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カズマ
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@tartebooks
ADHDが買っては積む賽の河原です。ボードゲームの同人誌を6冊書きました。仕事は校正と翻訳です。 有栖川有栖/いしいひさいち/語学/囲碁やボードゲームや麻雀/人文書/技術書/たまに小説
  • 2026年9月29日
    権力論 (岩波現代文庫)
    良い文章を書く著者で、政治思想史/政治哲学に不案内な自分でも安心して著者買いができる。本書の旧版である『思考のフロンティア:権力』は昔確かに読んだはずなのにまったく覚えてなく、それでも内容はなんとなく知ってることが多いので、当時の理解がまるきり無だったわけでもないらしい。 前半が総論、後半が各論にあたる。どこから読んでもいいと思うが、頭から読んで支障ない。序盤で印象的だった一節を引く。 『明確な意図を持って権力を行使する主体Aというものを想定することには、このように困難が伴う。それにもかかわらず、二者間関係論が大変根強いのはなぜか。それは、そうした考え方が何らかの意味でわれわれの欲求に沿っているからではなかろうか。すなわち、社会的な事象について、それを意図を持って実現した主体を探し当てたいという欲求である。』(p. 25) 身に覚えがありすぎる。同様の感覚を抱く人は少なくないと思う。
  • 2026年9月7日
    可燃物
    可燃物
    ふらっと寄った書店で軽い気持ちで買ったら、あまりに圧倒的な面白さにびっくりした。ここまで「次を早く読みたい」と思った、いや思わせられた推理小説は滅多にない。人物描写も心情の描写も少ないハードボイルド風でありながら人物の個性はビシビシ伝わるし、本格らしいユーモアもある。ものすごい一冊
  • 2026年8月4日
    本を読めなくなった人たち
    読了。出版と無関係なところにいる自分でさえ吐き気を覚えるほど重苦しい一方で、やりたいことも沢山思いつく。時事的でもあり教養論でもある。なんというか、とても両義的な一冊だった。筆者の実体験・実感を述べた箇所がやはり一番迫力があって切実にくる
  • 2026年7月28日
    本を読めなくなった人たち
    第1章はどちらかと言えば発信側の課題を描くメディア論で、細部には異論もある(テレビのニュースを受動的に受け取るのは若者に限らない等)が、筆致は真摯で好感がもてる。ただ、先行きの暗さに落ち込む内容でもある。重い。
  • 2026年5月10日
    ひと目のヨセ
    今月はぜんぜん読書する気力が湧かず、せめて詰碁だけでもと細々やってた。「ひと目の」シリーズがこれで3冊やれたけど、次は5〜10級レベルの詰碁集にチャレンジするか、もう一冊くらい同じレベルの本をやるか、悩む
  • 2026年4月15日
    濱地健三郎の幽たる事件簿(2)
    有栖川作品は大体ぜんぶ持ってるんだけど、何故かこれだけ抜けてたので少し前に購入。 さすがの一言に尽きる。「この作者の文章なら大丈夫」という安心感と、新しいジャンルへの挑戦とを両立させるのは、なかなかできることじゃない。
  • 2026年4月4日
    ひと目の詰碁
    たぶん2周目かな? 各章終盤の問題が5割ぐらいしか解けなかったので、素早く3周4周としていきたい。上野愛咲美が毎日300題やると聞いて、毎日数十題くらいはやっていいんじゃないかと思った
  • 2026年4月2日
    捏造の科学者 STAP細胞事件
    古本で購入して一気読みした。当時ネットで話題になってよく聞いてた画像の切り貼りや序文コピペは前半でしかなくて、若山研時代のマウスの遺伝子解析でそもそもの細胞が異なることが判明したとか、論文が最初にrejectされた段階の査定で指摘は様々あったとか、技術的な詳細をわかりやすく説明してくれていて、最初から最後までとても面白い。 当時の理研の体質に対する厳しい批判でもあり、ゴシップ的興味ではなく(一読者としてはそれもあるけれど)、自然科学そのものへの関心や理解へとつなげてくれる、評判に違わぬ名著だった。
  • 2026年3月25日
    ニーチェかく語りき
  • 2026年3月24日
    君の大石をとりたい
