Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
イチ
イチ
@one
  • 2026年5月24日
    廃用身 (幻冬舎文庫 く 7-1)
    映画化されて名前を知り読み始めた 最初のAケアの症例の、かなり詳細な過程の描写はぞわっとした。介護の大変さがかなり描かれていて、それがAケアをよりリアリティを持たせていたと思う。本の構成が面白かった。個人的には後半マスコミの過熱報道に終始してしまうのが残念に感じてしまった。人間の正義を振り翳すグロテスクではなく、人間の加虐性や不可逆的なもののグロテスクについて描いてほしかった。
  • 2026年5月21日
    1984
    1984
    本当に怖い小説。現代の全体主義がとるであろう手段をリアリティをもって提示している。言語を消滅させる。非正統的な思考ができないように。 後半読んでいく中で、序盤に埋もれていた表現が息を吹き返すのが楽しかった。充実していた人の心、精神が折られていくさまがかなり丁寧に描かれていて、おぞましい。拷問は怖い。解説、訳者あとがきも面白い。
  • 2026年5月19日
    大学生がバイト先でセクハラ発言を受けてから謝罪の会を開催するまで そしてそれから
    池袋のジュンク堂の一階の自費出版のコーナーで買った かどでんこさんが経験したセクハラ発言が、あまりにも気持ち悪すぎるし、そのときにかどでんこさんがどう思ったかがかなり詳細に描かれていて、本当につらい 当時の彼氏が共感を示さなかった時のかどでんこさんの心情を考えると、本当に全てのことが嫌になる セクハラを受けた人がどんな気持ちになるのか、想像できていなかった自分が本当に恥ずかしいし悔しい 全ての性の人が読むべき
  • 2026年5月9日
    風を飼う方法
    今回も小原晩さんのやさしくてぽかぽかする言葉遣いを楽しむことができた。主人公たちの、世界に対しての柔らかい世界の捉え方を、心地よいと思った。最初の3作品はゆったりとただ楽しく読んでいられる。けれども表題作の主人公を待ち受けているのは厳しい生活で、その対比が痛切でかなしい。最後の表題作だけは、読みながら、私たちがこの主人公の情況をともに引き受けなくてはならないと感じた。形式ばっていて通例正しいと思われることに向き合わなければならない。
  • 2026年4月20日
    宇宙人の部屋
    アルコール依存症に悩む2人の男を、共依存に悩む女性の筆者視点から描いたエッセイ。助けないことが彼らにとって最善だと分かりながら、それでも手を差し伸べてしまう共依存患者の気持ちが痛いほど伝わってくる。アルコール依存症になるまでの彼らの境遇、共依存体質になるまでの彼女の人生が触れられていて、そうならざるを得なかったようにも感じる。男たちの行動はとにかくぶっ飛んでいて、思わず笑ってしまう。こんなにも生きづらい人がいるんだなと知った。
読み込み中...
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved