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sea
@sea06297
  • 2026年5月19日
    すべての、白いものたちの
    すべての、白いものたちの
    ハン・ガンは初読。 読んでいる間は夢とうつつの狭間を泳ぐような感覚で、ぼんやりした白さを手繰り寄せるように、気付けば夢中になって文章を追いかけていた。韓国語は形容詞が豊かに発達している言語だといつか聞いたことがあって、それを思い出すような柔らかいきれいな文章だった。 出会わなかった親密な他人に生かされ、生かすこと。うまく言えないけれど、同時には存在し得ない彼女らが時間の不可逆性を超えて、体と精神を通じて語り合っている光景を見ていた。 自分の体と心を受け渡して再び束の間の生を姉に贈る作業は病的な体験でもあるな〜と思ったけど、隣人への無関心が加速している世の中では改めて必要な考え方なのかも。「私」にとってそれは姉と母への愛と贖罪であり、同時に自分の人生を生きるために必要なイニシエーションだったように感じた。現実には感じることができない繋がりを信じることは難しくて、心を砕くのはもっと難しい(私にとっては)。でも叶うならそんな風に生きようとする自分でありたいとも思った。 ー白く笑う、という表現は(おそらく)彼女の母国語だけにあるものだ。途方に暮れたように、寂しげに、こわれやすい清らかさをたたえて笑む顔。またはそのような笑み。
  • 2026年4月7日
  • 2026年4月7日
  • 2026年4月7日
  • 2026年2月4日
  • 2026年2月4日
  • 2026年2月3日
    とっておきドラえもん いつも心にともだち編
    友人からのクリスマスプレゼント。 ドラえもんのキャラクターの流動性が好き。 調子に乗って失敗することもあるし、喧嘩したり人を馬鹿にすることだってある。だけど、だれかのつらい気持ちや頑張りに心動かされたり、協力して助け合いもする。 それは状況によっても変わるし、何より彼らが友だちとの関わりの中でちゃんと心を動かしながら生きているからなんだと思う。彼らの中のだれも手放しに善良な人間とは言えないかもしれないけど、どの瞬間も自分の心に正直なところが愛おしくて憎めない。 ふと忘れてしまいそうになるけど、いつも仲良しじゃなくても友だちでいていいんだよね、と思えた。
  • 2026年2月3日
    アディクションとしての自傷
  • 2025年11月26日
    村田エフェンディ滞土録
  • 2025年11月26日
    烏は主を選ばない
  • 2025年10月29日
    AはアセクシュアルのA 「恋愛」から遠く離れて
    恋愛ってなんだろうなと思う。 sexual orientationやgender identityといったわたしの問題は社会抜きに語ることはできなくて、本当はもっと軽やかに生きられたらいいのにと思う。 わたしなりにだれかを愛したり、たしかな繋がりを感じたりできるはずだし、そうして良いんだってことを確認していく人生になるのかな。それが恋愛という枠組みなのか、そうでない枠組みなのか、自分の中でどう位置づけたらいいのかはまだ分からない。 私に似た存在がこの世に一人もいなくても、私は間違っていたことにはならないはずだ。
  • 2025年9月16日
    夢中さ、きみに。
    思わずくすっと笑ってしまう軽やかな漫画。 思春期特有の吸い寄せられるような他者への関心と、だけど近づきすぎない距離感がいとおしい。 「暇じゃあないけど暇つぶしに忙しいんだよ」 そういうのがいいな、と思った。
  • 2025年9月13日
    グリフィスの傷
    傷にまつわる短編集。 まぶたの光が1番好きだった。 傷をつけることで始まるものもある。でも、開けた視界がどんなに光にあふれていたとしても、それはやっぱり正しい恐怖に基づく行為でなければならない。 このまぶたに傷をつけてくれたひとのことをおもう。あのひとのおかげで、あたしの目は世界を映している。
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