朱希
@pioninohana
- 2026年3月31日
52ヘルツのクジラたち町田そのこ読み終わったなんかで見たことのある題名と思いつつ、なんだっけ?映画とかなった?あとで調べる。 これは救いなのかなってずっと考えながら読んでた。52ヘルツの声を聞くことができる群れを見つけることが出来ること。 人と繋がれるというのは人間には絶対に必要な事なんだけど、主人公のここまで来るまでのすったもんだとあれこれを見聞きした上で、新たに人を信じてみようと動ける、助けようと出来る主人公凄すぎない? 最後はあの子にとっても主人公にとっても救いの描写であろうと思うけど、世の中ってさ、理不尽とか不合理なことばっかやねん、てなんか寒々しちゃった。今の私が世の中に対してとてつもなく悲観的だからかもしれない。 いい子も真っ当な人も出てくるけど、それよりもどうにもならない人間が多すぎて、わりと、結構読むのがしんどかったのかも。 美味しいお話ではあった。少し淡く、さみしい味がするアイスみたい。 - 2026年3月29日
星占い的思考石井ゆかり読み終わった前半興味あるとこをつまみ食いして、後半はしっかり読んだ。 前半は各星座の解説的なもので後半は星占いと今の時代の話が書かれてる。 後半の話、面白かったな。星占いと照らして、今の現状を見たときにそんな風に見えるんだって感心した。 昔からあるものだからそういうものではあるのだけれど、人間のあるべきものすべてがこれで説明できるんだなって。原始的なものは全て。そういう風に人間が作ったともいうし、そういうルールを見出したともいう。面白すぎる。 占い、信じてます?頭の片隅、神頼み程度、そういうこともあるんだ程度にしか見てないけど、でも見かけたら自分の星座を探すくらいはする。占いってその程度で、それくらいでいいと思うんだけど、それを完全に著者が肯定してくれるのちょっと楽しい。 とりあえず愉快な本でした。 - 2026年3月29日
闘う君の唄を中山七里読み終わった初っ端、主人公の性格を見せられた上での物語スタートだったのでちょっとどきどきしたが、面白かった。途中から苦味が出てきて後味はちょっとまし、くらいにはなったかな…… 主人公が強い。若さゆえのバイタリティに、自己を貫く姿勢に、初々しさを思いつつ、話が進むにつれ明かされる事実に読者の情緒はぐちゃぐちゃです。 どっちの気持ちも察せられるからこそ、どうしたらよかったんだろう、が最後は纏わりつく。 全てが明らかにされた最後、主人公の意思がやっぱり私には信じられないくらい強固で、よくやるなぁ、強えな、って思った。あなたとはたぶん相容れないわ。 - 2026年3月29日
図書室のはこぶね名取佐和子読み終わった面白かった!! 銀河の図書室と同じ舞台で登場人物が重なるところもあり、でもこっちのほうが好きだなー ここの高校、先生も生徒も今を大事にできる頭持ってて、そういう人たちが多い場所はどんどん良い方向に変わっていけるだろうなって。高校生だった時に、校則やら伝統やらに僅かでも不自由を感じながらも従ってた、思考停止してた感じを思い出して。当時は思考停止とか思ってもなかったけどね、そういうものなんだって納得しちゃう性質だから。 世代を超えて、不自由な制限を取っ払う事が出来たことはすごく良かったし、最後の、乗り越えと希望が彼にとってきちんと消化出来てたらいい。 こっち読んでから銀河の方読んだらまたちょっと向こうの感想変わってたかもしれないね。 美味しい本でした! - 2026年3月20日
見えざる神々の島ベン・オクリ,金原瑞人読み終わった翻訳者が金原さんなら間違いはないという経験のもと手にした本。 小説と言い切るにはちょっと突飛だし、哲学書とか禅問答してる本とか言ってもいいくらい、何もかもを理解しようとするのは難解。ほんとにこれ小説……? 読書中、なにを、何を言ってるんだ……と読んだページ戻るのがデフォルトだった。途中、わけのわからなさに、最後から読んだら理解が早まるかもと最後の章を読んだりした。それが功を奏したかは不明だが何とか最後まで読めた。 この本の良いところは、描写の煌びやかさだとか不思議な空間を描くのが上手。雰囲気とか空気感とか言いようのない不安や暗いものも。映像で見たらさぞかし美しいだろう、おぞましいだろうと思う。 他に読んだ人の感想を聞きたいですね、これ。 - 2026年3月17日
