1〜4巻の中で断トツでアツい青春ストーリー 千歳くんの人間性をまたひとつ知れた回だった

翻訳の独特の言い回しに挫折しそうになったけれど、後半の伏線回収とやり直し作戦が面白かった。 細かい人間関係や技術的な話は難しく感じてスルーしながら読んだ感じになった。

アイドルファンでなくても 推しがいる全ての人に刺さると思う。 推される側の苦悩や葛藤、そこから生まれる喜びややりがいまでも全てが想像以上に生々しく描写されているけれど、最終的には6人それぞれが前向きに進んでいけて良かった。 登場人物たちの関係性が深まっていくのを、それぞれの視点で読むことができる構成になっているのがとても面白い。ひとつのエピソードを様々な視点で掘り下げて読んでいけるので、読み進めるごとに登場人物たちのことが好きになっていく。 読みながら自分の推しを見つけるのも楽しいと思う。