月とコーヒー

44件の記録
- mok@mokke12702025年5月15日読み終わった「星の王子さま」や「モモ」のような、ファンタジーだけど目まぐるしい日常の中で忘れかけている大切なことを思い出させてくれるお話たち。「空から落ちてきた人」が一番好き。
- はな@hana-hitsuji052025年5月15日読み終わったKindle Unlimited『ニ階の虎の絵』 寝る前に読む物語としてはこれが1番かも。 熱帯の植物が生い茂る道なき道を分け行った先に小屋があって、そこで…という夢を見ることになりそう。 いつかみんながたどり着く場所。 『マーちゃんの眼鏡』 場所もわかってる、そこまでの道のりも方法も知っている。でもどういうわけか行けない場所って確かにある。 そこを軽々と越えてくる人がいることも知ってる。 誰にでもあるそれぞれの「そういうところ」をそういうもんだと思いながら過ごすのって良いことだと思う。 『ヒイラギの青空』 もう自分はここから離れるべきだとぼんやり気づいても、ではこれからどこへ?と思うことは何度もあった。 人間の時間は短くて長くて、不思議な感じ。 これが最後の物語か…! ちょっとした食べ物が出てくるお話ばかりだったけれど、どちらかというと脳裏には色が鮮明に感じられる本だった。 誰かの個展を観に行った時のように、ゆっくりじっくり1枚ずつ絵を見つめて、また戻ったり振り返って先の方も気になって、そんな感じ。 タイトルと表紙で随分と誤解していた。 ちょっといい話を意図的に作って、それで優しい誰かの心を感動させようとしている作為とかあるのかなー、こういう系の本は、なんて警戒していた。 ごめんなさい。 私は好きだった、こういうの。
- maru@hon71772025年5月14日読み始めたKindle Unlimited【これは、忘れられたものと、世の中の隅の方にいる人たちのお話。 喫茶店〈ゴーゴリ〉の甘くないケーキ。世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。トランプから抜け出してきたジョーカー。赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。三人の年老いた泥棒。空から落ちてきた天使。終わりの風景が見える眼鏡──。 人気作家が腕によりをかけて紡いだ、とっておきの24篇。】
- はな@hana-hitsuji052025年5月11日まだ読んでるKindle Unlimited『三人の年老いた泥棒』 ちょっとミヒャエル・エンデのモモ的なものを感じた。 何かを手に入れることで、美しいものを気づかず失っている。 『冬の少年』 ヤマコシは自分みたいだ。 ちょうど、本当にちょうど今日、彼と同じ妙案を思いついたところだったので尚更。 最後のページを読みながら、視線をあげて真っ暗な窓の外の先を見つめてしまった。このお話、好みだな。 『セーターの袖の小さな穴』 私の頭の上にも天の声が降ってきて欲しい。 私のことを知らない街に冒険したい。 楽観的になりたい。
- はな@hana-hitsuji052025年5月10日まだ読んでるKindle Unlimited『つづきはまた明日』 何かが始まりそうな予感がしたはずなのに始まらないのかよ!と思うのは、ただの自分の予想のタイミングと一致しなかっただけであって、実は既に何らかの心は動き始めているではないかと気づいた真夜中。
- はな@hana-hitsuji052025年5月8日まだ読んでるKindle Unlimited『美しい星に還る人』 最後の1行を読んだ瞬間、目も口もパカと開いて声が出てしまった。あああああ…。 ここまで読んだ中で1番好きかもしれんこのお話。 このお話こそ美しいし、文章や情景にテンポを感じた。 『青いインクの話のつづき』 まさかこのパターン来るとは。 私も万年筆やインクがとても好きだから、久しぶりにお手紙が書きたくなった。 青いインクの思い出と、ボールペンで書かれた手紙の理由を深読みしながら反芻してる。 勝手に石畳を転がるりんごの音を想像した。 『熊の父親』 まずもってこのタイトルとか設定をひらめくって何を経験したら引き出し現れるのか。 そしてどんなにとんちんかんな人物やキャラクターにも思いもよらない背景や過去があるのではと立ち止まってしまう。 なんなんだコイツはと思う人の過去のことをぼんやり考えてしまった。
