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まぐろのおすし
まぐろのおすし
まぐろのおすし
@osushi_maguro
  • 2026年8月24日
    静かな時間の使い方
    タイトルからゴリゴリ時間術の本と一瞬錯覚するが、これはリフレクションの教科書である。 リフレクションの意義から考え方、具体的技術まで体系的に分かりやすく書かれていて、とても良かった。 感情のリフレクション法を読んでから、嫌なことに出くわした時、「今、私はプルチックの『感情の輪』のうち、どの感情を抱いている?」と自問するようになった。 怒りの奥底にある感情を捉えるようになってから、内面の言語化が楽しくなってきた気がする。 過去は変わらない。でも、過去の出来事の意味づけは変えることができる。 人間の価値観は環境によって移り変わるものだから、意味づけも同じように変わっていく。 リフレクションは、たった1回きりの人生を何度も何度も味わい尽くせる営みなんだと感じた。
  • 2026年8月12日
    ルールのデザイン
    ルールのデザイン
    面白かった! ルールは我々を縛るもの、昔からずっと変わらないもの、偉い人にしか変えられないもの、というイメージしかなかった。 しかしこの本は、ルールとは我々を創造的にするもの、動的なもの、ボトムアップからいくらでも変えられるものだ、と教えてくれる。 特に面白かったのは、スープストックトーキョーのカレーライスの事例。 意思決定レイヤーはルールを変えることを疎むと思っているけれど、実は必要であればいつでも変えたくて、現場レイヤーからの要望をいつでも望んでいるのかも、と思えた。 まずは、マイルールをあらためて言語化してみた。 所属しているチームのルールもデザインしていきたいし、ゆくゆくは世の中のルールを変えるような事業やサービスを作っていきたいな……と強く感じた。
  • 2026年8月6日
    木洩れ日に泳ぐ魚
    2人の会話だけで、いろんな真実が明らかになっていく仕掛けが秀逸。展開のテンポが良すぎて、2日間で読了してしまった。 夜中に伽藍堂の部屋で2人きり、酒を誤魔化すように飲みながら、お互いの腹のうちを探り合う攻防戦。風景がまざまざと想像できるような描写は本当にさすがです。 1番印象的だったのは、ヒロが写真の性質について言及していた場面。恩田陸ってすごいな。 「僕たちは笑う。カメラに向かって。将来この写真を見る自分たちに向かって。決して自分の過去が悪いものではなかったと自分に言い聞かせるために。カメラに向かって笑う僕たちは、未来の僕たちと常に共犯関係にある。」
  • 2026年8月4日
    おいしいごはんが食べられますように
    これを読んで、「芦川さんに頭痛薬渡せばいいじゃん?」とか「手作りお菓子はもう結構です、仕事しろやって言えばいいじゃん?」とか思う人は、この小説は楽しめないだろうな。 むかつく奴を痛めつけたい時って、そういう直接的でシンプルな毒では足りない時が、きっとある。そういう毒は、正しくてちゃんとしているから。 もっと嫌らしくて、確実に傷をつけられる猛毒で痛めつけてやりたい。 職場の人間関係は異動や退職をしない限り、逃れられない。だからこそ、いろんな折り合いをつけないといけない。時には、諦めも。 押尾さんは、職場の爺婆に守られている芦川さんに「折り合い」をつけないとやっていけなかった。ラストは本当にやりきれないけど、彼女なりの仕返しができて良かったねと思う。 あと、私はコンビニ食でいいじゃんと思って生きているので、結構二谷寄り。終始割と共感して読んでいた。 手作りお菓子を「美味しいっ!!」と「っ」を入れて褒め称えて頬張らないといけない雰囲気、私も苦手である。
  • 2026年7月27日
    具体と抽象
    「抽象から具体の世界を見ることはできるが、その逆はできない」という言述に絶望した。 しかし、幼少期から私たちは人とのコミュニケーションの中で抽象化の訓練を重ねてきた。 だから、絶望はしても諦めなくていい。 そんなメッセージを受け取ったと解釈しています。
  • 2026年3月24日
    視点転換転職術: 転職活動を勝ち進む5つのノウハウ 電子書籍で学ぶ転職
    新卒入社した会社からはじめて転職する主人公の不安に対して、すでに転職を経験した先輩が頼もしく具体的に回答してくれる……という物語形式で展開されている。 転職ノウハウ本は何冊も読んできたが、「面接で語りすぎるな。想定している質問を相手にさせろ」というtipsはぜひ使っていこうと思った。 そろそろ小説を読みたい…….
