急に具合が悪くなる
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イチ@one2026年7月12日読み終わった映画が非常に面白かったので、原作を買った。映画とこの書籍は全く異なる内容だが、ところどころに宮野と磯野のエッセンスが映画に溶け込んでいたことを感じ取れた。偶然を受け止めて、あなたと生きる勇気を持って、その物語に飛び込むことは、なんて美しいのだろうか。 人生において重要な、「分岐ルートのいずれかを選ぶことは、一本の道を選ぶことではなく、新しく無数に開かれた可能性の全体に入ってゆくこと」である。世界への信と偶然に生まれてくる「いま」に身を委ねる勇気が必要。 アザンデ人の妖術は、「二つの独立した事象がなぜある瞬間にある場所で交差したかを説明する」、「失われた環〈ミッシング・リンク〉を埋める役割」を持つ。妖術は、不幸の原因を自分の外側に出すことができる。しかし、偶然性は決して原因を説明してはくれない。ガン患者であることは「私」という人間のすべてではない。ガンという不運から自分の人生を取り戻そうともがいている。自分がガン患者であるという物語に従うことは、自分の存在を「患者」という役割で固定すること。「不運という理不尽を受け入れた先で自分の人生が固定されていくとき、不幸という物語が始まる」。妖術は原因を語るが、悲しみを解消してくれるわけではない。→死を伴う妖術には復讐が許されているから、遺族が物語に押し込まれることはない。妖術者を探す託宣は認められている。「目の前に合理的に見える説明形式や、わかりやすい物語が提示されたとき、人はそれを受け入れるべきだという社会的な通念は現代社会にも強く存在している」。他人を自分の物語に巻き込むことや、自分が他人の物語に巻き込まれていくことへの抵抗感は、「それ以上問えない理不尽に対して、意味を与え、人生を方向付け、それに従順になってしまうことへの居心地の悪さ」に基づいている。6便の磯野の言葉遊びの説明の部分、よくわからない。和辻哲郎によれば、私たちが生きていく中で最も重要な倫理的な基礎は「信頼」であり、それは「わからないはずの未来に対してあらかじめ決定的な態度を取ること」である。「約束」とは、死の可能性や無責任さを含んだうえで、本来取れるはずのない「決定的態度」を「それでも」取ろうとすることだ。身体図式の欠落、自己意識と身体の関係、まなざされる身体、媒介としての身体、どれも気になる。 「それぞれの人間が持つ特性にラベルがつけられ、ラベル同士のあるべき連結の仕方が、関係性を具体的に作る人々の外側にいる、ラベルについて深い知識を持っているとされる人たちによって、頻繁に提示されることに私は少々違和感を覚えています」→本当にその通り! 最初から決まっている適切な接し方など無い! 人はみな、さまざまな当事者性にまたがっていて、それゆえに当事者であることに安住できない不安定さがある。 三木清「人間が利己的であるか否かは、その受取勘定をどれほど遠い未来に延ばし得るかという問題である。」 10便での磯野の言葉「その人が大切な存在になればなるほど、その人に『さようなら』をいう日の手ざわりがより確かになってゆく」は、磯野視点から死を了解しようとする準備が見える、素晴らしい言葉。

Haruhito@haruhito27_reads2026年7月12日読み終わった文中に『プロットも終着点も決めず、ただお互いの言葉に引っ張られながら、文章を紡いでゆく書簡という形式』とあるように、往復書簡の形式で書かれているので、一通の中に前置きや脱線、解釈の相違や複数の論点などがあり、それを時間差のある手紙でやりとりしているため、読むのに難儀してしまった。 内容としては、「病に罹って急に具合がわるくなる」ように、人生で起こる不確実な出来事とどう向き合い生きていくのか、という問題を人類学者と哲学者が語らっている。そんな中で、「どんな選択をしてもうまくいくとは限らないのだから、その偶然性を受け入れて、選ぶことによって浮かび上がる自己を意識して生きていく」という考えに惹かれた。この本でも「日常を積極的に習慣化することの重要性」が説かれているように感じた。 原作を読み終えたので、映画を観に行く!



幽霊@kikichacha2026年7月7日読み終わったなんというか、自らの感覚についてここまで深く美しく紡ぎ出すことが出来る人を見てしまうと、日記にしてもSNSにしても、もう自分で何か書く必要なくない?と思ってしまった。本をたくさん読んで、色んなことを知って感動してそれでいいじゃんという方向に流されていきそうだった。 しかし、読み進めていくとそんな気持ちも見透かされているように、身につまされる話が次々と出てくる。そして自らラインを引くことを、ラインの踏み跡となって肯定してくれる。 困った。本当に素敵な本に出会うと、読んでしまった絶望と読むことができた喜びが同時に押し寄せてくる。どうしよう。 あとがきを読み、今日が7/7であることにも本当に驚くことになった。これを偶然と言っていいのか分からないから、もう一度読み直そうと思う。
- 米粉@asami8312026年7月6日読んでる病気になって医者の言う確率論で悪化を怖がって、楽しみを避ける・日常を変容させる。 それって当たり前のことだと思っていた自分に、ほんとかな?そうかな?ってギモンを投げかけてくれる…たしかに人はみんな明日どうなるかなんてわからないね。最近当たり前と思っていたことを疑うことにハマりだしました…笑

Shino@hr_9292026年7月4日読み終わった心に残る一節「私たちが生きる世界は、こんな根源的な出会いに充ちています。でも、そのためには、ラインを引く覚悟、「連結器と化すことに抵抗をしながら、その中で出会う人々と誠実に向き合い、ともに踏み跡を刻んで生きることを覚悟する勇気」が必要です。でも、その勇気を持ち、偶然を引き出すことができれば、こんな出会いに充ちた世界に自分が紡ぎ出した意味の網の目を織りこんでゆける。 それはなんて素敵なことなのでしょう。」
ゆきこ@mashumaro6102026年7月1日読み終わった映画が話題になったのがきっかけで購入。 感想を言語化するのが難しい。 2人の貴重なタイミングでのやりとりを 共有してもらえたことが尊い、、、 そしてこの本を原作にして作られた 映画もとても気になる…!
本屋lighthouse@books-lighthouse2026年6月30日映画を観たマリー=ルーと真理が出会い、そのままお互いのこれまでを話し始め、しかし急に夜番に入ったりナースコールで呼ばれたりして話が途切れ、にもかかわらずお互いの話がまた続けられるあの夜が、どことなくアウステルリッツの語りを思い出させるものだった。というのは瑣末な感想で、本編ど真ん中の感想はあらためて書きたい。パンフレット読むのも楽しみ。









雨晴文庫@amehare_bunko20232026年6月29日読み終わったまた読みたい映画を観終えたその日に購入。 映画はほんとうに素晴らしくてこの先の人生で幾度も思い出すだろう作品。 本もまた何度も読み返したい内容だった。 筆者の一人である宮野真生子さんが研究していたという九鬼周造の本も読んでみたい。

さしみ@sashimi_world2026年6月29日読み終わった一回では読み解けない内容ではあったが、面白かったかな。ちょっと2人とも癖ある文体(往復書簡だからこういうものなのかな)で苦手ではあった。素敵な概念が多く盛り込まれており、それぞれを深掘りする価値がありそうで、時間をあけてまた読もうと思う。
eringi@eringizakuzaku2026年6月29日読み終わった映画を観て、原作本へ。 著者のお二人の言葉が、スクリーンの中で生きる二人の言葉に繋がっていく。 あの言葉、あの景色、こう紡がれていったものなのかという確信と、驚きと、そして普段生きる中での疑念へのヒントと、たくさんもらうものがあった。 映画再度見たら、また何度でも読みたい。
あゆ@ayu11132026年6月28日読み終わった映画を観る前に少し読み始めて、映画を観終わってから残りを一気に読んだ。何でこの本のまま映画にしないのかなって思ってたけど全部読んだらよくわかった。ちゃんとこの本を映画化してる。すごいことをやってのけている。そして映画もそうだけどこれを読めて本当に良かった。ありがとうございます、という気持ち。おすすめ菓子パンリストでなぜかめっちゃ泣いた。



さつき@satsuki_reads2026年6月28日読み終わった偶然と運命、不運と不幸、生きることと死ぬことの話。 不運は点、不幸は線、という話が印象的で、すごく納得もする。 二人の真摯で誠実なやりとりに心を打たれる。傷つくかも、傷つけるかもしれないなか勇気を持って聞き、それに対して覚悟を決めて応える。 とても良かった。
幸緒@kons_03202026年6月27日読み終わった映画を観るまえに読んでおこう、と手にしたのだけど、もの凄いちからづよさをもったおふたりの文章にぐいぐい引き込まれた。今年読んだ本のベストに入るとおもう。熱い血の通った、魂のこもった言葉は世界のどこまででも届く
伊東@yarn32026年6月25日かつて読んだ出てすぐくらいの時に買って読んで、この年のベストくらいに感銘を受けた本だった。なので映画も観に行ったが、なんでこの本からこの映画を作ろうと思ったんだろうな、が感想だった。多分私が映画に不慣れなのもあろう。映画というメディアに親しんでいる人にほど新しい映画なのではないかと思った。素人にはあまり高次元の差異はわからない。 以下引用 結局、私たちはそこに現れた偶然を出来上がった「事柄」のように選択することなどできません。では、何が選べるのか。この先不確定に動く自分のどんな人生であれば引き受けられるのか、どんな自分なら許せるのか、それを問うことしかできません。そのなかで選ぶのです。だとしたら、選ぶときには自分という存在は確定していない。選ぶことで自分を見出すのです。選ぶとは、「それはあなたが決めたことだから」ではなく、「選び、決めたこと」の先で「自分」という存在が産まれてくる、そんな行為だと言えるでしょう。(P228〜P229・宮野)

