愚かな薔薇上
24件の記録
よあけ@mogumogu2025年3月19日読み終わった上下巻とも読了。 恩田さんの小説によく出てくる、選ばれた者と選ばれなかった者。 小説の内容は面白いと思いつつも、選ばれた者・持っている者が主人公のものも多くて、その葛藤も「それって上からの目線での悩みですよね」と思えてしまうからか、なんだかやりきれないような気持ちが残るんだよなぁ。どうしても選ばれなかった者・持っていなかった者(持てなかった者)に、苦しいよねって共感してしまう。
咲@mare_fecunditatis1900年1月1日読み終わった舞台となる場所は「磐座」と名付けられている。 磐座。いわくら。 磐座とは、そもそも、その地で崇拝される神や霊などを迎え入れるための座席としての岩を指す。 常時は、奥深い山の頂、海の彼方の世界、天上界などの遠い遠い場所に居らせらる信仰対象を、祀りの時に、磐座に迎える。 神々をこちら側に迎えるための、神聖な場所。 物語の冒頭で子どもたちが目にするのは、巨大な岩に刻まれた「虚ろ舟様」の彫り物。 滅びゆく地球から空中船で移住する、体が変質し人の血を飲み不老不死になる… そんなSFが、自然崇拝的原風景を舞台に繰り広げられる。 「僕たちは、このままでは外海になんか行けないんだよ。肉体的にも精神的にも、こんなに傷つきやすいまんまじゃ。もっと違う者、違う存在にならなくちゃ。違う段階を目指さなきゃ、舟に乗れないんだ」