- はな@hana-hitsuji052025年5月6日まだ読んでるKindle Unlimited『空から落ちてきた男』 厄介な人間関係には第三者が必要。 全く本人にその気もないのに誰かの人生や日常の進展に貢献する感じ、いい。 自分だって悲嘆に暮れている時、誰かの駒を少しだけ進めているのかもしれない。 自分のことを自分で解決出来ない時、赤の他人にきっかけもらうのなんかいいな。
- はな@hana-hitsuji052025年5月5日まだ読んでるKindle Unlimited『鳴らないオルゴール』 期待するのをやめた時こそ物事は少しだけ変化するかも?? クタクタなのに眠れない夜は、短い物語を読んで寝る。
- はな@hana-hitsuji052025年5月3日まだ読んでるKindle Unlimitedゴールデンウイークという名の普通の週末。 一度でいいから休暇と呼べる長さの連休を過ごしてみたい。 ただの週末はやることが沢山あってすぐ終わっていきます。 『バナナ会議』 それまで誰も考えたことのないこと、考えていても言わなかったことに切り込むやつは必ず現れるが、大抵の場合その時の基準で1番最もらしいことを言うやつにそれを塞がれ、思考も流されてまた今のことを考えて忘れていくのかもしれない。 『世界の果てのコインランドリー』 私の記憶力の問題かもしれないが、とにかくこの本は全体的に読み始めた途端にタイトルを忘れる。 そして、物語の中の時間やこの大切にしているものが永遠に淡々と続いてくれないかなぁという期待(願い?)をシンプルになんの気持ちも入れず終わらせると、さてあとはご自由にという感じ。
- はな@hana-hitsuji052025年5月2日まだ読んでるKindle Unlimited途中で気づいたけど、この作者『ないもの、あります』の人だー!? 全く意識せず手にした本が実は同じルーツを持っていたとは。この感じの驚きが新鮮すぎる。 『ミヤンザワ・キートン』 なんとなく日々の責務や生活に身を任せているうちにここまで来てしまったと感じる時、チャレンジが足りなかったのかな自分は。と思うことがある。 それとは真逆に直感で動き回ってその分傷ついた時は、自分はちっとも学ばないバカなお人好しだ、とも思う。 それらの自分が見つめ合うところを想像して、今日は義務的にものを食べず丁寧に向き合ってみようか。 もうすぐ誕生日だから、ここはやはりケーキか。
- はな@hana-hitsuji052025年4月30日まだ読んでるKindle Unlimited今日ちょっと仕事でどっしり疲れることがあって『隣のごちそう』に救われた部分があった。 食に対する積極性が欠如している、の一文に共感。 昔の写真が色褪せるように、何か生きるのに大切な関心が褪せていくような時期がある。 物語にはいつも前日譚が潜んでいて、始まりとされている場面の少し前の出来事も永遠に物語なんだなとつくづく思う。 この本は、ちょっと疲れた時にやさしい気がした。
- はな@hana-hitsuji052025年4月29日まだ読んでるKindle Unlimited『白い星と眠る人の彫刻』 星新一の描く宇宙を思い出した。 遠くにびっしり散らばった星が瞬いていてその音は聞こえない、という感じの真空の世界みたい。 文明があって善良で勤勉で、それでも何か大きなものの出現になす術はないものだな。 ひんやりしてはいるけれど冷たさのない透明感。
- はな@hana-hitsuji052025年4月27日読みたい読み始めたKindle Unlimitedこういうお話だったとは。 日常のように特別なことは起こらず、物語らしく完結せず。どこか夢の中のお話みたい。