温暖@reuneu56642026年6月23日読み終わった偶然性に生きること 魂の分け合い 本を最近読み始めてこんなにも一冊に魂を込められるのかとくらった 共に踏み跡を刻んで生きる 最後の勇気の部分 難しくて理解できない部分もあるけどたくさん考えさせてくれた
kirakira30@kirakira302026年6月21日読んでる〈ところが、目の前に合理的に見える説明形式や、わかりやすい物語が提示されたとき、人はそれを受け入れるべきだという社会的な通念は現代社会にも強く存在していると思います。なにより、その方が合理的で楽でしょう。結果的にそれが自分を余計辛くするとしてもです。なぜなら、わからないものと対峙するのはしんどいし、怒り続けることも難しい。私たちは「わかるとされていること」にすがり、流されてゆく。 でも、わかる必要などないのです。 わからなさの前で、自分を取り返すために、私たちは問わねばならない。これは何なのだと。〉p119






kirakira30@kirakira302026年6月21日読んでる〈人は、やれるだけのとをした後、やってきて欲しい未来を、モノの中に託します。〉 〈いまを具体的に生きる人たちが、手元にあるささやなモノの中にやってきて欲しい未来を見出し、そこに願いをかける。そこに力がないはずがないと私は思うのです。〉p82
ゆみすこ@yumisukojp2026年6月20日読み終わったすごい本を読んだ 今流行りの虚弱的なやつかと思って開いたのでびっくりした 正直かなり書かれてる文章は難しい、一回読んだんじゃ頭の中に入ってかない 繰り返し読まないと2人の魂を交わしたやり取りはきちんと読解できないだろう それにしても宮野さんの綴る言葉、なんで力強くて優しいんだろうな…




Books Mandeville 武蔵小杉読書会@BooksMandeville2026年6月20日読み終わったBooksMandeville読書会@ 本屋・生活綴方映画公開のタイミングに合わせて、読書会で紹介しようと半年くらい熟成していた本。 往復書簡でありながら、単に優しい言葉をかけるのではなく、時には強い言葉を掛け合っている。 「病気が治ったら何をしたいか」の裏にあるもの、ラベル付けしてしまうことでそれぞれの立場が定義づけられてしまうことなど考えさせられるものが多かった。 映画も観たい。




楡@etemotust2026年6月20日読み終わったこんなにパワフルに生きられるかな、と予想とは違う方向で憂鬱になった。健康体なのにこんなことで憂鬱になるなんて本当にどうしようなく、その情けなさにほとほと嫌になるね。 「安易な物語に取り込まれない」というのは、共感するところがすごくある(村上春樹のアンダーグラウンドを思い出ながら)一方で、闘病という文脈に立った時にも私は物語に取り込まれずにいられるだろうか?と自省した。 「しかし先の契約関係で適切とされる振る舞い方が、この関係に埋め込まれると、契約によって結ばれる目的を喪失したまま、関係だけが契約的になります。到着地点がないため、徒歩旅行は輸送にもなりえず、疑似契約関係のまま、二人は動きを奪われその場に固定されてしまいます。」このあたりの箇所は昨今の「正しい/適切な」コミュニケーションへの違和感が言語化されててすばらし〜と思った。 「受取勘定をどれほど遠い未来に延ばし得るか」これは三木清の言葉の引用だけど、いい言葉だな、と。線で生きたいなら、このメンタリティが確かに必要そう。 「その人が大切な存在になればなるほど、その人に「さようなら」をいう日の手ざわりがより確かになってゆく。こういう話は、映画や小説で起こればいいわけで、実際の人生に、しかも私の人生で起こる必要はない「にもかかわらず」それが起こってしまう。」と本文中にあっただけに映画を心して観たい。
ぱち@suwa_deer2026年6月19日読書会再読した読書会課題本たしか発売した直後に比較的早くに読んだと思うので6年ぶりくらいに再読。 改めて読んで思うのは読み解きが難しいテクストだなというところ。 特に前半の書簡ではおそらく水面下でLINEのやりとりをしててそこでのやりとりが書簡に反映されてるのかなと思った。第三者的には文脈の意図が読み取りづらく感じる箇所が多数あった。それとたぶんその後の往復書簡がいろんな展開にできるような余地をつくるために複合的な要素を持った文章にしているようにも感じて、それが読みづらさにつながっているように思った。 ただそれが悪いことかというとそういうことではなく、こういう入り組んだテクストだからこそ、読み手に考えることを促す磁場をつくっているのではないかと思うし、この本を読むことでまた別のいろんな本を読みたくなる感情が湧いてきた。 ひとまず映画の方を見てからまたじっくり原作のことも考えたい次第。 本書を通して個人的に読みたくなったのは以下の本。 ①医療人類学関連では『感染症の医療人類学 ウイルスと人間の統治』浜田明範 ②生権力批判と自由意志(言及はされてないけど大いに関わる問題だと思う)では『ハーモニー』伊藤計劃 ③喪失と「なぜ?」と「どうして?」を考えるために『遠い声をさがして 学校事故をめぐる〈同行者〉たちの記録』石井美保 ④映画版を見るにあたって『プシコナウティカ イタリア精神医療の人類学』松嶋健





ゆずりは@setsu03122026年6月19日読み終わった借りた本BooksMandeville読書会読書会で紹介されて、お借りした本。 8便での宮野さんの「痛みと死において自分を取り返し、その自分に立ち止まるために語りを紡ぎ出す。これを哲学する者の業と言わずして何と言うのでしょうか。」が胸を打つ。 『死』が遠い未来ではなくなってきたいう宮野さんに対して、それ(死)について聞きたいと直球を投げる磯野さん。その返事として「信頼と約束」について語る宮野さん。 第7便が一番心に残った。




篠乃崎碧海@Aomi_rds2026年6月18日読み終わった映画公開前に1年ぶりくらいで再読。 このエッセンスをどうやって映画化するつもりだろう、というのを念頭に読んだ。この対話は書簡で(話した言葉ではなく書かれた言葉で)交わされたものである、というのが大きいと思うのだが、果たして映画ではどう表現されているのか。期待半分不安半分である。映画を見終わったらまた読んで記録するだろう。 哲学をその身に抱くというのは、何物にも代え難い芯ある強さをその身に宿らせることでもあるなと思う。哲学の芯を持った自由な人間になりたいと思う。
スプリング@branchxeau2026年6月18日買った読み終わった読み終えたあとに改めて各書簡の日付を見返し、おそろしく短い時間の中で交わされた濃密なやりとりに学者ってすごい、凄まじい⋯⋯と震えつつ、「偶然を引き受ける勇気と覚悟」「出会うこと」についての言葉が心に残った。
sayo@sayo_6002026年6月18日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台「生きること」はもちろん、「関係性」について深く考えたい方におすすめしたい本。 こんなに迫力がある、思考のエネルギーに溢れた内容だとは思わなかった。 個人的に他人事ではなく読むのが怖かったが、読了した今恐怖が別のものになっている気がする。読めてよかった。



- もも@riiisako2026年6月18日読み終わった哲学者、人類学者の目線で「急に具合が悪くなる」ことについて語られていたはずだったのに、だんだん肉声じみてきて、途中で何度か泣いてしまった。これからも何度も読み返したい。


かわい書房@kawaishibou2026年6月18日読んでる読み終わっただいぶ前に読み始めたままだったのを、映画を観る前に、ともう一度トライ。 すぐに引き込まれて一気に読んだ。 読み終わった後の気持ちを言葉にするのがとても難しい。だけど、人生のベスト本のなかに入るくらい大切な一冊になった。
ジア@sheletmego2026年6月17日読み終わったこの本を読んでからずっと生きることと死ぬことについて考えている、これどうやって映画化したんだろう…でも、偶然をテーマとしている濱口監督が撮ることになったのもすごい納得できた。

ごとー@ptk5102026年6月17日読み終わった語られるテーマの深さがそのまま衝撃になって襲いかかり、考え込んでしばらく動けなくなってしまう本だった… いち読者としては往復書簡でする話にしては重すぎると思いつつ、「学者同士の業」に頷いたり放心したり。自分の言葉で感想を語るの難しい。映画版がどういう形になってるのか気になる…




vidrocapt@vidrocapt2026年6月16日読み終わった最初の1便から内容がただただ本当に面白く一日で読み切った。 急に具合が悪くなった人間。その瞬間たまたま出会してしまった人間。学者人生の専門性や経験を言葉で全力で交わし合う、魂と魂の凄まじい熱がそのまま保存された特別な本。
雨と雨のあいだ@bochibochi2026年6月15日読み終わった偶然を必然として引き受ける覚悟について。 約束とは死の可能性や無責任さを含んだうえで、本来とれるはずのない決定的態度をそれでも今表明すること。未来であり、あなたへの信頼が約束のベースであり、運命を手繰り寄せるのだということ。
高尾清貴@kiyotakao2026年6月14日読み終わったいやあ、これは一体何の本だったんだろう…著者プロフィールに書かれた年月をみて、あれ?と思い。出版日を奥づけでたしかめて、あれ??となって、気が気じゃないまま読み進めた。 九鬼周造の哲学が精緻に語られているが、全然頭に入らなかった。 これがケアってことなのかもな…と、最後に思った。
高尾清貴@kiyotakao2026年6月13日買った読んでるこれ重そうだからあまり近づかずにいたのだけど、「あなたがこの本を薦めるのか!」という同僚が勧めてくれたので、いよいよ、読もうかなと。映画もこれは観ることになりそうな予感。というか観たい。


なぎさ@no_taiyaki2026年6月13日読み終わった著者の2人が哲学、文化人類学というお互いの学問を引用しながら具合が悪くなっていく宮野さんの経験について考え合う姿はどこか神々しいほどの「生」を感じられました。ラストの宮野さんの九鬼周造の偶然性についての言葉を引用しながら2人の出会いについて書き綴った文章は鬼気迫る迫力がありました。映画の公開も楽しみです。




松田茉莉@cotomato2026年6月13日読み終わった借りてきたあたまガーンとやられた。 治療に正解なんてない。 私がエビデンスが大事とか、 信頼できる情報源、 専門家に繋がることが大切と思い AIなんかに相談しちゃダメだって 個人的に思っていたことも、 結局は個人の闘病体験の成功体験、 生存バイアスの押し付けにすぎない。 私が人に言われて嫌だったこと 知らずと人にしてたかもしれない。 この本は2人の女性学者の 往復書簡なんだけど、 タイトルどおり 休憩に具合が悪くなるかもしれない、と 医者に宣告された乳がんを患った 宮野さんの当事者による 心の叫びと磯野さんが困惑しながら 真摯に返答していく魂の言葉の記録です。 映画ももうすぐ上映開始。 観に行く予定でいます。




