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花でいっぱい
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@hanadeippai
2026.2 ~ 📚 読み終えた本の記録
  • 2026年5月4日
    すべてが円くなるように
    貝は海からの贈り物。 真珠には、不思議な魔力が潜んでいる。 祖母と孫、母と娘、女友達_。 真珠がつなぐ人生と夢を描く、極上の短編集。 -ー 幼いころ、母が特別な日に身につけるパールに憧れていたことを思い出した。 大人になったら欲しい、と思っていたんだった。 わたしはダイヤよりパールが好き。 自然で、媚びていなくて、あたたかみがあって、主張しない上品さが良い。 ダイヤよりパールが似合うひとでいたい。 完璧に整っていなくても、長い年月をかけて磨かれてきたような、内面の美しさが滲み出るような佇まいで年を重ねたい。
  • 2026年4月23日
    恋の収穫期
    恋の収穫期
    私と恋をするんでしょう? それは、一緒に戦うってことだよ! 22世紀になって科学技術は東京だけに一極集中している。ここ軽井沢では通信機器は使用不能。私が通う高校に東京から転校生(未来人?)がやってきた。 ・・・ 人の中には、白く光る星のようなものがあって、みんなそれを守っているのだと、そのことを信じられたら、愛も友情も決意も一人きりの誇りもすべてがその星からあふれた光だと思えるから。なんだって、できる。きみの目を、私として、見つめていられる。 最果タヒ -ー 読みながら、胸がぐっと苦しくなる瞬間が度々あった。それはストーリーとは別のところで、最果タヒのみる世界がとつぜん目の前に現れる瞬間のこと。どうしてこんなに心が感じることを言語化できるんだろう・・・ わたしの中にある、人に話したりしないけどじぶんだけが気づいてる脆い部分とか、ずるいところとか、そういうのが初めて言語化されたような。 「そっか、あの時わたしはそう思ったんだね、」と、じぶんでも気づかないふりをしていた、愛とか・哀しさみたいなものに名前がついたような気持ちになった。 分かり合えないとわかっていながら、隣に居たいと思うこと。わからないことをわからないまま、大切にしまっておく優しさと強さがほしい。 最果タヒの言葉が好きだし、すごく本質的だと思った。 またすぐ読み返すかも、素敵な本だった。
  • 2026年4月15日
    そいつはほんとに敵なのか
    今後、性懲りもなく、誰かを勝手に敵扱いして憎むような気持ちになったら、この本を棚から取り出そう。 この本は、わたしが人を信じたひとつの証なのだから。 碇雪恵 -ー たぶんわたしの毎日にはあまり敵がいない。 合わないもの・見たくないもの・わたしを下げる人 ありとあらゆる不都合なものを排除して、最適化し続けてるからだと思う。 というか、“じぶんを取り巻く環境は、じぶんが選んできたことで・じぶんの状態を反映している”ということが腑に落ちている気がする。 昔のほうが、周りのすべてに苛立ったりモヤモヤしていた。 今は、わからない自己についてもたくさん考えてきて、じぶんと違う意見や物の見方に対しても、そういう面もあるよなと一歩引いて俯瞰してみる力がついてきたように思う。 「誰にも褒められないし、お金も儲からないことを一生懸命やる」 これはわたしにとって、こうして書くこと。言葉を残すこと。毎日を記録すること。 NPO法人アクセプト・インターナショナルという団体が、「家族・友人からの言葉や幼少期の思い出などの過去を振り返り、自身のアイデンティティを取り戻すこと」で過激化を防ぐことができる、と発表しているらしい。 特に意味づけをせずともわたしが普段からやっていることの一つで(言われて嬉しかったことを日記に書いておいて読み返すなど)、わたしが周りから“自分がある”と言われることがあるのがどうしてかわかっていなかったけど、こういうところからきている可能性もあるのだと初めて気がついた。 “憎む必要のない相手を敵にしない” じぶん自身に目を向けるのはじぶんのためだと思っていたけど、それが戦わないことを選ぶ強さになるなら、わたしのしていることも“平和”の一部になって循環していくのかもしれないな。
  • 2026年3月13日
    ほほえみにはほほえみ
    編者あとがき 田中和雄 もともと日本人には得手でないユーモアやウイット、エスプリという、上等な葡萄酒にも似た馥郁たる香りのただよう風土がこの国にもあったことが驚きであり、さらにいえば、それを掬い上げて詩にしてしまう練達の詩人が、いま日本にいることに、私はひそかな誇りさえ感じます。 -ー 改めて、日本語っていいなって思う詞華集。 ひとつひとつの詩を読むごとに、 なんだかほくそ笑んでしまったり哀しくなったり。 こんなにやさしいことばで、あえて少しだけ遠回りをして、想像する余白を与えながら本質を伝えてくれるのは、日本語のなせる技。 ポッケに入れて持ち歩きたいような小咄が良かった。