  • 2026年3月18日
    マンガですぐ読める 1分で話せ
    マンガですぐ読める 1分で話せ
    とてもシンプルで読みやすい。漫画が可愛くて癒された。 分かりやすく話すこととは、すなわち「1分で話す」ことだと定義した点が画期的だと感じた。 特に、「結論→根拠→例え」のフレームワークを、実際に話す時にセリフとして入れると、相手はそのフレームワークを頭に入れて話を聞くようになるから理解されやすくなる、というコツはとても勉強になった。 また、「中学生でも分かる単語で話す」という技術や、プレゼン全体の内容を象徴する「超一言」を入れる、という技術もいいなと思った。 早速やってみようと思う。
  • 2026年3月12日
    ゼロストレス転職
    とても具体的な転職ノウハウがたくさん紹介されていて、ものすごく参考になった。 特に転職エージェントとの関わり方や、面接のあるある質問への回答方法は大変学びになった。 頑張る!!
  • 2026年3月4日
    仕事ができる人は知っている こびない愛嬌力
    愛嬌力とは誰にでも好かれる力ではなく、「敵を作らない力」、という定義が分かりやすかった。 愛嬌力を身につけることで最終的には自分のやりたいことを実現できる、ということから、愛嬌力とは「したたか力」でもあると思った。 特に、「褒める時は相手を主語にする」、「健全な自責思考とは、自分がコントロールできたところを反省すること」という点が新しい気づきだった。
  • 2026年2月26日
    お笑い脳 イヤなことをおもろいに変える芸人の思考法
    とても良かった!! 以下、特に学びになった内容。 - 人前で話す時に『上手く喋れない』と緊張する人は、他の人が人前で喋っている時に『もっと上手く喋れよ』と思っている。人前で喋る他者を『がんばれ!』と応援できるようになると、自分が人前で話す時に『皆応援してくれてるはず!』と思えるようになる - つまらない時は「どうしたら面白くできるか?どうツッコミを入れようか?」と、積極的に楽しむようにする - どうでも良い話をするのは結構大事。人は大切な人であればあるほど、どうでも良い話をしている。どうでも良い話をすることは、相手に『どうでも良い話をしても良い間柄ですよ』と伝えることに等しい - 苦手な人と話す時は、相手から自分の知らないことを教えてもらう 色んな技術が紹介されているが、自分のキャラクターに合ったものを採用するのが大事。 自分のキャラクターを知る手立てとして、「これまでどんな時にウケたか?/スベッたか?」と自問自答すると良い、と書かれており、やってみたら新たな気づきがあってとても面白かった。
  • 2026年2月23日
    一生枯れないセンスとデザイン術 誰も教えてくれない本質的なテクニック
    めちゃくちゃ良かった……。 デザイナーの頭の中を非常に分かりやすく言語化してくれていて、私でも再現できるかも!とわくわくさせてくれた。 特に、「真逆のものと組み合わせる」「ものを何かに例える時にはロジックがある」「ストーリーや文脈を持たせる」という教えには、納得感がありすぎて鳥肌が立った。 世の中にはデザインの教本が溢れまくっているけれど、これ1冊あれば良いと思う。あとは反復練習あるのみ。 デザイナーとしてもっともっと精進しよう!
  • 2026年2月22日
    スタートアップで働く
    私は現在、スタートアップに身を置いている。 前職は大企業に勤めていたこともあり、スタートアップの良さは肌で感じている。 今後新たなキャリアを築く際に、どんなスタートアップを選ぶべきか、見るべきポイントが具体的に挙げられていた点が良かった。 特に、「シリーズAかBの企業がおすすめ」「出資しているベンチャーキャピタルが有名なところかを見なさい」「調達期間が3年以上空いている企業は黄色信号です」というアドバイスは知らなかっただけに非常にためになった。
  • 2026年2月19日
    決済サービスとキャッシュレス社会の本質
    乱立するQRコード決済、フィンテックベンチャー。決済業界は一見華々しく見えるけれど、現在の国内におけるキャッシュレス決済の礎を築いた筆者の「決済はシステミックリスクをなくすため、安心・安全でなければならない」という言葉がとても重く響き、原点に立ち返ることができた。 各キャッシュレス決済の仕組みや海外のキャッシュレス事情をとても分かりやすく解説してくれている。 かなりボリューミーではあるが、読みやすく、キャッシュレス決済の基本を押さえておきたい人にとてもおすすめです。
  • 2026年2月9日
    キャッシュレス決済競争の未来予想図: QRコード決済の不都合な真実とやせ我慢の構造
    簡潔な文章と図解のおかげでとても分かりやすい。 3時間程度で読めた。 2022年1月時点の内容なので少し古いが、現状はおおむね筆者が予想した展望の通りになっていてすごい。 QRコード決済の事業構造は非常に薄利なのに、なぜサービス提供が続いているのか? 加盟店が各社のQRコードを受け入れることで起こる、加盟店にとっての不都合な現実とは何か? 上記の問いに対する筆者の回答はとても納得できるもので、決済事業に関わっている者としてはどちらもとてもしんどいものだ。 普段何気なく利用しているQRコード決済の見方が大きく変わるに違いない。