嘘があふれた世界で佐原ひかり,大前粟生,新名智,杉井光,浅倉秋成,石田夏穂,結城真一郎読み終わったおすすめされてた本。 7人の作家による嘘にまつわる短編が詰め込まれてる。アンソロジー。 思っていたよりは、最後ほんわか系が多かった。それ自体は良いことなんだけど、嘘がメインのお話だからとだいぶ身構えて読み始めた分、呆気なさにどこへ心持ちを着地させればいいか困ったまま読み終わったともいう。美味しかったけど! お気に入りは最初のと四番目のかな。 一番最初のお話が衝撃すぎて、これ一番最初でいいんか?!てなった。何度か読み返した。今好きなVがいるからこそ、刺さったのかも。 四番目のお話も最後にやられた感満載だった。愛は狂気だし、そうしたことに絶望しない?大丈夫そ? 最後のお話を読み始めた際、非常に既視感を覚え作者を見に行ったら杉井さんだった。この前本読んだばっかだ。なんなら主人公同じじゃん。納得。 集められてる作家がほぼ平成生まれで、最後の話と絡むなぁと思いつつ読んだ。たぶんこれは寄せたね?? 読了後、表紙を見直してたら題名の下に英語訳があるのを見つけた。嘘はWhite Liesになってた。そっか、そっちでいいんだと思ったらそこまで身構えて読むこともなかったかなと思ったけど後の祭りですわね。 - 2026年3月16日
銀河の図書室名取佐和子読み終わった小説や詩を絡めながら高校生活という時間が進んでいくのだが、いちばん肝心なところは最後の最後まで明かされず焦れったかった。 関わる材料は用意されてるのに点を繋ぐ線がまるで見えず、最後にぐわっとまとめられてお出しされた感。わたし的には滑らかさがもう少し欲しい。 小説で、他の小説の考察、みたいなことをしてくれているのを見るのはすごく好きなので、『銀河鉄道の夜』こういう読み方も出来るんだって楽しく読んだ。 「そのまっくらな巨きなものを」はいつか読んでみたいな。 - 2026年3月10日
- 2026年3月10日
裏世界ピクニック 4宮澤伊織読み終わったやっぱり百合なのでは???! 読み終わってまずそのひと言ですわ。えええ、なんかもう幼い頃からずっと隣にあった怪異とかずっぽ抜けるわ。読者がこれなんだから主人公はまさしくでしょうね??! 美味しく読んだ。もはや主人公たちの感情の揺れを読むためにこのシリーズ手に取ってるのかもしれない。 - 2026年3月9日
裏世界ピクニック 3宮澤伊織読み終わったシリーズ物。順番に読んでいるが、ここに上げるのは飛んだりしてるかも。 主人公2人の関係にかわいい〜って笑顔で見てられる。最後の描写、ちょっとそわっとした…百合始まります??たぶん始まらない。 でも肝心なところの感情の位置というか噛み合いがまだ明かされてない感じがして、今後も気になるところ。関係値とかとある人への感情のおさめかたとか。 - 2026年3月3日
裏世界ピクニック宮澤伊織読み終わった漫画を見て面白そうだなと原作あたったら小説だったから読み始めた。 読了後の感想。 結構怖い!漫画は絵だからそれ以上にはならないけど、本は想像でそれ以上になっちまうんですよ!!怖いのだめなのに面白くて読んじゃった……たぶん続きも読んじゃう。 参考文献が、ある年代の人にはどんぴしゃで刺さるんだろうなと羨ましく思いつつ、今も見られるのか興味あるけど怖くて見られない。 こういう都市伝説系の話って出典が曖昧なのに、いつの間にか皆が色んな形で知ってて面白い。 本という形になって、これもまた誰かが知るきっかけになるんだろうと思うと「不思議」に加担してるみたいでにんまりする。怖いけど。 - 2026年2月19日