  • 2026年3月3日
    幸せについて
    幸せについて
    最近歳をとってきたせいか、過去も気にならなくなったし、未来も気にならなくなってきました。過去の記憶がぽろぽろこぼれ落ちているから、いろいろ訊かれてもすぐに思いつかない。でも、これも幸せというものの一つの要素なのかもしれません。つまり、過去が気にならない、未来も気にならないで、「いま・ここ」に在る。 これが、ぼくが考える幸せの基本形です。 谷川俊太郎 -ー 幸せは感じることだから、人それぞれに違う。こうであれば幸せ、という正解はない。人には人の乳酸菌ってこと。わたしが幸せだと思えばそれは幸せ。それは、幸せについて考えずに済むことで、ふと湧き上がったり・後から気づいたりするようなもの。BGMみたいな小さなよろこびが、いまこの瞬間に存在していることに気づくかどうか。
  • 2026年2月18日
    かもめのジョナサン
    かもめのジョナサン
    重要なのは食べることではなくて、飛ぶことだ。いかに速く飛ぶかということだ_飛ぶことの歓びを味わうために、自由と愛することの真の意味を知るために、光り輝く蒼穹の果てまで飛んでゆく一羽のかもめジョナサン・リヴィングストン。群れを追放された異端のジョナサンは、強い意志と静かな勇気をもって、今日もスピードの限界に挑戦する。夢と幻想のあふれる現代の寓話。 -ー 誰の心にもきっとジョナサンはいるんだろうけど、群れや常識を脱することがカッコイイように書かれている感じがしてちょっと違和感があった。 当たり前を疑う気持ちはわたしも常に持ち合わせていて、もっとじぶんにとって心地よい暮らしはどこにあるんだろうと考えている。 人と違うのも素敵だと思うけど、群れのなかにいる人を見下す気持ちはない。と、思いつつ、もしかしたら...とも思う。 みんなと同じができない苦しさと、しかしそれでこそ本物だと思ってしまう未熟さ。 ジョナサンは神のように崇められることを嫌がっていたけど、やっぱりちょっとはそんなじぶんをカッコイイと思っちゃってるんじゃないの?と思った。 どこにいくかはじぶんで選べる。 みんな同じで、みんな自由だ、と気づくこと。
  • 2026年2月17日
    きみのこと好きだよ
    きみのこと好きだよ
    だから好き、じゃなく、だけど好き あなたもわたしも ダメなところもあるけれど あなたがあなただから。 わたしがわたしだから。
  • 2026年2月8日
    モモ
    モモ
    町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります・・・。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。 -ー 本を読む、映画を観る、ぼーっとする、音楽を聴く、歌う、散歩をする、写真を撮る、 日常の余白をたいせつにしたいと改めて思わせてくれる一冊⚪︎ 効率の良さや正解ばかりが求められる現代で、ファンタジーの世界をたのしむ心の余裕があるひとばかりではないのだろうけど、そんなひとたちにこそ届いてほしい。 仕事や人生において意味のあることを求めすぎるあまりに、それ以外のことがたのしめなくなってしまっては元も子もない。 「時間を無駄にした」とか「時間がない・ひまがない」という言葉を耳にすることが多いけど、むずかしく考えずいったんぼーっとしてみたらいいのに。 なんにでも意味を求めなくて大丈夫。
  • 2026年2月4日
    もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
    僕は、いつも「もし」の視点をもっていますから、「いま、僕が、もし25歳だったらどんなことをしたいだろう?」と、考えついたことが、この本を書くことになったきっかけです。いま、ほんとうに25歳の若者であり、現実に25歳の人たちと会話をしてみたら、どんなことを考えるのだろう? と思いついたとたんに、僕はバーチャルな冒険をしてみたくなり、わくわくしました。 -ー この手の本はよく読むけど分かりきったことが書かれている場合も多くて、「そんなのわかってる!できないから困ってるんだ!」と思うこともある。 この本は違った! 意外性があって驚いてしまうような発見と、すぐに実践できそうなこともたくさん書かれてる。松浦弥太郎さんはやっぱり面白い。 わたしが普段から意識してることも書かれていて嬉しかった。そこに関しては、解像度が上がったおかげで日常のなかでより強く意識できるようになった。 “好き”を深掘りすることは、今後も続けたい。
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