    さすがに買うしかない。中盤を解説した第2章について『最終手まで載せてありますが、どれも大石を取って終わっているのでヨセ勝負は出てきません』の一言が頼もしい。
  • 2026年3月24日
    資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか
    経済学史の入門を期待して買う。著者は格差の話なら真っ先に名前が挙がる人なので安心感がある。この書影にもある帯が超絶恥ずかしいので書店を出て秒で外した
  • 2026年3月24日
    ひきこもり処世術
    読了。見た目の印象よりボリュームのある本で、1週間ぐらいかかった。 時間がかかった理由の一つとして、本の内容は思いのほか真面目である。もちろんギャグ基調のエッセイではあるし力を抜いて楽しく読めるんだけど、「ひきこもりは解消を目指すものではない」というベースの主張は真っ当であり、同じ自宅仕事ひきこもり民の自分には切実なテーマでもある。 同じテーマを連載50回で擦る関係上、文庫本で一気読みすると内容にところどころ重複を感じるのはやむを得ず、読むのに時間がかかったもう一つの理由でもある。同じ著者のお悩み相談などに比べると、他者とのぶつかりが少ない分ギャグの切れはやや物足りないけど、こっちの文章にはだらだらしたチルさが漂ってる、そういう良さがある。
  • 2026年3月11日
    マンガでわかる!発達障害とグレーゾーンの人が見ている世界大全
    Kindleで購入。半分くらいは身に覚えのあることで、まあまあつらくなっては解説のフォローアップに助けられつつ読んだ。マンガの表現が程よく抽象的、柔らかめで、フラッシュバックを起こしにくいよう配慮して描いてあるのを感じる。文章の解説パートも行き届いている。 子供の当事者に関するパートが長めだけど、大人の当事者にも参考にできるポイントは多い。自分も物心ついた頃から近い状況はたくさん経験してきたので自己理解の助けになる。クオリティが高く、類書の一冊目としておすすめ。
  • 2026年3月10日
    ひきこもり処世術
    講談社のサイトで著者のお悩み相談エッセイを読んで「なんだこれ超面白い!」となってAmazonで速攻注文した。自分も仕事柄ひきこもり生活を送っているので内容には絶対共感できると思ってる(まだ読んでない)
  • 2026年3月10日
    なぜ難民を受け入れるのか
    昨年から気になっていた本で、昨日到着して少しめくっただけでも、実務歴の長い著者だからこそ書ける内容の濃さを感じる。インターネット上の嫌な言説から身を守るための一冊として丁寧に読んでおきたい。
  • 2026年3月10日
    栽培植物と農耕の起源
    自作ボードゲームの参考にしたくて買ったシリーズ。1966年の本で、今の感覚からするとなかなかな言葉や表現が散見されるが、刊行時期の雰囲気込みで読むものだろう。学際的な色の濃い本で、写真やスケッチが豊富なのも一般向け教養書としての気概を感じる。
  • 2026年3月10日
    茶の世界史 改版
    自作ボードゲームの参考にしたくて買ったシリーズ。著者の専門はイギリス経済史とのことで、前半が主にイギリスと帝国主義の話で、後半が日本の近現代史という構成になっている。さすがに初版が1980年だからか中国茶への言及はほとんどないので、あくまで西洋史として読むべきか。
  • 2026年3月10日
    ウィトゲンシュタイン〔増補新版〕
    書店で面陳されてたので&友人が慶應卒で教わったことがあるそうで、良い研究者だと聞いてたので購入。全22章中最初の3章を読んだだけでも筆者の力量の高さはうかがえる。 第一に出てきたのは「これこそ異端(オブラートに包んだ言い方)と呼ぶに相応しい。俺はこうはなれないし凡人のままでいい」という悪い意味で凡庸な感想である。が、そのくらいの距離感をもって読むほうがヴィトゲンシュタインの理解にはいいのではないか、という気がしている。入れ込むと誤読するタイプの哲学者であり、著者の飯田はその点に対して非常に自覚的であるように思う。
  • 2026年2月24日
    本を読めなくなった人たち
  • 2026年2月24日
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