がんじ〜@ganjiii2026年6月13日読み終わった哲学者と人類学者の病と死をめぐる対話。どちらも基本的に言葉だけを用いて人間について思考する学問のため、この対話は学術的な背景を伴ったものになるが、うち一人が重い病にかかっている状況であり、最近知り合ったという関係(ここは結構重要な気がする)のため、極めてパーソナルで不安定な往復書簡ともなっている。終盤に差し掛かり、人類学者ティム・インゴルドの「ライン」が重要な概念として登場する。2つの点を結ぶラインには無数の可能性があり、決して一方的に引けるものではない。



冬瓜@togan0002026年6月12日読み終わったかつて読んだ他人と自分を関係づける。 コマンド的なコミュニケーションだとわたしが思っていたものって、連結点に終始するということかもと思った。 フォーマット的な関係性。 ああそうだ、もっとこの手でこの世界をひたひたと触りたいんだ、わたしは、という気持ちになった。 予測の立てられるコミュニケーションをしようと勝手にしてしまう。(結果予測など立てられず他者との接点が怖くなる) 他者から予測可能な自分でなければと勝手に萎縮してしまう。 でも本当はそんなことしたくない。 したくない!! めちゃくちゃ偶然性に自分を開いて生きたいぞー!!!
雨と雨のあいだ@bochibochi2026年6月12日読んでる経験値に基づくイメージが不可能なとき、人は確率に基づく判断を手放す。全ての可能性を丁寧に並び立てて決めてもらう発想と、知識のある側が方向性をある程度指し示すこと。


やぎちゃん@yagi_chan2026年6月7日読み終わった@ NABO涙なしに読めなかった。なんてチープな言葉では語りたくないのだけど、そうとしか言えない自分の語彙力に絶望する。辛かった。でも、読めてよかった。
しゅさい@syusai2026年6月7日読み終わった映画にそなえて再読。ちまちま読んでたのを今日で読みきった。さいしょに読んだのは何年前だ…? はじめは学生気分で知的好奇心をくすぐられる楽しさがあり、徐々に学者ふたりの本気に打ちのめされ…最後はなんだ…なんだろう…。学問という枠組みで生き様とか覚悟を見せつけられた感じ。めちゃくちゃかっこよかった。でも、やっぱり泣いちゃった。映画すごく楽しみ。
とめ@m_ake2026年6月7日買った読み終わった本屋で見かけてはいたけれど、なんとなくスルーしており…今回映画化を知り、本も気になって購入。これがまた…とても良くて一気に読む。 本当に「急に具合が悪くなる」、それも、死に向かう悪さ。それに対して、本人は、そして周りの人は、どうしたらいいのか…。本著でも何度も書かれるが「逃げることもできたのではないか」ということ。そこを見ない、隠す、触れない…ということで、逃げることもできたのではないか。しかし、勇気を持って、あえて二人で、そこを触り、探って、言葉にし続けた営みが…もう…すごいなあ…と最後泣いていた。 「最初は、モテとかダイエットの話もするつもりだったのに…」と書かれてるの見て笑っちゃった。 とても良かった。映画化もすごいな。みたいな。





kirakira30@kirakira302026年6月4日読んでる〈たまたまの「出会い」をもとに「ここにしよう」という気持ちが自然に湧いてきた結果でした。〉 〈そもそも「選ぶ」って何だろうと思うのです。合理的に比較検討することはできるけど、私たちは本当に合理的に「選ぶ」ことなんてできるのだろうか、そんなふうに「選ぶ」ことが「選ぶ」ということなのだろうか、と。結局のところ、何かに動かされるようにしてしか決めることができないのなら、選ぶとは能動的に何かをするというよりも、ある状態にたどりつき、落ち着くような、なじむような状態で、それは合理的な知性の働きというよりも快適さや懐かしさといった身体感覚に近いのではないか、そして身体感覚である以上、自分ではいかんともしがたい受動的な側面があるのではないか、と。〉p50
kirakira30@kirakira302026年6月4日買った読み始めた@ UNITÉ(ユニテ)ここにならあるだろうと思ったら、ちゃんとあった!ありがとうございます。 積読に埋もれている気もするけど、見つからなかったので購入。
hanathedog@yumethedog2026年6月3日読み終わったこの本が出た時、タイトルをみて具合が悪くなりがちな人間を取り巻く話かな、と受け取ってしまい気になっていたものの未読だった。頭木弘樹『痛いところから見えるもの」みたいな(こちらは既読)。映画化されたことで考えていたような内容ではないことに気づきあっという間に読み終えた。 内容が素晴らしかったのはもちろんだけど、書簡における言葉の、美しさ強さたくましさが終始まぶしかった。 何度も読み返したい本。
ワタナベサトシ@mizio_s2026年5月25日気になるカンヌ映画祭のニュースを見て、似たようなタイトルの書籍があったような気がして、原作であったことを知る。あらすじ読んで、タイトルから想像していたのと全然違う内容であることに気付く。


m@kyri2026年5月24日読み終わった@ カフェ5年ぶりに再読 5年前に書いた感想読み返したら「言葉がなくなった」って書いてあって、そうだねわかると思った わたしの場合は、大きく揺さぶられると言葉が消える でも、5年ぶりに読み返したらすごく勇気をもらったような気がする 5年前はわたしにはきっとこんな交流はできないと思ってちょっと打ちのめされたりしていたけど、今は素直にいいなと思える 出会いを大事にしよう、わたしとあなたじゃなくてもよかったにもかかわらずわたしとあなたであった出会いを カンヌ主演女優賞もおめでたい、映画も絶対観たい









Daidaigo@df21792026年5月23日読み終わったかつて読んだ魂の往復書簡。キャッチボールを命がけでやる。それもお互いが絶対に「勝ちに行く」ことを呼び掛けあいながら。偶然も運命も引き受けて、安易なケアや語りや役割に落とし込むことを全力で拒みながら。 もう楽になりたい、と思ったときこの本のことを思いだそうと思う。終わりの間際でもまだ何かが始まろうとする(実際最後の書簡の後半にまた新たな気付きが生まれる)姿がこれほどまでに美しいことを思い出させてくれるだろう。 映画も絶対観に行く。



M@3like___2026年5月17日読み終わったノンフィクションを読んで初めて涙を流した 明確に死が近くまで迫っているのにもかかわらず、二人のやりとりが清々しくてたくましいのは死よりも先の未来を見ているからかもしれない
ハヤシKYヘイ@heiheikyo12026年5月11日読み終わったかつて読んだ偶然性を扱った九鬼周造を専門とする哲学者・宮野真生子さんと、臨床現場での調査を行う人類学者・磯野真穂さんによる往復書簡。 コロナ禍の直前、本が出てすぐの頃に初読してとても面白かった記憶があるけど、内容のあまりの濃さに咀嚼しきれないところもあった。じっくり再読するチャンスをうかがっていたらいつの間にか2026年。本書を下敷きにした映画の公開が近いということで、GWの課題図書として再読してみたのだった。 ガンを患う宮野さんが、病を抱えて生きる不確定性やリスクの問題を専門的に深めていく。そんな本企画のパートナーとなった磯野さんとは実は出会って1年も満たない状態でこのやりとりを始めていたのだということに、まず驚く。宮野さんと磯野さん、とにかくこの学者2人によるスマートでユーモアに富んだ文章がいい。理知的な文章の往復で互いの思考が深まり、両者の仲も深まるのがわかる。往復書簡という形態の面白さがまずあるわけだが、本書の後半において宮野さんがまさに「急に具合が悪く」なっていくことで、「出会いと別れの急降下」が繰り広げられる。 前提として、私は高校生の時に当時大学生だった姉をガンで亡くしており、病が人を死に至らしめる理不尽さや、それでも周囲の人間の人生は続いていく途方もなさについて、わからないし色々知りたい、という気持ちがうっすらずっとある。お涙頂戴のしめっぽい語りでもなく、ユーモアがあり、客観性に根差した本書の語り口が新鮮で、だから初読時に熱中したのだと思う。 自他共に認める「合理性の鬼」である宮野さんが、治療方針を決めたり身近な人とやりとりする中で「合理的に選ぶ」ことの限界に突き当たる。それはつまり「選択の責任を1人で背負い込む」ことの限界ということで……と思考を広げていく箇所がすごかった。「この薬を使うと何%の確率で〇〇」みたいな言説もそうだし、これは現代の資本主義に基づくリスク管理社会全般に言えることなのだ、とも書いてあり、今回の再読であらためてグッときた。 私は初読時からコロナ禍を経て前職を休職・離職し、現職へと再就職して5年ほどが経過した。それこそ再就職のタイミングでは、どういう仕事なら次は辞めずに続けられるだろうか? とあれやこれや、まだ発生していないはずの事象に対する不安にがんじがらめになっていた。友達に相談したり、自分のやれる範囲でとりあえず飛び込んでみようと考えたりして、まずは1年、と覚悟を決めたのだった。気づいたら続けられている今がある。振り返ることでようやく、あの時の選択によって今の自分が形作られているのかも、と腑に落ちる感覚を得る。6年分、歳をとっただけ初読の時よりも本の内容が染み込んでくれたような気がする。本作でいうところの、偶然性を背負う覚悟をし、選択をした結果、自己のアイデンティティーが明確になったということかもしれない。 そういえば序盤に語られる、宮野さんの選択が印象的だ。治療方針にまつわる様々な決断が難航し「決断疲れ」していた時に、ふと気まぐれに訪れた京都でいい病院との出会いがあり、その後のケアの方針が決まっていったそうだ。私も宮野さんと同じく学生時代を京都で過ごした身なので、なんかやっぱ、京都ってそういうところあるよな~! と勝手に一人盛り上がった。宮野さんいわく、選ぶということには能動的な側面もあれば、たどりついた先で肌に馴染むような落ち着くような、身体感覚に近い受動的な側面もある、とのこと。 そして終盤の、「急に具合が悪く」なってからの2人のやりとりは、何度読んでも圧倒される。序盤の柔軟なやりとりから、明確な体調の悪化によって「患者」と「それ以外の人」という役割固定が進み、必然的に会話は硬直していく。だからこそ、本来タブーであるはずの「死」に関して今どう感じるかという問いを、磯野さんが宮野さんへと投げかけることで生まれていく、終盤の迫力がすさまじい。 色々なマイノリティに対する配慮にしてもそうだけど、役割固定のもと箇条書きの注意項目を気をつけよう、みたいな話ではないのだ。偶然性を互いに背負い、動的な交流に身を投じていくことで、そこに生きた人間同士のやりとりが生まれる。磯野さんから投じられる信頼と問いかけによって、本来息も絶え絶えであるはずの宮野さんが生きるエネルギーをつないでいく、そういう循環が本書には、たしかに刻まれていた。 この先、自分の人生の局面に応じて、読み返したくなる本だ。映画も楽しみ。

