
ころぴか
@pipipi12
- 2026年9月14日
三千円の使いかた (中公文庫)原田ひ香読み終わった少し前に書かれたものなので、物価も今と違うし、金融やジェンダーについても今更感があり…その古めのリテラシーのなかで、登場人物たちが健気に向き合う姿が、今の私には息苦しく、正直読むのが辛かった。最後は、現実はこんなに甘くないのではとも思ったけど、発想として救われた気持ちになれて読後感は悪くなかったです。 それぞれ異なる人生のなかでどう生きるか。筆者がさまざまな読者を応援していることが伝わってくる本でした。 - 2026年9月14日
人生パンク道場町田康読み終わったありふれた、普遍的かつ割と不毛な悩みに対して、可笑しくもかなり真面目に答えてくれている。 自分に刺さる回答もあり、「なかなか受け止めたくないがたしかにそうだなぁ」と考えさせられたりすることもありましたが、言葉選びがふざけているので、重たく落ち込むことなく、むしろニヤニヤしながら読めてよかったです。 - 2026年8月30日
月とコーヒー吉田篤弘読み終わった大人向けのお伽話。少しずつ少しずつ読み進めることができて、長く楽しむことができました。 雰囲気とか、ゆったりとした文体とか、余韻とか、そういうものをふんわり味わう本でした。 自分の思考が凝り固まっているからか、捉えどころのない物語に、「いったいどこに連れていかれるんだ?」みたいな、ある種のちょっとした不安感もあり。そんなところ含めて、よい読書体験でした。 そして、あとがきを読んで、やっと大人として消化できた感じがあって、自分にはそれも良かったです。 - 2026年8月29日
生きて行く私宇野千代読み終わった朝ドラの前に、どんな人だったのか知りたくて。 恋多き…というより、自分の中から湧いてくる「好き」を、後先考えずに振り撒きながら生きてきたんだなぁと思った。誰かを傷つけることも、逆に傷つけられることがあっても、それを引きずらず、自分の「好き」を出力する。自分の丈夫な心と体も愛している。 たしかに学びがある生き方。愛される理由がわかりました。 - 2026年8月24日
鳥肌が穂村弘読み終わった絶妙なゾワゾワを感じながら笑った。多くの人が感じてるけどわざわざ口に出したことないような違和感とか不安が程良い重さと軽さで書かれている。なにより回避型の性格が自分と同じで共感した〜。私も幻に怯えて生きています。 - 2026年8月17日
新版 お金の減らし方森博嗣読み終わった自分の真の欲求から出てきたものにこそ労力をかけお金を使うべきで、他者に影響され生まれる消費欲求には気をつけよ…という趣旨。 著者と自分とでは経済状況も趣味嗜好も違いすぎて到底マネできないものの、根本にある考え方は普遍的で大事なことだと思ったし、たまに立ち返りたい視点でした。 あと、あんまりお金使えない自分にちょっと負い目を感じていたのですが、それは杞憂だったなと思えました。 - 2026年8月15日
- 2026年8月11日
空海入門加藤精一,芦澤泰偉読み終わった上野でやっている「空海と真言の名宝展」に行こうかな、と思ったのをきっかけに、読んでみました。 仏教のことも空海のことも何も知らず、もともと興味はあったので、体系的に理解したくて。なかなか読み応えがあったけれど、欲しかった理解は得られたし、共感するところもありました。 - 2026年8月11日
メガバンク銀行員ぐだぐだ日記目黒冬弥読み終わったこちらの銀行さんと少し縁のある立場なので読んでみました。システム障害や業界風土の話も面白かったけど、東日本震災時の話、融資の話など、個人の人生に大きく影響する機関で、色んなドラマがあるのだと実感しました。 - 2026年8月9日
ゲーテはすべてを言った鈴木結生読み終わった私には馴染みのない固有名詞が多く、読み進めるのに難しくも感じたけれど、言葉というものに対してこんなにも考えを巡らせ、解釈を語り合ったり、背景を調べたりする、そんな世界もあるのだなーと新鮮だった。学者が仕事としてするのはあるとしても、本作ではそれを家族間でやっているのが、自分にとってはかなりファンタジーだったけど、そのうえで素敵な世界観と感じた。展開や結末はやわらかく、温かみのあるもので、読後感は良かったです。 - 2026年7月31日
- 2026年7月29日
- 2026年7月27日
- 2026年7月20日
今日も一日きみを見てた角田光代読み終わったトトちゃんは猫だけど、いまは天国にいる愛犬と過ごした大切な時間を感覚として思い出せた気がする。恥ずかしくも誇らしく、お互い舐めているような、心配でたまらないあの感覚。 - 2026年7月17日
- 1900年1月1日
ガウディの伝言外尾悦郎読み終わったひさびさに読書をして、とても清々しい気持ちで読めた作品。ガウディの生涯、サグラダ・ファミリアの成り立ち、込められたメッセージ、それらそのものも興味深かったが、それらに対する作者の姿勢や目線に感じるものがあった。
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