  • 2026年2月9日
    教養としての決済
    教養としての決済
    決済の重要性や課題、各国の決済手段の違いとその背景、各決済手段の歴史、現代のフィンテック企業が銀行に大して起こした革命など、決済の概要を大まかに掴める本。(かなりボリューミーだし翻訳なので結構読みづらいが、ジョークがキレッキレでそこは良い。決済オタクの早口トークだと捉えると楽しめるかも) # 特に印象深かったポイント - クレジットカードの歴史がとにかく面白かった。磁気テープ発明のエピソードにほっこり。 - 海外送金の仕組みとして、「コルレスバンキング」という中継地点を用意していることをはじめて知り、なんて頭が良いんだ……!と感動した - いちフィンテック企業につとめる身としては、資格や免許、法律の難易度の高さから結局銀行に勝てない……と思っていたが、銀行は銀行で自らを縛っている法律や規制にとても苦労しているのだと知った
  • 2026年1月31日
    新規事業の実践論
    とても良かった。特に、新規事業のアイデアが生まれ、事業化し、既存事業レベルとして認められるまでのステージと、各ステージでやるべきこと・やってはいけないことがとても具体的に書かれていた点が大変勉強になった。 私が今担当している新規事業はおそらくステージの後半である「BETA期」なのだが、本書では新規事業のステージの前半について詳細に説明されていて、そこだけが少し残念だった。 しかし、「社内起業だからこそやりたいことを思いっきりできる」という著者のメッセージにはとても感銘を受けた。社内起業をしたくなった!
  • 2026年1月28日
    「組織のネコ」という働き方 「組織のイヌ」に違和感がある人のための、成果を出し続けるヒント
    チェックリストで私はおそらく「イヌの皮をかぶったネコ」なのかなと気づき、「私だ!!」とテンションが上がった。 本書ではネコの進化系であるトラの活躍事例や取り扱い方、トラを活躍させる組織づくりなどについて記載されており、読み物として楽しめた。 ただ、イヌの皮をかぶったネコとしては、イヌの皮を脱ぐ(ネコとして働く)のに必要な考え方や行動について知りたかったが、それは記載されておらず、けっこう残念だった。 むしろ、ネコやトラに対するモヤモヤがはっきりとしてしまった気がする。
  • 2026年1月26日
    運転者 未来を変える過去からの使者 (喜多川 泰シリーズ)
    運が良い人・悪い人はいない。運は貯めて使うもの。運が良く見える人は、普段からたくさん貯めている人。 斬新な解釈だなあと思いつつ、なぜかしっくりくる気がした。特に 「上機嫌でいるというのは、楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決めるということなのかもな」 「どんなことが起こっても、起こったことを自分の人生において必要な経験に変えていくというのが<生きる>ってことです」 という台詞は、いつ何時もそばに置いておきたい珠玉の言葉だと思った。 一見すると説教くさくて斜に構えてしまいそうな言葉が並ぶが、主人公の祖父、父、娘へと連綿と受け継がれる美しい物語の中で語られるから、素直に受け止めることができた。 どこに人生のターニングポイントが転がっているか分からない。いつも機嫌良く過ごそう。 個人的には、主人公のその後の人生まできちんと語ってくれたので、とても嬉しかった。プロローグの仕掛けもとても良い。
  • 2026年1月25日
    読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)
    過去を生きた人たちが本を書いてくれたおかげで、私たちはそれを読み、より良く生きることができる。 「本を読まないのは、ホモ・サピエンスとしての誇りを失った状態。」 と本書にあるように、本を読むことは人間だけが享受できる、最も幸せな営みなのだと知れた。 また、私の読書は文字を追って「なるほど〜」で終わりがちだったが、「これは自分の場合の何にあたるだろう?」「自分だったらどうだろう?」と考えることで思考力が高まる、と書いてあり、大変勉強になった。 筆者がおすすめする書籍が多く掲載されており、名著の手引書としてもとても良い。
  • 2026年1月24日
    コンビニ人間 (文春文庫)
    8年ぶりに読み直した。たぶん8年前よりも色々と考えるところがあった。 最初は主人公に対して「やばい……」と思うが、主人公のプライベートに勝手に踏み込んで、解釈してジャッジする、「こちら側」にいる我々に対する嫌悪感が徐々に生まれていく。 自分の価値観が普通であると信じて、それを押し付けて、それに従わない人を排除する傲慢さ。 それを冷静に問いかけてくる作品だった。
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