- 本棚@ann-zzz2026年4月30日読み終わったあまりにも内容が濃密で詰まっている。 生きること、偶然と選択、利他であることについて考える。 終活ブームだが、自分の人生を綺麗に終わらせることは正しいのか。未完結なものが残っているということはその人が生きていたことの証であるというのは確かにそうだと思った。 何事も「自分で選択したのだから自分の責任だ」と言われてしまう世界をわたしたちは生きている。 それは政治がそう仕向けているところが多分にあるし、人々も自己責任で終わらせるほうが面倒ごとを抱えなくて済むし何より向き合う時間的・経済的余裕がないのだと思う。 ただ、その時代の風潮に流されず生き残っている関係もあれば、自分から世界に踏み込んでいくと深い踏み跡を残せるような関係の可能性に満ちたところというのはある気がしている。 管理社会、人間性に合っていないのでは。 磯野さん、宮野さん双方に自分だったらを重ねてみようとしても当然うまくいかない。 最期のときまでこうも生から手を離さずにいられるかというと、宮野さんの精神的タフさには驚いたし思考をやめないことに尊敬の念を持った。 そして磯野さん、定型的なやり取りに陥ることに抗い、ひとりの人間と向き合って多面的に見ること、そこからコミニュケーションを構築していくことができるのだと学ばせてもらった。 また時間を空けて読み返したい。

オトギ@fushigi-682026年4月26日読み終わった濱口竜介監督による映画化決定という帯に惹かれて買ったものの少し読んでそのままにしていたのを、映画の公開が近づいたようなので、その前にと思って読みました。 とにかく、研究者はすごい、強いと思いました。こんな時にこんな風に語りあえるのかと。 どんな映画になるのか、すごく楽しみです。映画のチラシには脚本家の名前が無いのですが、やっぱり濱口監督なのかな。


- トモ@tomoyamagu2026年4月17日読み終わったこの往復書簡を映画にどう落とし込んだのかという怖さはあるけど、がん患者の1人としては読むことができてよかった。葛藤がありかながらも、ここまで保つことができるのかと生き様を。

かくり@kakuri0002026年4月14日読み終わった図書館本「あなたが語る物語は、決してあなただけのものではない。踏み跡を刻む覚悟、出会いへと開かれた愛あるものだと私は思います。ここまでの思索を伴走してくれて、本当にありがとう。 二〇一九年七月一日」p.235 全十便の往復書簡。もちろん、そこに記されている事が全てではないと巻末の「舞台裏」にも念押しされている。 でも自分は超能力者でもなんでもなくて、ただのイチ個体だから『書いてない事』は知りようもない、想像力もない。 だからこうして「私たちの物語」を見せてくれて、ありがたいと思う。「ありがたい」って言葉は便宜表現です。 体感カロリー高かったけど、読んでよかった。 (後半に出てくる「関係性」を構築する話、「多様性」の話は…… ちょっと下手に言及したくないな)

タレ@miki_nike2026年4月13日読み終わった@ 喫茶 ニト濱口竜介監督が映画化するとのことで。まさしく濱口映画のモチーフである「偶然と必然」「他者との対話と関係性」の究極のような書簡集で、完全にくらってしまった。奇しくもアルモドバル監督作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』にも通じる思想を感じた。 がんに侵された哲学者・宮野真生子と彼女に伴走することとなった人類学者・磯野真穂。哲学者ならではの緻密な視線で生死や己の思考を見つめる宮野さんと、驚異の真摯さと引き出し力で相対する磯野さん。お互いの知性や人間性への信頼と尊敬がなければ構築し得ない関係性。一年足らずの間にこの出会いのわくわくと喪失の恐怖が急降下しながら同時にやってくる稀有な体験を走り抜き、文字にし続けた「運命的姉妹」に心底頭が下がる。








おもち@alpaco2026年4月12日買った読み終わった二人の学者の往復書簡。一人はがんに侵された哲学者、そしてもう一人は医療人類学者。 私には難しい部分もあったけれど、後半に進むにつれ文章に熱が帯びてきて、ページを捲る手が止まらなかったです。 病や余命や死を、語り、受け止め、また打ち返す。受け止めるのも、言葉を紡ぐのも、そして死の間際に自身を保ちながら人と関わり続けることができるのも、とても強いな。彼女たちにとっては、知と学問、思索と言葉が灯火であったように、誰もがそんな心の支柱となるものがそれぞれ見つけられればいいなと思いながらページを閉じました。 家族とも恋人とも親友ともきっとまた違う、けれども、一緒に人生の最期に全力で球を投げ合える人がいたことは、とてつもなく幸せなことだと思います。




- saori@sweetbox1042026年4月11日読み終わった図書館で借りて読んだけど、すごく良かったから、買って読み直して付箋めっちゃ貼ろうと思う。 後半が壮絶だった。 九鬼周造『偶然性の問題』 読みたい。

かくり@kakuri0002026年4月7日読み始めた図書館本ガン患者で哲学者・宮野真生子が始めた「往復書簡」。ガンという病を抱えることで生まれる問題を、人類学者・磯野真穂とのやり取りの中で、専門的に考えを深めようとしたもの。 以下、雑メモ(本当に雑) ───── ・「医療人類学の祖の一人であるアーサー・クライマン」 3つのセクター。民間、専門職、民族。 3つを包括する空間、ヘルス・ケア・システム。p.57 ・人類学者のメリー・ダグラス。 「人は確率的な考えができないわけではない、むしろどんな民族てわも確率論的な行動はとる」p.59 数字を使っていないけれども、経験に基づく確率論。 鳥がこんな動きをしていれば雨が降る。 あの山にこんな雲が出ていれば明日は晴れ。 「経験に基づく判断が不可能なとき」確率論を手放す。 「希望と信頼の位相」で話すべきだとする磯野真穂。 ・p.70「〈かもしれない〉の荒野」に放り込まれる患者(宮野真生子) 医師を配偶者に持つ友人からの至極単純な「主治医とちゃんと話しなよ」「だって、宮野さんの体を一番長く見ている人じゃない。一番詳しい人だよ。どうしたらいいか、わかんないなら聞いてみなよ」 ・"医師に「私」のことを問いかけたことがなかった" 何か質問するとしても、専門職セクターに近づくためのお勉強やデータ集めでしかなかった。 私の状態を踏まえて「一緒に考えてみてくれないか」と言ったことがなかったと。71 「いまの〈私〉にどんな可能性があるんでしょう。先生何かありませんか?」 初めてのぼんやり質問。 自由診療でできそうなこと、そのための医療機関を「大学の人間が言うのはあんまり推奨されないんだけどねー」と訛りで教えてくれたと。73 選ぶのは〈私〉でも、選びへと辿り着くプロセスや、プロセスの中で動く医師を、私ひとりで担う必要はない気がする。 病を得たことで変化したのは自分だけではない、自分が選んだ結果もまた自分一人に留まらない。。 「一人で正しく選択するというプレッシャーをまず解除することで患者も医療者も楽になるのではないか」 p74 ・p90 九鬼周造『偶然性の問題』の話。 精いっぱい必然性をもとめ、流れる時間のなかでかわってゆく世界を統御しようとする。人生を安定させたいと願う。そうやって進歩し、社会を形作ってきた(94p
みどりこ@midorikko_032026年3月23日読み終わった借りてきた図書館本。凄かった。タイトルからすると最近流行りの虚弱本なのかと思っていたが、全然前に書かれていたし、内容は切実なものだった。久しぶりに死が怖くなったが、それはこんなにも言語化出来る人が、ここまで考えてなお死とは語れないものなのだと感じた。言葉のやりとりは時に状況に対して軽薄にも近い言葉もあるが、最後に書かれていたようにそれは病人に病人らしくしていろ、というのと同じで、お二人の間でしか現れない言葉だと思うので、私には本当にストレートな豪速球だと思いました。




イナガキカズトシ@romantist7212026年3月8日読み終わった素晴らしかった。九鬼修造の偶然性について、かなり具合悪くなっていってる状況下で思考していくところが凄かった。互いに互いの文章を受けて思考を繰り広げる。互いに反省しながら、しかし決して不幸な物語にはしないし、健康人と病人という点と点の関係性にならない常に出会い続ける関係性を時間の深みを、二人で歩いていた。 素晴らしかった。

- みつ@24seconds2026年2月28日読み終わったこの表現は正しくないだろうけどとても面白かった。そして反省させられた。無意識のうちに分かりやすいルールやレッテルに頼って人間関係を構築してしまっている自分への反省。


にわか読書家@niwakadokushoka2026年2月25日読み終わった@ 自宅あえて事前に著者・内容の情報を一切見ないようにしていたのだが、すごく良かった。 「不確実性」について語られるのは、ビジネス面からはよく見てきたが、これまでで一番しっくりきたし考えさせられた。 ケアというジャンルより広く刺さる。





utautomo@timeescape2026年2月19日読み終わったこんなに!こんな!生き方、死にゆくさまに心を揺さぶられ、涙し、勇気をもらう。 宮野さんの言葉の深さにクラクラしてしまう。 磯野さんの受け止める強さとその真摯さにも。 「偶然性」と「必然性」それから「運命」について。 「合理的」であることの息苦しさについて。 自分という存在の不確かさについて。 これを一読したからと言って、分かったとは思わない。だけど、こんな風に頭の良い2人が全力で向き合って交わされている言葉に本当に感動した。 きっとこれからも何度も読み返し、また気付くことがあると思う。 この往復書簡を濱口監督が一体どんな映画として撮っているのか。そちらもとても楽しみです。









- いと(りお)@may--52026年2月12日読んでる1年前くらいに同僚に借りて、まだ1/3しか読めていない。今年、濱口竜介が監督で映画化するから、そろそろ読み始めたい、、、けれどなかなか手が伸びない

ヨネヤマゼン@zen2026年2月9日読み終わったとにかく、世の中が用意してくる物語に安易に回収されないこと。運命・効率・政治・経済から遠く離れたところを目指して、泥臭くゆっくり線を引き続けよう。おれはおれであって、あなたはあなたであって、他の誰の代表でもないのだ。おれとあなたは、新しくなっていけるのだ。




