グリフィスの傷
72件の記録
- うみのいろ@trz-sea2026年2月7日借りてきた綺麗な装丁だと思って借りてみた。どの傷跡も人生を見つめ常に共存している哀しさと愛おしさを感じた。傷口は生きている限り癒えていくけれど、その傷はなかったことにはならない。タイトルになっている「グリフィスの傷」細かな目には見えない傷、重なって壊れてしまうこともある。どんな人にもきっと傷があって共存しているのだろうなあ。



七@mi_sprout2026年1月17日読み終わった「慈雨」 情緒が少しおかしい時に読んだからか、読み終わったあと涙が止まらなくて困っている… すまない、という気持ちを抱き続けてしまう父親の気持ちがわかるから、そのあたたかさにじんわりきてしまった。 「あおたん」 おっちゃんが何を企んでいたとしても、主人公にとって救いであったことは確かなのだからそれでいいのだと思った。 「まぶたの光」 最後の一文がどストレートでとても良い。 同性の主治医に恋する女子中学生という設定も可愛らしくて好き。光るような文章がとてもよかった。

七@mi_sprout2026年1月17日読んでる「指の記憶」 不思議な話だ。指に本当に記憶が残っていたのか。 「グリフィスの傷」 2人とも幸せになってほしい… それはそれとしてリスカの描写が昔から苦手すぎる、怖くなっちゃう 「からたちの」 思ったより優しい、人間味のある物語だった。 画家の祖母や虐待を受けた子供のエピソードが心に残っている。傷について語る言葉を持たない人たち。

七@mi_sprout2026年1月16日読み始めた「竜舌蘭」 とても好きな話なのだけれど、血の出る描写が痛くてわあああってなる… タイトル的に苦手な描写が多い短編集だということはわかっていたけれど、もしかしてこれは覚悟が必要? 「結露」 痛い話じゃなかった、よかった〜〜千早茜さんの書くピュアな恋愛好き。 「この世のすべての」 後味悪い〜〜 でも主人公にとっては話しかけてくる男という時点でNGだったのか…排除すべき対象だったんだなぁ怖い。男が可哀想ではあるけど、うーん、主人公を断罪はできない。 「林檎のしるし」 オクモトさんの妻はどのくらい意図的だったのだろう…。 むくわれない恋愛をしてしまう主人公が好きだ。可哀想にもなる。

𝘴𝘩@____livre9232025年11月15日買った読み終わった施術の名前があるってことは、傷なの。(p43) 無数の傷を刻むあなたは、わたしの臆病な一本の傷を笑いませんでした。(p111) 私の体には沢山の傷があるけれど、どれも捨て難く狂おしい。愛おしいと思えるのはまだもう少し先かな? そう思わせてくれる一冊。
- sea@sea062972025年9月13日読み終わった傷にまつわる短編集。 まぶたの光が1番好きだった。 傷をつけることで始まるものもある。でも、開けた視界がどんなに光にあふれていたとしても、それはやっぱり正しい恐怖に基づく行為でなければならない。 このまぶたに傷をつけてくれたひとのことをおもう。あのひとのおかげで、あたしの目は世界を映している。



直線@hrv8k2025年7月21日読み終わったなんという感性だろうかと溜息が出た。傷にまつわる短編集という不思議な一冊。 心身に傷を抱えて生きる人の、その傷跡を恐々と指でなぞるように触れてゆく感覚を抱きながら、時に『ああ、自分はあの時、このような言葉で表現される心情だったのかもしれない』と考えたりもして、妙な安堵を得た。 余談だけれど、使われている紙の質がきめ細かく滑らかで、ページを捲るのが大変心地良かった。
あっかんべーわかめ@accanbe_wakame2025年7月16日読み終わった自分の傷、他人の傷、誰かにつけられた傷、自分でつけた傷、目に見える傷、見えない傷。 塞がるというのは全てが終わった印でもあるけど、傷を見ればその時の感情をいつでも思い出す。 小さい頃の手術痕10センチ。「いつか消えるからね」と言われ20年経った今でも確かに残っている。あれは幼い私を安心させる嘘で、大人の私を落胆させる嘘だ。
t@tm_10332025年7月7日読み終わった傷をめぐる10の物語。 どちらかというとネガティブなイメージがある傷の中にも、祈りとか希望みたいなものが描かれていてあたたかい気持ちになれた。 最後の「まぶたの光」が特に好きだった。 中学生の主人公と病院の先生。 年に2回、診察の時に会える大好きな先生。 患者と先生。子どもと大人。 2人の距離感が切なくて愛おしかった。 先生の呼び方が「さやちゃん先生」なのがまた良くて。「さやちゃん」じゃ近すぎて、「さや先生」じゃ遠すぎる。主人公の先生への気持ちをあらわす呼び方だと思う。何度でも読み返したい。
碧@Hellebore_4962025年5月25日久しぶりに開いた「ガラスはほんとうはとてもとても頑丈だけど、目に見えない傷がたくさんついていって、なにか衝撃を受けたときに割れてしまうものだって。あなたが割ったように見えるけど、いままでの傷がつみ重なった結果だから気にしなくていいのって。そういう目に見えない傷のことをグリフィスの傷っていうんだって教えてくれた」
猫@mao10122025年3月7日かつて読んだ受けた傷みは消えることはないし、そしてそれが苦しい"傷み"とも限らない。自分にもそんな"傷"があるので、心を抉られたような気持ちになった。 『竜舌蘭』と『グリフィスの傷』『あおたん』が個人的には好き。 自分だけが覚えて、実感出来る傷みほど自我を味わえるものはないと思う。これも一種の自傷行為なのかな?千早茜さんの作品は、自分の風化した傷や瘡蓋をぺりぺりっと向いてくれる感覚がして、共感してしまう。


はぐらうり@hagurauri-books2024年8月4日読み終わった傷や傷痕をめぐる静かな10の短篇。 自分も傷痕いくつかあるなぁと思って読んだ。特別思い出深いものではないものの、なぜ傷がついたのかは覚えてはいる。小さい頃のものは、親から聞かされて記憶している。 傷が美しくみえるのは、生きている証拠だからか。傷をつけたほうが覚えている、というのは面白いと思った。



























