桜待つ、あの本屋で浅倉卓弥読み終わったこの作者、まだ書いてた!って久々に名前を見つけて期待まっくすで読み始めた。『君の名残を』が好きすぎて、新作ないかなって地味にずっと探してたから本当に楽しみだった。 望んでたようなものではなかったけど、じんわり温かい話で、わりかし満足しました。 中学とか高校の時に読めてたら君に名残をレベルで楽しめたのかな、とも思いつつ、でもやっぱり好きな作者さんに変わりはないのでまた新作楽しみにしてる。 装丁きれいだよね、この本。題名のとこきらきらしてる。これからの時期、読むのおすすめです - 2026年2月17日
魔法使いクラブ青山七恵読み終わった読んだのは2009年に出てる本だったけど多分内容は同じはず。 なんかすべてにおいて、現実よりの話だった。 主人公の、成長の中で変わっていく心境とか、主人公から見えてる名前があちこちに散らばっていることとか。全然綺麗な青春なんかじゃないけど、あちこち歪でまともなんてひとっつもないようだったけど、それでも続いてく現実の誠実さと無情さにやられたなあという感じで読了です。 こんな題名のくせに突きつけてくるじゃんリアルをさあ!!これは褒め言葉です。読み終わりの後味の微かな涼やかさだけが淀む心境をなんとかしてくれてるよ、ほんっとに。 - 2026年2月11日
この夏の星を見る辻村深月読み終わったコロナ禍の時の息苦しい、何もかも制限されたあの空気の中、できる範囲でやれることを楽しむ作中の子どもたちに、実際もそうだっただろうなと思いながら、青春できてよかったなあって思っちゃった。 たった一度しかない若い時間を、あんな空気の中過ごさなきゃいけなかった苦しさと、その中でも見つけられた繋がりや青春はだいじにしてほしいなと老婆心を抱えながら読み終わった。満足! ついでに恋愛模様がどうなったかこっそりでいいからいつかどっかの作品のなかに紛れ込ませといてほしいw - 2026年2月6日
麦本三歩の好きなもの住野よる読み終わった最後から2番目の章が好き。 主人公目線だとわかりにくい部分がざっくり開かれた感じ。どちらかというと主人公より先輩に共感、といったところだけれど人は人、と割り切って良さを良さと認めて人間関係って成っていくんだよなぁってしみじみした。 - 2026年1月22日
永遠の夏をあとに雪乃紗衣読み終わったまず舞台が現代日本だということにびっくりした。多少まどろっこしさはあったものの、仕掛けも十分面白かった!でもやっぱりファンタジーの方がこの作者さん、本領発揮してるよなぁとレアリアを読みながら。 - 2026年1月14日
- 2026年1月12日
クスノキの番人東野圭吾読み終わった - 1900年1月1日
魔性の子 十二国記小野不由美読み終わった十二国記が舞台化するという興味で初めて読み始めた。中華風味ファンタジーって聞いてたんですけど??!裏切られた感満載だった。(二巻以降はちゃんと中華の味だった) 舞台は現代の高校。途中までひぃんこわ、ぐろうわぁだったのに最後で今までの怖さを拭い去られた。良い意味でも悪い意味でも。 シリーズ物の一巻てことで今後繋がるんだろうなって匂わせが多い。 解説が良かった。最後の主人公と読者がリンクできる。あの絶望も喪失も、感覚を同じくする。 とりあえず今出てる最後から二番目くらいまでシリーズ追いかけて読みましたが、わりかしもうお腹いっぱいかも。 - 1900年1月1日
名前探しの放課後(上)辻村深月読み終わった2007年12月に出されたこの本の装丁が好き。上下巻で色が違って可愛い。 辻村さんの本の中でいっちばん好き!! この本読むなら先に『僕のメジャースプーン』を読んでほしいし、『凍りのくじら』も読んでると美味しいと思うけど、とっつきやすさは上記2つよりあると思うから、この本読んでからそれらを読むとどんな気持ちになるのか教えてほしくもある。 舞台は高校。中学時のヒエラルキーがふんわりと残る場所で、何の関係もなかった彼らが繋がって必死になっていく様は美味しい青春話なんだけど、作者の仕込みが素晴らしいんだこれが。めっちゃ好き。 何十回と読んでる。何度読んでも素晴らしい。 でもやっぱりメジャースプーン読んでからどうぞはずっと言うかも。感じる納得感がそれで大きく変わる。
読み込み中...