- gakkie@gakkie732026年2月5日読み終わった「死」という言葉を使って対話を進めてもよいか磯野さんが宮野さんに問うところ、かなりの読書体験だった。 そこが1番印象に残ってる。 もうひとつは、◯◯との接し方といったガイドに従うことは人と人してのコミュニケーションを妨げるんじゃないか、という記述のところ。 それはそうだなと納得する一方で、被差別属性の人へ接する際には、地図のようにガイドラインに頼ることも悪いことじゃないと私は思ってる。


読書猫@bookcat2026年2月4日読み終わった(本文抜粋) “(宮野)今ある自分の人生とはまったく別の一生を思い浮かべてみる。私が旅に出る醍醐味はこれに尽きます。今の人生に不満がある、というわけではありません。むしろ満足している。けれどもそれでも、自分の人生がまったく別のものであった可能性を考えてみることは、私が自分の人生というものを引き受ける上で、大切な思考の手がかりである気がします。” “(宮野)そもそも「選ぶ」って何だろうと思うのです。合理的に比較検討することはできるけど、私たちは本当に合理的に「選ぶ」ことなんてできるのだろうか。そんなふうに「選ぶ」ことが「選ぶ」ということなのだろうか、と。結局のところ、何かに動かされるようにしてしか決めることができないのなら、選ぶとは能動的に何かをするというよりも、ある状態にたどりつき、落ち着くような、なじむような状態で、それは合理的な知性の働きというよりも快適さや懐かしさといった身体感覚に近いのではないか、そして身体感覚である以上、自分ではいかんともしがたい受動的な側面があるのではないか、と。” “(宮野)合理性に則った資本主義的な生き方の一番大きな特徴を一言で表すなら、コントロールの欲求と言えるでしょう。” “(宮野) 問い「私は不幸なのか?」 答え「不運ではあるが、不幸ではない」” “(磯野)アカデミックな文章を書くときには乱発が禁じられているはずの、言葉にされない、「そういえば」や「ところで」で、会話は埋め尽くされている。お互い違う場所と人生の中に身を置きながら、相手の言葉を受け取り、それを自分の中に引き入れてから相手に投げる。相手の言葉を受け止めつつ、同時に自分の身体の中かに走る思考や現在進行形の身振りから、浮かんだ言葉を相手に投げる。互いの間にある、こういったある種の間隙が、リズムの良い話題の転換を作っているのだと思います。” “(宮野)話の中身も大切だけど、ある程度の時間、だらっと喋っていることも必要なのだと思います。私たちはそうやって、相手を知り、関係を深めてゆく、こうした関係のなかにいる自分って、書き言葉で切り取られたかっこいい私とはまったく違うものです。” “(宮野)自分の人生に完璧な責任をとれる人などいるのでしょうか。果たしてそういう人がいたとして、それは好ましいことなのでしょうか。 (中略) 私の生は何かの途中で打ち切られざるをえない。人生は完成することなく、人間はつねに「自分の未然」──つまり、まだ達していない途上──を生きる存在なのです。そんな存在がどうやって完璧に責任をとるというのでしょう。” “(磯野)宮野さんはよく哲学者の業と言いますが、人類学者にも同じものがあるとするのなら、他人の人生をテキストに変換し、社会的意義とかいいながら、本当はただ自分のために、陳列物として並べることなのでしょう。8便で宮野さんはおぞましいという言葉を使っていましたが、物語の中で生きることと、それを聞き取って描き、果ては業績にすることの本質的な違いを身を以て感じる今、私は自分のやってきたことのおぞましさを痛感します。” “(宮野)選ぶことで自分を見出すのです。選ぶとは、「それはあなたが決めたことだから」ではなく、「選び、決めたこと」の先で「自分」と言う存在が産まれてくる、そんな行為だと言えるでしょう。” “(宮野)偶然を生み出すことが出来たのは、自然発生だけではなく、そこに私たちがいたからです。”

すぶた@ggl08252026年1月23日気になるがんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、 臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、 死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。
yuki@yukita2026年1月21日読み終わったすごい本、すごい本だ。。 線引きながら読んだけど、ちゃんと読めてるか不安。あーもっと勉強してくれば良かった。分かりたいことが分かっているか分からない時にいつも思う。 でも何回も繰り返し読む。 偶然性という概念を知っているはずなのに、受け入れてなかったという感覚を感じた。 あとは私は人と交差することを避けて閉じこもってきてしまったな。







ヨネヤマゼン@zen2026年1月20日読んでる通勤時にカバンのポケットにスマホしまって読んでる 中盤に来たが、言葉選びのミスで「不運」と「不幸」の話が偶然生まれたあたりからとても良い ページを端折る手が止まらなくなる 偶然に怒り、物語に取り込まれることを拒むことで、不運は不幸から遠ざかっていく ノンフィクションの中でも往復書簡って読みやすいな 会話になってるからだな





月日@tsu_ki_hi_2026年1月18日読み始めた読み終わった@ カフェ本には出会うタイミング巡り合わせみたいなのがあって、いまこの本を読めてよかった、うおおーーーーーって圧倒されながら読んだ。いま宮野さんはいないけれど心を動かされたわたしがいて、そうして時間は厚みを増していく不思議な気持ち。 選んで決めることは私が私と出合い直すこと。 選んだことを引き受けるのは私であっても、一人で担う必要はないのでは?という問いかけ。 最初の方はコロナ禍の時に合理的に理性的に正解を選び取ることで安心安全を保証されるような(誰に?)気持ちで身動きが取れなくなった、大人しくしていれば悪いことは起こらないんじゃないかと祈るような不条理を見つめるぼんやりした気持ちのことを思い出しながら読んでいた。 後半に差し掛かって死に向かって駆け出していきながらどんどんと熱を帯びていく、人と人が誠実に向き合って言葉を尽くして、深い踏み跡を少しでも長くラインを繋いでいく書簡のやりとりの熱にくらくらしてすさまじくて、伴走した磯野さんはすごい。この本を届けてくれてありがとうとおもう。 不運と不幸のやり取りもよかった、無意識にわたしも誰かを傷付けてしまうことへの自覚を忘れたくない。しばらくしてまた読み返したい本になりました。









本読みねずみ@1230liter72026年1月11日買った読み終わったかみしめるように読む。大事に読むが、ぐんぐん進む。流さないように、エネルギーをかけて読む。ラインを引き、付箋がたくさん。また読もう。
ヒヨドリスキー@hiyodorisuki2026年1月9日タイトルに惹かれた。年を取るといつも急に具合が悪くなると言う話かと思ったら、宮野さんが癌で余命宣告を受けた中での書簡集だった。何気ない話の中でも死が間近に迫る先のみえない緊張感が有って文体は軽いのに重い本。なんかズンとくる。こういうのは自分が病気になった時に読むとより深く残りそう。
ぽんさん@lijitee122026年1月7日読み終わった@ 自宅読み進めるに従って段々と引き込まれていった。 途中で言わされてない?と感じる事があったけどエースの仕事の章はお互いの覚悟が感じられた。 いい本だった。


あんこちゃん@anko2026年1月1日読み終わった借りてきたなぜか表紙の絵が松谷みよ子さんの「いないいないばあ」と同じように見えて(今改めて見ると全然違う!)、前情報もなしに軽い気持ちで読み始めた。 とんでもない一冊だった!難しい話も多いけれど、二人の熱量に圧倒されて、魂のやり取りなんて言葉じゃ足りないすごいものを読むことができた。これは図書館に返して終わりではすまないな。今度買います。









わか@waka2025年12月31日読み終わった昔大学に入る時、母親に「一生をかけて知りたい事を研究するために大学に行くのだ、お前が一生をかけるものはなんだ」と問われた事を思い出した そんなものはない 今も昔も でもこの人達にはあるんだな、と思った 一生をかけて自分で考えることがある、文字通り命をかけて深化するものを持っている 本当にすごいことだね…

橋本吉央@yoshichiha2025年12月23日読み終わった自らがガンを患う哲学者宮野真生子さんとと文化人類学者磯野真穂さんの、病気になった人(当事者)とその周辺についての往復書簡。 死というものがあまりにもリアルなとき、当事者とその周りにいる人々に何が起こるのか、それはなぜ起こるのか、違う関係性の作り方はあるのか、みたいなことが書かれている。 対話の内容として気づきみたいなものももちろんあるけれども、後半になるにつれて宮野さんの具合が本当に悪くなっていって、その時に近づいていくリアルさがある中で、ご本人から綴られる言葉、磯野さんから贈られる言葉の凄みのようなものが印象に残った。 宮野さんが本当に最後の最後まで本書の校正やチェックなどをしていた様子も描かれており、それほど最後まで気概を持って自分のやるべきことをしていたのだなと感じる一方、きっとそうではない絶望に打ちひしがれ、死を恐れる気持ちになる時もあったのだろうと思い、そういう一人の中でも多様な心持ちのあり方に想いを馳せると、リスペクトというか、純粋にすごいなと感じた。

橋本吉央@yoshichiha2025年12月23日末期がんのような、回復が簡単でない病気の当事者に対して、周りの人は「医療者の如く十分に配慮した言葉を適切にかける」という関わりになりがち。というか自分の志向としてそういう傾向があると思う。 しかし医療者が患者との契約関係としてコレクトネスを保って関わることと、親しい人が関わることはあり方が違っても良いはず。誰もがコレクトな関わり方をすることは、当事者を「患者」の枠の中に閉じ込めてしまう。そういうことが、自分の周りにもあるのではないか?間違いを犯すリスクがあったとしても、それとは違う関わり方を考えられないか?ということを、考えるきっかけとなった。




