそれぞれにきちんと説明がされているんだろうな。ということがわかるくらいで最後まで目を通した。 残酷さの章だけが、読み返してみても説明ちゃんとされているとは思えず、「残酷だから残酷 それはそういうもの!」みたいに読めて、もう少し突っ込んだ説明というか、定義というか欲しかったと思った。 自分が読み取れていない可能性が高いけど。
Rica@rica_bibliotheca2026年1月16日読んでる201頁(第9章「理論的なだけでは「公正」たりえない」)まで読了. 以前職場の先生に勧められてネット上連載を途中まで読んでおり、2024年5月に購入していた一冊. 今月末の楽しみなbookcafeでのお話会に向けて、ゆっくりと読んでいる. 「会話の根本的ルールは、それを打ち切らないことである」と主張したリチャード・ローティ (みんなで合意されるべき)正義(フェアネス)と善(個々人の価値観(なにがよくてなにが悪いか))を区別する、正義ということばを大事に使う〜誰かを黙らせるためのことばに陥らない〜と提唱したジョン・ロールズ 数日前、職場でまさにこのトピックそのものの事例とでもいうようなエピソードを聞き、なんというタイミングかと思いながら、深く考えさせられた. わたしも、ともすると正義と善を混同してしまっていること、あるあるある...


- サマージュライ@SunmerJuly2026年1月5日読み終わった憤慨の叫びを聞き逃さないこと、ネガティヴケイパビリティを高めて会話を続けること、自分の現在地を確認すること、共存しえない善について考え続けること。

こつぶ@kotsubook2025年11月18日読み終わった再読したいゆっくり読み進めていた本書、ようやく読了。 わかりやすいけれど、得たものを自分の中に落とし込んでいざ実践的思考に繋げようとするとなかなか難しい部分もあり。 自分の中にもっと馴染ませたいから気になる章をメインに再読したい。 得るものが多くて今年読んでよかった本の上位にランクインしてる!





橋本吉央@yoshichiha2025年11月8日読み終わったアメリカ言語哲学をベースに、「言葉をどう使うと、分断を少しでも避けられるか」ということを解きほぐす、という感じ。ぎゅっとまとまっている本だけど、結構コンテンツはボリューミー。一読だけでは咀嚼しきれない感じはある。何かのおりに読み返したりしたい感じ。



白玉庵@shfttg2025年10月8日買った@ ジュンク堂書店 吉祥寺店図書館で借りた本を濡らしてしまい、冷凍してみたが、何もなかったかのようには復活しなかった。全然読めるし、自分の本なら気にならない。でもこのまま返すのはちょっと無理…という状態で、諦めて買って返すことにした。

ゆう@suisuiu2025年9月27日まだ読んでるわたしたちはみんなそれぞれの「善」や望みがある。そこを出発点に、共生のルールや仕組みを考えよう?みんなが自由を追求できる状態を最大化するための協働のシステムを考えよう?そのために会話を止めないやり方考えてこ〜!という勇気の出るメッセージ。そりゃあそれぞれの大切にしていることで対立することはあるけど、「正義」って言葉は別に取っておこうよ〜✌️という。









そらまめ@soramame2025年7月20日読み終わった公正とは何か、正義とは何か。そういう「大切なこと」を、一言二言で語ろうとする、断言したりしようとするんじゃなくて、一旦「大切なもの」として枠外においておいて、とにもかくにも「語ることを止めないようにしよう」 それはそれ、これはこれ、というよくある(でも恐ろしく手強い)相対主義に打ち勝つために私たちが心がけなくてはいけないこと、も語られます




Aruiwa@atodeyomu2025年4月19日再読した◉メモ 公正(フェアネス)であることに、個人の気持ち(優しさや思いやり)は関係ない、というより積極的に区別すべきであるということ。 正義も同様に個人の考えではなく、公正さを基礎に私たちが集団で構想していくものであるということ。 「一人称特権による訂正不可能性」(≒当事者的な語り)によって会話を打ち切ることができてしまうことの両面性。 何らかの問題に関心=利害関係を持つのではなく、無関心だからこその寛容さでもって捉えること。 社会で生きるとは、かくも(言われてみれば至極当然でありながらも)高度なバランスを取り続けることなのだなとあらためて……


Rika@ri_books_2025年4月18日読みたい昨日の朝刊に載ってた朱さんのインタビューを今日ようやく読んだ。 朱さんのことはリチャード・ローティの100分de名著を観て初めて知って、書籍版も読んで文章に感動して、さらには先月行った岸政彦さんのイベントにもゲストとして来られていて。 そろそろこの本も読まないとな〜




oɥı̣ɥS | 𝓒𝓾𝔁𝓸@irid2025年4月7日買った読み終わった気候「正義」とclimate “justice”はぴったりイコールじゃなさそうだなとか、差別は思いやりでは解決しない・差別はたいてい悪意のない人がするとか、弱者「男性」とかpoor “white”とか相対的なマジョリティの「凋落」は気の毒がられ、マイノリティは「権利を獲すぎ」とされ。そんなきっかけで手に取った

- ゆう@stella_262025年3月1日買ったこの方が登壇した100分で名著「偶然性・アイロニー・連帯」が好きで購入しました。 「人類の会話のための哲学」は難しくて中断中。 目の前の相手と意見を交わして対話したいと常日頃思っているので、そのテーマに合致する内容だと嬉しいな。
高尾清貴@kiyotakao2025年2月1日かつて読んだブログ時代から読んでて出版されてすぐ読んだけど、やっと感想書けた https://note.com/kiyotakao1101/n/nb49aea5aebc7


burio@burio022025年1月26日読み終わった箴言2章9節 また、あなたは悟るであろう 正義と裁きと公平はすべて幸いに導く、と。 この本を読んだ後にこの箇所を見つけて、再読せねばと思った。




































































































































































