しろみ
@shiro-mi_kiroku
- 2025年5月26日四つの署名コナン・ドイル読み終わった2025年5冊目。 名作を読まずしてミステリ好きを語ってよいのか…という気持ちから、ついに海外ミステリにも手を広げた昨年。 今回は、ホームズシリーズ2作目となる四つの署名を読了しました。 1作目の緋色の研究とは打って変わって、テンポが良く、かつ構成もわかりやすいので、緋色の研究で挫折した方がいたらぜひこちらを読んでみてって言いたいな(私も緋色の研究は結構時間かかったので…) 1作目でだいぶホームズの人間味ある姿に「ホームズってこんな感じなんだ!?」と驚いたのを覚えているけれど、今作では陰な一面が垣間見えたり、スマートでかっこいい一面を見せてきたり、ホームズという人間に一層興味が湧いたし、世界中に熱狂的なファンがいる理由もわかるなあと。 それに、いろんな分野と絡み合い多様なミステリが生まれてトリックも複雑に進化し続ける現代において、書かれてから100年以上経っていてもなお純粋におもしろいと思わせるエンターテイメント性が名作と言われる所以だと実感。 今まで触れてきたミステリは、主人公を取り巻く登場人物が概ね出揃った上で散りばめられた手がかりを元に、主人公と一緒になって犯人を探していく感じが多かったけど、ホームズシリーズは、ホームズとワトスン君の掛け合いを通した解決劇を楽しませてもらう感じで、違ったミステリ体験を得ている気がする。 最後に忘れちゃいけないのは、ある言葉の存在。 コナンフリークとして心に刻んだ名言、本家ホームズシリーズで目にするとやっぱり心が震えますね。
- 2025年4月28日硝子の塔の殺人知念実希人読み始めた
- 2025年4月28日対岸の彼女 (文春文庫)角田光代読み終わった2025年4冊目。 少し昔に買って積読コレクションになっていた本をようやく読了。 この本が書かれた時と現在では、だいぶ世間の風潮が変わってきているし、私自身が主人公達と世代や考え方が異なる部分があるので、全てに共感できたわけでは無いけれど、同じ女性として、主人公達の心情や環境に思いを馳せ、深く考える機会になった1冊でした。 特に、多感な学生時代の描写はとても繊細で、 大人になった今思えばなんであんなに悩んでたんだろうって一蹴できるけれど、女子中学生や高校生のころって自分の狭いコミュニティが世界の全てに見えて息苦しさを感じたり、ちょっとしたことで平和な日々がひっくり返りそうな怖さがあったり、この本を読みながら、過去の自分の姿を思い出したりしました。
- 2025年4月13日対岸の彼女 (文春文庫)角田光代読み始めた
- 2025年3月11日アリアドネの声井上真偽読み終わった2025年3冊目。 今日もお仕事なのに夜更かしして一気に読んでしまった。 場面や心情の描写がきめ細かいので、登場人物の感情や臨場感がありあり伝わってきたし、全体通してスマートに物語が進んでいくので読みやすいと思う。 救助災害ドローンという時代の先端をいく題材である点も興味深かった。
- 2025年3月11日アリアドネの声井上真偽読み始めた
- 2025年2月2日
- 2025年1月15日
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