らこ@rakosuki2025年11月6日読み終わった『急に具合が悪くなる』というタイトルからはあまり内容が想像できず、逆に気になっていた本。「急に具合が悪くなるかもしれない」と言われた、ガンと闘う哲学者と、その友人である文化人類学者のお二人が交わした書簡は読み応えがあった。専門的な内容や独特な表現が多く、ちゃんと理解できていない部分もたくさんありそう。太字になっている箇所を中心にまた読み返したい。 カバーかけて読んでいたから帯に書いてあったのを読み終わったあとに気づいたけど、映画化するんですね!どんな作品になるのかな。注目したい。



yt@yt2025年10月16日読み終わった「私にとって宮野さんはがん患者でも病人でもなく、まずもって哲学者であり、その哲学者ときちんと言葉を交わした先の風景を見てみたい」(p152) いつ死んでも悔いがないように、とか。 リスクヘッジや因果関係とか。 あくまでこれらは前提条件に過ぎず、自分しか死をどう迎えるのかは決められない。 自分の選択が自分の存在を価値づけるから。 「確率論を装った〈弱い〉運命論」(p38) 医療業界には引き続きがんばってもらいたい。 読んだら自分の死を考えることになった。 生きる方針を定めることが、死の方針を決めるんだ。 最後泣いた。








- Negishi@negishi2025年10月16日読み終わった絶対に終電を逃さない女さんの「虚弱に生きる」のような、日々の生活の中にある「急に具合が悪くなる」ことについて書かれていると勝手に思い込み購入してみたら、友人と共に死と向き合う話でした。 ちょうど5日前に母が亡くなり、忌引休暇中に読んだこともあって、心に留めておきたい言葉がいくつかあったのでメモ。 ・他人を自分の物語に巻き込む、他人が作った物語に巻き込まれることへの抵抗 ・それは「一方的に」巻き込む/巻き込まれることへの拒否であって、自己と他者が出会い、その出会いから、それぞれが自らの物語をどう立ち上げていくのか、そこからどんなふうに各自がラインを引いてゆくのか、それこそが大事 ・不運は点、不幸は線 ・相互虚偽 ・関係性を作り上げるとは、握手をして立ち止まることでも、受け止めることでもなく、 運動の中でラインを描き続けながら、共に世界を通り抜け、その動きの中で、互いにとって心地よい言葉や身振りを見つけ出し、それを踏み跡として、次の一歩を踏み出してゆく。そういう近くを伴った運動。


まつこ@matsuko--Books2025年9月28日読み終わった・「あること」も「ないこと」もありえた「にもかかわらず」 ・「魂の分け合い」という「運命」 ・「人は自らが紡ぎ出した意味の網の目の中で生きる動物である」 ・偶然を引き受け、私たちは生きねばならない。 ・偶然を受け止めるなかでこそ自己と呼ぶに値する存在が可能になる





noko@nokonoko2025年9月21日買った読み終わった心に残る一節さまざまな条件、幾筋もの流れが、その瞬間に「出会い」、偶然に「いま」が産み落とされる。そんなプレーに遭遇するたび、私は現実ってこんなふうに成り立っているんだと驚いてしまいます。と同時に、そこに「美しさ」を感じます。その美しさは、現実が生まれる瞬間の美しさであると同時に、その瞬間を引き受ける選手の強さでもあります。彼らは最終的に現実は偶然に左右されるものだからといって、努力すること、準備することはやめません。…それはどうなるかわからない世界を信じ、手を離してみる強さです。そんな強さをもつ選手たちに私は憧れ、「いま」が産み落とされる瞬間に立ち合って時々泣きそうになります。 約束とは、そうした死の可能性や無責任さを含んだうえで、本来取れるはずのない「決定的態度」を「それでも」取ろうとすることであり、こうした無謀な冒険、賭けを目の前の相手に対して、「今」表明することに意味があるのだろうと。 あなたがいるからこそ、いつ死ぬかわからない私は、約束という賭けをおこない、そのわからない実現に向けて冒険をしてゆく。あなたがいるからこそ決めたのだという、「今」の決断こそ「約束」の要点なのだろうと。だとしたら、信頼とは未来に向けてのものである以上に、今の目の前のあなたへの信であるといえそうです。だから和辻は、人間の真実は「人と人との間に」おいて「絶えず新しく起こるもの」と言ったのでしょう。 いま私は、「立ち上がり」「変わり」「動き」「始まる」と書きました。そう、世界はこんなふうに、いつでも新しい始まりに満ちている。一方的に流れるだけの時間のなかで点になって、リスクの計算をして、合理的に人生を計画し、他者との関係をフォーマット化しようとするとき、あるいは自分だけの物語に立てこもったり、他者に全てを委ねているときには気づけないかもしれないけれど、私たちが生きている世界って、本来こんな場所なんだ。そんな世界へ出て、他者と出会って動かされることのなかにこそ自分という存在が立ち上がること、この出会いを引き受けるところにこそ、自分がいる。 webs of significance




akamatie@matie2025年9月12日読み終わった女性の哲学者と人類学者が出会い、病と死をめぐって書簡を交わす本。 最初は、中年同士でそれぞれの見解をもちながら病気にまつわる暮らしの不便さを語るのかなと思ったけれど、実際には哲学者のがんの転移により急速に体調が悪化していく現実に直面していく内容だった。 患者はまだ具合が悪くなくても、医師の言う通りにホスピスを探したり、イベントをキャンセルすべきか悩んだりする。また親戚や友人からの治療に関するネット情報や眉唾な民間療法など連絡に悩まされ、自分以外の他人にも影響を与えることに傷つく。 人の心に寄り添いながら言葉を紡いできた2人でも、これから死に向かう中で書簡を交わすというのは互いに傷つけあうリスクを抱えている。どこまで踏み込むんだろうと回数を重ねるごとにドキドキする。2人は出会ったばかりだけれども、LINEを気軽にやりとりする友人でもあるのだ。寄り添いながらも、まだ生きられるよね?書き切るまで死ぬなよ!みたいな強めの励ましもあって、そのやりとりに何度も涙を拭った。 死に向かう残された期間をどう進むのか、死とどう向き合うのか。修行僧のような哲学者と、医療やケアの現場に向き合ってきた人類学者が、コツコツ積み重ねた丁寧なやりとりから目が離せず、一気に読み終えてしまった。 一度読んだだけでは消化しきれなかったので、また読み直してみたい。





nekomurice@nekomurice1232025年9月12日読み終わったどんどん具合が悪くなるにつれて、お二人のやりとりとは裏腹に、自分はすごく怖くなってきて読むのが辛かった。哲学的なところは難しくて完全には理解出来てないところが悔やまれるけど、自分や大切な人が病に罹ったら再読する1冊だと思う。なんだか本を読み終わって初めて味わう気持ち。









- 🐧@penguin2025年8月27日読み終わったこれまでマイノリティに置き換えながら読んできたが、9便冒頭の「最近は◯◯との適切な接し方」のようなものが増えてきた、という話の中で、精神障害者やLGBTが挙がっていた。 "ですが「患者」とか、「元気な人」とかいったように、それぞれの人間が持つ特性にラベルがつけられ、ラベル同士のあるべき連結の仕方が、関係性を具体的に作る人々の外側にいる、ラベルについて深い知識を持っているとされる人たちによって、頻繁に提示されることに私は少々違和感を覚えています。加えて、「あるべき形」から外れた連結が、「元気な人」(マジョリティといってもいいでしょう)から試みられた時、深い知識を持っている人々が、多様性を損ねるとか、配慮がないとか、差別とかいった言葉を掲げ、それを試みた側を糾弾する姿を見ると、その違和感はより増します。 (中略)そのような正義の鉄槌をためらいもなく振りかざす人たちを見ると、「多様な社会とか、人々の繋がりってこんな形で達成されるんだっけ?」と考え込んでしまうのです。"(P182) あまりにもSNSでよく見る景色。そして何度もそれを目にした結果、私たちが内面化してしまっている景色。 でもそれでは人と人の関係はさまざまな可能性を持つ「ライン」を描けず、硬直した連結器になってしまう。連結器の関係にすれば痛みはないが、それ以外もない。 「ラインを描く」って、単純化すれば勇気を出して人を社会を、自分(たち)を信頼するということなんだと思う。 クィアや障害者、在日外国人など被差別的マイノリティは人や社会に傷つけられて、信頼ができない状況にたびたび陥る。がん患者としての宮野さんの立場をこうした被差別的マイノリティと置き換えながら読んできたが、明確な「悪意」に接触する量の多さが、違う点かもしれない。とにかく悪意に取り囲まれているから、「信頼しよう!」とは単純にはなかなか言えない。その信頼を悪用されたりするから(それもまたラインを描けなくさせる要因だろう) でも、だからといって自分で自分をラベルに固定して、適切さの内にとどまっていて良いとは思えない。 どんな言葉なら届くだろう?「宮野の生き様を見ろ!」と言えばいいのかな。


Books Mandeville 武蔵小杉読書会@BooksMandeville2025年8月26日読み終わった@ 保健室となり文庫タイトルと表紙のカジュアルさからなんとなく手に取ったものの、読む前に著者の略歴を見てショックを受けた。哲学者と人類学者の往復書簡は、感傷的なものではなく、学びと問の多い静かな熱を帯びたものであった。


- 🐧@penguin2025年8月26日読んでる第6便から第8便まで。 「100パーセント患者」と「0パーセント患者」の2つのフェーズを使い分けていたのが、病が進行してくるとフェーズが衝突することが増えてくる(楽しく友達とお酒を飲む約束をしようとしていたのに、吐き気があったり、ひどい痛みに襲われることがあることを伝えたほうがいいか迷う、など)。そうすると会話が患者本人と患者の関係者、のものとして固定され、ぎこちなくなってくる。(p137) 引き続きマイノリティの話に置き換えながら読んでいるが、これは友達とかのレベルではマイノリティでも起こるなと思う。ただ、パートナーのような親しい人との間では起こりにくい(それも属性によるだろうが)ので、この点は病気というその人の身体で起こる固有性ならではかもしれない。 それに対する7便での磯野さんの返信。「お大事に」などの定型が使えなくなっていって、どんな言葉なら相手を傷つけないのか、傷つけた事実によって自分が傷を負うのを避けられるのかを考え、言葉につまる。その結果、言葉がどんどん硬直していき、「相互虚偽」と呼ばれる状態に陥っていく。(p148) そう、こういう硬直したやりとりを超えていく方法を自分は模索しているんだよな…!時々それこそが正しいコミュニケーションのように語られるけど、やっぱり抗っていきたいと思った。 8便以降は「死」というこの対話にとって本丸となる話に入っていく。続きを読むのが楽しみであり、同時に怖くもある

- 🐧@penguin2025年8月24日何度も手に取ろうとしたがなぜか見送り続けていた一冊。自分の関心領域であるクィアやマイノリティの話に引き寄せつつ読んでいるが、第5便の宮野さんの不幸と不運のお話がズバリだった。(「患者」を任意に入れ替える) "一方で、不運に打ちのめされ、提示された原因を前に理不尽を受け入れて、一〇〇パーセント患者になる人びともいます。(中略) でも、その物語に従うことは、自分の存在を「患者」という役割で固定することにもつながっているんじゃないでしょうか。そのとき、人は自分の人生を手放すことになります。"p116 理不尽な社会構造はある、しかし個人が主体的に変えていける部分もある。それを自己責任論のように単純に切り捨てないこと


おろろさん@lool2025年8月22日読み終わったとにかく、読みたい読み切りたい、言葉の節々に死が見え隠れする文章が、これ以外に見つかるのだろうかと思う。死が溢れている文章は夏目漱石のこころとか、色川武大の狂人日記とか、思い当たるのだけれど、向こうのほうの左に曲がる角からちらっと見ている死、こんな文章があるのかしらん。なんというか、でも、そうやって見られている文章だから没入すると私までそこに取り込まれそうで、どうしても飛ばし飛ばしで読んでしまうよ、再読しなくては、な。

長月雨@september_rain2025年8月9日読み終わった@ 図書館生きるとか、他者とどう関わるとか、なぜ出会ったのか、なぜ関係性を維持しようとするのか。 ひとりひとりは点だけど、自分の進みたい方向に進むと線ができ、他の線と交わる。出会う可能性が広がる。相互に行き来して太く深い線を生み出すことも、平行して目指す場所へ共に進むこともできる。 9便のラインを描け!は何度も読み返したい。哲学的で難解なところもたくさんあって、一度では消化しきれていない感がある。でも、私もラインを描いていきたい!と思った。
ほやぼ@-ok192025年8月7日読み終わった借りてきたやっと図書館で予約の順番が回ってきた。 語彙や表現に圧倒され、頷いたり、共感したり、驚いたり、ほろりと悲しくなったりしながら、気づいたら一気読みしていた。 とても良い本だった。勧めてくれた先輩に感謝

さわ@sawa12162025年8月6日読み終わったこの本がどんな本か簡単な言葉では言い表せないけど、生きるための杖になるような本だと思う。お互いが相手を心から信頼して、全身全霊を込めて言葉を投げ合う様子に深く感動した。映画が公開されたら、2人の引いたたくさんのラインがさらに木の幹のようにあちこちに広がってゆくのだろうな。 この本の余韻がまだ覚めやらぬうちに体調を崩して寝込んだのだけど、朦朧としながらもっともっと体調が悪かった中でエースとして最後まで言葉を紡ぎ続けた宮野さんのことを思い、改めて感服した。そして哲学者・宮野真生子に最後まで正面から向き合い、本を世に送り出した磯野さん。2人に拍手を送りたい。

とむ@tom_books2025年7月18日読み終わった誰しも「急に具合が悪くなる」可能性があるということ。 うまく言葉にできなくてもどかしいけど、本当に読んでよかった。この先必ず読み返す日が来ると思う。 引用したいけど付箋だらけで選べない。 大切なお二人だけのかけがえのない20通を書籍にしてくださって本当にありがとうございますという気持ちになった。 九鬼周造の偶然性の話が興味深く、勉強したくなって『偶然性の問題』を買ってみた。



ev@ev2025年7月13日読み終わった「連結器と化すことに抵抗をしながら、その中で出会う人々と誠実に向き合い、ともに踏み跡を刻んで生きることを覚悟する勇気」 思考と文章の力という感じだが、この本がどういう映画になるのだろう?
mizuiro@transparency2025年7月6日読み終わった強くてしなやかな往復書簡だった。たぶんまた読み返すときがくると思う。そしてこういう対話ができるって素晴らしい、かけがえのないことだなと。
Kanako.H/燈花書房@kanakopk2025年6月30日読み終わった借りてきた命のゆらめきと死の気配が漂う、熱量のある往復書簡。来年映画化されるため手に取ったが、どう映像化されるのか全く想像がつかない。図書館で借りたが、手元に置いておきたい一冊になった。そう、私たちは死を飼っているのだ。




Ryu@dododokado2025年6月24日読み終わった「ないこと」もありえた「にもかかわらず」がんになってしまった哲学者と、彼女と出会わないこともできた「にもかかわらず」、出会ってしまった医療人類学者とのあいだの往復書簡。この、ひとりの生死をめぐる「にもかかわらず」の哲学が九鬼周造の偶然性の哲学や医療人類学の知見を超えて(深めて?)読者の前に放り投げられるのだけど、読後はなぜか明るい気持ちになっていた


マウンテンやま@ya3a2025年6月23日読み終わった「もちろん、拳を振り上げるに至る経緯においては共感するところもあるのですが、そのような正義の鉄槌をためらいもなく振りかざす人を見ると、「多様な社会とか、人々の繋がりってこんな形で達成されるんだっけ?」と考え込んでしまうのです」P182 なんか読んでおいた方がいいかも、と思い1ヶ月ほどかけて少しずつ読んで、読み終わった ふたりで紡いだ、書簡形式でないと達成できない言語化の終着点なのかも 酷なことを言うと終わってしまった空虚さがある すぐには読み返せないけど、きっとまたこの本を開いてまたこの空虚さを味わうことになるんだろうな、て確信めいたものもまたある 映画化で大きく変わる点は確実に存在するけど、きっと揺らがないものもまたあるのかも


はな@hana-hitsuji052025年6月14日読み終わった図書館で借りたこれまで本を読む時に作者が文章を綴っている時の体調を気に留めたことがなかった。 この往復書簡が命の揺らめきの中で書かれたと知らなかったら、私の目玉に表面張力でなんとか張り付いた涙は乾いたままだったんだろうか? 真の当事者は当事者然としていないのかもしれない。 たった1つではなく『様々な当事者にまたがっているからこそ当事者であることに安住出来ない不安定さを持っている』 後半2人が魂のやり取りをしていて、それは日本語で書かれてある意味のわかる文章なはずなのに、何度読んでも目が滑る箇所が幾つかあってなかなか読み進めることが出来なかった。今、思ったことや考えたこと、一刻も早く伝えたいという気持ちが聞こえてきそう。 そんな2人のやり取りは2人の言語になり、一朝一夕で私ごときが一読してなるほどねとなるはずもなく。 ゆるエッセイみたいな表紙にほんと騙された。 追記 甲本ヒロトが死んだことはその人が生きていたことに比べるとそれほどのことじゃない、みたいなことを言ってたのを思い出した。 失ったことにではなく、生きていたことの奇跡(軌跡?)に目を向けられるだろうか。








ドーナツ太郎@n__k_m2025年6月11日読み終わったすごい本だという前情報だけで読んだ。本当にすごい本だった。著者2人の往復の言葉が、私の体内をぐるぐる回っていて、これは今までに体験したことがない部類の読後感で、これはなんというか本当にすごい。心の底からの応答は、赤の他人の心も身体もまるごと震わせるようなパワーがあると知った。


はな@hana-hitsuji052025年6月9日まだ読んでる図書館で借りたコントロールしたいこと、できなかったことがある。 合理的でありたいのは不確定要素が多いからで、なのに賭けや勘みたいな動きも心に任せてしたくなる。 物事の点と点の間には沢山の『間』が、ひしめき合っとるな。 素直に従うことも考えものなのかもしれない。 えーっ、そんな風に思うんだね、私にはさっぱり想像がつかないってビックリすることもあってそれを伝え合えるのも良いな。 『自分の人生に完璧な責任を取れる人などいるのでしょうか?』 →私もいつどんなタイミングで死ぬのかわからないから終活を意識して定期的に持ち物を処分することがある。 それは残された人に迷惑を極力かけたくないな〜という思いからだった。 でもその人の生きようとした痕跡があまりにないのも、誰かを無力に寂しく思わせるのだろうか。 そんなこと考えたことがなかった。





はな@hana-hitsuji052025年6月8日読み始めた図書館で借りた今の所『具合が悪くなるかもしれない』確率についてウンウンとなってる。 映画化のことも往復書簡形式なお話であることも何も知らなかった。 生き死にとは?いつもこのことが気になる。 メモ📝 ・どれを選んでもうまくいくかどうかはわからない ・この先不確定に動く自分のどんな人生であれば引き受けられるのか、どんな自分なら許せるのか、それを問うことしかできません。 その中で選ぶのです。





ちこたん@chicotan_chicolate2025年6月8日読み終わった借りてきたReadsで話題になっていたので (映画になるのですか) これもひとつの出会いですよね。 これまでの出会いを思い浮かべながら読みました。 約束、信頼、ラインを描く… 自分の足元が覚束なくなるときに、存在が薄まってしまいそうなときに、理不尽さに叫びたくなるときに、きっと手を伸ばす本になると思いました。


- さみ@futatabi2025年6月2日読み終わった読めてよかった〜読んでいた1週間は脳から何らかの物質が分泌されていたと思う!刺さった分の後遺症がありますが(読了からとりあえず10日ほど)。 「文化人類学も、その一領域である医療人類学も大好きだけど、その一方で、ただ概念をこねくり回す言葉遊びに過ぎないのではないか、そう思うこともある私に、宮野さんの体に根ざしたところからお話を聞いてみたいのです」 しばらくここから動けなくなっていた。今も多分そこに留まったままの自分と体だけよいしょと押し進めている自分がいそう。磯野さんはきちんと否定されていたので安心はしたけど、わたしはきっとほんとうに概念をこねくり回しているだけで、はちゃめちゃな理論でわたしをぶん殴ってきた過去の人間を自分が思うに正しそうな概念で殴り返したいだけっぽい。このあとにZINEをいくつか読んで、わたしは大きなものに怒りを届かせるためには身体を動かせないな、人を守りたいわけではなくて黙れって言ってきた彼らを黙らせたいだけかもな、だから身体を伴う連帯に億劫なんだろうな、とか、気づいてしまった。 ……まで、朝書いてた。今朝は落ち込みがつよめでただ自分に呆れながら身動きもしたくない感じだったけど、そうだとしてこういうもの抱えたまま考え続けるしかないなと夕方現在思う。これからも読み返したい一冊。





mizuiro@transparency2025年5月31日読み始めた読みたいけどなんとなく今じゃないと見送っていたら映画化すると聞き、期待を胸にやっと読み始めた。早速リスクや運命の話でうなっている。

板前@ssaa_cha2025年5月31日読み終わった凄まじかった。 読むのに体力がいる。 何度も読み返さないと理解できない(まだ理解できていない)言葉がある。 でも、読み進める手が止まらない。 読んで良かったし、たくさんの人に読んでもらいたい。

中村@boldmove332025年5月28日読み終わった"その人が大切な存在になればなるほど、その人に「さようなら」をいう日の手ざわりがより確かになってゆく"(p. 211)/"選択とは偶然を許容する行為であるし、選択において決断されるのは、当該の事柄ではなく、不確定性/偶然性を含んだ事柄に対応する自己の生き方であるということ。〇〇な人だから△△を選ぶ、のではなく、△△を選ぶことで自己が〇〇な人であることが明らかになる。偶然を受け止めるなかでこそ自己と呼ぶに値する存在が可能になるのだと。"(p. 223)- さみ@futatabi2025年5月28日読み始めた読書の筋力落ちてしばらく記録できなかった 自分が知人には出せないであろう手紙であっても、本としてなら(学者としてなら?)訊ける、書ける、ということはあるのだろうと こういうものを読ませてもらえるからやっぱり本っていいなと思いながら読みすすめています






sr@sr_orc2025年5月23日読み終わった202505読了今きっと点で生きようとしているので、少しだけ、ラインを引くように、踏み跡を刻むように、網目を結ぶように、他者と関わることで初めて生まれてくる自分について、少しだけ考えています。 引用 「でも、たぶんこの恐れが、病気の人と、そうでない人の会話を硬直させていくのだと思います。前便で宮野さんが書いてくれたように、病気を持たない側は、「何もわからない健康な人間が口出ししてはいけない」といった気遣いと、それを何かで踏み越えた時に、相手から拒絶される恐れを抱きます。 他方、病気を持つ側は、こんなことを言ったら相手の負担になるのではないかと気遣い、同時に、相手に負担と思われてしまった時に自分が抱えるであろう傷の深さを恐れて口をつぐみます。」 「結果、言葉は「整った、遊びのない」ものになり、言葉は硬直し、そこに問題があるのに互いにないふりをする、病院における死がどのように扱われるかを調査した社会学者のバーニー・グレイザーとアンセルム・ストラウスが「相互虚偽」と名付けたごっこ遊びが始まります。」 この部分のお話で、「病気」の文字はあらゆる言葉に置き換わりうるのでは、と思いながら文字を追っていました。 メモ 「私の生は何かの途中で打ち切られざるをえない。人生は完成することなく、人間はつねに「自分の未然noch-nicht」──つまり、まだ達していない途上──を生きる存在なのです。そんな存在がどうやって完璧に責任をとるというのでしょう。」 「アメリカの文化人類学者であるクリフォード・ギアツ残した言葉「人は自らが紡ぎ出した意味の網の目の中で生きる動物である」」 磯野さんのブログにて。 http://blog.mahoisono.com/b093/

okabe@m_okabe2025年5月22日読み終わった濱口竜介監督によって映画化されるとのことで、興味を惹かれ読んだ。 いかに自分は確率論や必然性の中でこれまで生きてきたか。世の中は案外、運命や偶然の積み重ねでできている。そして、人と人との出逢いの中で偶然を生み出すことだってできる。 死を目前にした哲学者の言葉によって、自分は生きる勇気をもらったと思う。





リト@leato2025年5月16日読み終わった借りてきた「関係性を作り上げるとは、握手をして立ち止まることでも、受け止めることでもなく、運動の中でラインを描き続けながら、共に世界を通り抜け、その動きの中で、互いにとって心地よい言葉や身振りを見つけ出し、それを踏み跡として、次の一歩を踏み出してゆく。そういう知覚の伴った運動なのではないでしょうか。」 「未来に向けて他者とともに何かを生成しようという動きをその人が手放さなければ、人間はこんなにも美しいラインを描き続けることができる。」


riu@riufish2025年5月15日読んでる再読中濱口さんのファンです 映画化されると知り あーっ!もっかい読みたいー 本を読み返すのってとても好き だからなのか読み終わっても どーしても本はさよならできない










よしまさ@yoshimasa2025年5月13日読み終わった濱口竜介により映画化されるとのことで読んでみた。 死期が迫る中でも考えることをやめない哲学者と それをアシストする人類学者の壮絶なまでの手紙のやり取り。考え抜いた末に2人が辿り着いた結論が美しく、言葉を交わすことや考えることの力を感じました。
北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年5月10日読み終わった魂と魂の語り。病気を患った哲学者と、対話の受け止め役に選ばれた医療人類学者の磯野さん。宮野さん、すごくカッコいい人だったんだろうな。彼女に向き合う磯野さんの姿勢も、これが美学ってものなんだ……と思った。 「弱さ考」で紹介されていた本なので、またあらためて「弱さ考」に戻ったら別の気づきがあるかも。







- M3ax7uZ4@M3ax7uZ42025年5月8日気になる濱口竜介監督が映画化。 ▼引用 哲学者と人類学者の間で交わされる「病」をめぐる言葉の全力投球。 共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。 信頼と約束とそして勇気の物語。 もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか? がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。




いま@mayonakayom222025年5月8日再読中映画化!と聞き再読中。 既に広がっていると思うけどこれを機にたくさんの人に読んでほしい。 過去の自身の読書記録より改変と引用: 深い思索から出てくる二人の言葉のやりとりは序盤からとても引き付けられる。特に第8便以降に出てくる言葉たちの素晴らしさに胸が熱くなった。生きていく上で他者と出会い自己を生み出す、そのきらめきが記されていた。 「未来に向けて他者と何かを生成しようという動きをその人が手放さなければ、人間はこんなにも美しいラインを描き続けることができる」


いっちー@icchii3172025年5月8日読み終わった映画化持ってる映画化めでたすぎる!!!!! しかも監督は濱口竜介さん。今から楽しみすぎる https://www.mahoisono.com/allofasudden

socotsu@shelf_soya2025年5月7日かつて読んだこの本を読んでよい読書体験だったと思う層、この読書アプリを使う層、濱口竜介の映画を好んで観る層は被ると思ってはいるけれど、それらの人たちがこの本の映画化を本当に喜ぶ層なのか、かなり疑問


だるま@daruma_01062025年5月7日かつて読んだ再読したい映画化されると聞き、再読したい 最後の方すさまじい心情になった記憶があるのに内容が思い出せない 設定や世界での撮影があると知り映画も観たくなっている


北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年5月4日読んでるP23 自分の人生がまったく別のものであった可能性を考えてみることは、私が自分の人生というものを引き受ける上で、大切な思考の手がかりである気がします。 P50 そもそも「選ぶ」って何だろうと思うのです。合理的に比較検討することはできるけど、私たちは本当に合理的に「選ぶ」ことなんてできるのだろうか、そんなふうに「選ぶ」ことが「選ぶ」ということなのだろうか、と。 ☘️ 『弱さ考』でおすすめされていたので。今の自分ではない自分になっていた可能性について、定期的に考えを巡らせることは、自分のなかにある傲慢な部分を取り除く意味でも大事な気がする



清水@shimizuakila2025年3月8日かつて読んだ昨年、山形の美しい夏に田んぼのど真ん中で読んだ。夏に向かう季節の往復書簡であったことにどうしようもなく泣けた。私はやっぱり、人が世界に対して勇敢であろうとする(内心でどれほど蹴つまずいていたとしても)瞬間が好きなんだと思った。





よあけ@mogumogu2025年3月8日かつて読んだ哲学者の宮野さんと人類学者の磯野さんの往復書簡。宮野さんはがんの転移が見つかっている。 お二人の、魂をかけた、真摯な、そしてお互いへの信頼と愛情を感じる言葉たちに圧倒された。 こんな風に言葉を扱えるなんてすごい。 本当に読んで良かった。

しおみん@eriko_cc2020年1月10日買った読み終わった今までいちばんたくさん人に贈った本だと思う 私自身、何度読んでも新しい発見が絶えない 磯野さんと宮野さんの思考と言葉を借りて、自分のことを考えてみたい人に この本を読んだ後、偶然にも仕事でご一緒した方が元宮野ゼミ生なことがわかり、すごく驚いたというオマケがある





Nadia@H6vfur9_b1900年1月1日ずっと大事に読む大学の恩師の本。発売すぐに買って読み始めたものの、途中で読み終えたくなくなり、ずっとすぐ手に取れる場所に積んでいた。そうして数年経ち、映画化が決まったニュースを見て、今度こそとまた始めから読み直し、無事読み終えることができた。たくさん考えながら、涙を拭いながら読んだ。 それからまたしばらく。ようやく映画の予告映像が流れ始め、映画公開間近になった。たまたま帰省した折、父が「この映画観たいんだよね」と私に予告PVを見せてきた。 「この原作、私の先生の本だよ。前にお父さんに『いつか読んでみて』って貸したやつ」 「え、そうなの?」 「映画とは内容は違うけどね。私もこの映画楽しみだよ」 読了後、父に初版本は貸して、もう一度自分の手元用に買い直していた。持ち歩くと『映画化決定!』と書かれた帯が破れてしまいそうで、外してファイルに入れた。そうしてしばらく、本を御守りのようにバックに入れて持ち歩いた。 映画を観たら、もう一度読み直す予定。それまでは読まずに取っておきたい気持ちがしている。 そんな、ずっと大切にしたい本。
U@myc_11821900年1月1日読みたい買った映画を観てから読むか、読んでから観るか +映画を先に観に行ってきた。 そのあと書籍も購入。とりあえずパンフレットをさらっと読んで余韻に浸っている。 今年中に読むぞー
- 5月@yacchi51900年1月1日読み終わったここまで凄みがある本を他には知らない。 ガンの転移を繰り返している哲学者・宮野さんと人類学者・磯野さんの往復書簡だが、やはり病の当事者である宮野さんの言葉が圧倒的に深く、重い。 ガンという病に罹る、ということは自分の人生のコントロールを手放すわけではない、という思いが言葉の端々から感じられる。 宮野さんが「この物語のエースは間違いなく私だ」と言い切る箇所。 孤独と恐怖で足が震えるようなマウンドに1人で立つエースは間違いなく自分しかいない、と言い切れる強さに、何度読み返しても涙が出てくる。































































































































































































































































































































































































































